テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タロ
めめだて
⚠︎微🔞
目黒side
明け方の4時過ぎ
確か舘さんと少し話して、その後は深く寝てしまったようだ
あれ…
舘さんいない…?
一瞬心がザワザワしたが、キッチンから音がしてそちらに目を向ける
時計を見ると9時半を過ぎていた
「あ、おはよう
キッチン借りるよ
あとシャワーも浴びちゃった」
「おはよう舘さん
よかった…」
「ん?なに?」
「や、なんでもない
タオルとか大丈夫だった?」
「うん
前にここ来た時とほとんど物が置いてある位置も変わってないでしょ?
お先に失礼しました」
「いいよ全然
俺もシャワー浴びようかな」
ソファから降りてキッチンにいる舘さんの元へ向かう
舘さんは冷蔵庫を除いて笑っている
「ねぇ目黒、冷蔵庫にほとんどものがないんだけれど笑」
「自炊あんまりできてなくて」
「まぁ忙しいもんね
でもこんな立派な冷蔵庫なのにちょっと勿体無い
何か作ろうと思ったんだけれどな
…あ、卵あるじゃん」
「作ってくれるの?」
「うん」
「嬉しい…」
「そんなすごいもの作るわけじゃないんだから笑」
舘さんがくすりと可愛らしく笑う
愛おしくてたまらずに後ろから抱きしめた
シャンプーの香りが微かにする
セットされていないサラサラの黒髪にキスを落とす
「舘さんが作ってるとこ見てたい…」
「シャワーは?」
「んー浴びたいけど」
「作ってるところ見てもそんなに楽しくないんじゃない?」
「好きな人を見ていたいんだよ」
「…っ!…シャワー浴びてきなさい
あと、見られてると変に緊張する」
「はーい…じゃあまたあとでね」
もう1度舘さんの黒髪にキスを落とす
風呂場へ向かおうとすると衣服の裾を控えめに引っ張られた
「?」
なんだろうと思い振り返った瞬間
頬に柔らかい感触が感じられた
「…2回もキスされたから、仕返し」
「わ….かわいい♡」
「〜〜〜っ!しないほうがよかったか…」
白い頬と耳をを紅く染めて苦笑する彼
仕返しで頬にキスをしてくれるなんて…
俺にとってはご褒美でしかないけれど
色々言うとぷんぷんしちゃうかな笑
ついニヤニヤしてしまい、彼は何かぶつぶつ言いながら俺の背中を押してキッチンから追い出した
舘さんかわいいことするなぁ
———
今日は久しぶりの丸一日のオフの日
シャワーを浴びたあと舘さんが作ってくれたブランチを食べた
俺が放っておいたエプロンもいつのまにか見つけ出して身につけていた
まるで奥さんみたいだなぁと思ったが余計なことを言うとまた拗ねたりぶつぶつ言われそうだったので、似合っているとだけ伝えた
そのあとはゆったりと過ごすことにした
仕事のこと、プライベートのこと…
普段よりもなんとなく話しやすくてたくさんお互いの話をした
今日は偶然2人ともオフでこうして一緒に過ごせている
ずっとこんなふうに一緒にいられたらどんなに幸せか
チラリと舘さんを見る
くつろげる服装のほうが良いかと考え自分の持っているスウェットを貸した
体格がいいとはいえやはり俺のサイズでは大きいため少々ぶかぶかだが
袖が余っている様子も普段なかなか見られないレアな光景だ
「なぁに目黒」
「舘さん、今日何時までいてくれるの?」
「…どうしよっかな〜」
「帰ってほしくないな」
「何か企んでる?」
「いや…うん」
「どっちなの?笑」
「できればいちゃいちゃしたい、です」
「素直だね」
「舘さんはいやですか?」
「俺だってもっとしたいんだよねぇ」
「…..」
「してみる?」
「どこまでいい?」
「”最後まで”、とかかな」
「…ベッド行きませんか?」
「じゃあ連れてって、蓮…」
「…!涼太くん…」
あなたの全てを知りたいけれど
傷つけたくなくて葛藤する
終わらないでほしい
終わらせない
終わらせないように
閉じ込めてしまいたい
……独占欲なのだろうか
あなたは今まで誰かにそのような感情を抱いたことはあるの?
聞くのが怖くて
俺が初めてだって…都合の良い言葉を聞きたいだけだから
俺は何も言わずに微笑んで、彼の柔らかいフェイスラインを撫で上げる
—”最後まで”とかかな—
彼の短く曖昧に濁す言葉が
頭の中をじわじわと侵していく
コメント
3件
切ないめめだて🖤♥️ ありがとうございます!! 続き、待ってます♡