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愛莉「ありがとうポロポロ」
…泣いている愛莉ちゃん、初めて見たかもしれない。
みのり「……あのね、愛莉ちゃん。私、やっぱりやりたい。アイドルを」
愛莉「ッでも、私はッポロポロ」
服の袖で涙を拭いながら話す。
みのり「だからね、愛莉ちゃん。一緒に、やってみない?少しずつでいいの。ゆっくり…ゆ〜っくり進もう!」
愛莉「…いいの?」
小さく震えながら愛莉ちゃんは話してくれた。
みのり「うん!」
愛莉「ッやる!私、アイドルをしたい!!また、みんなと…」
愛莉ちゃんは今にも泣きそうな顔で、それでも笑顔で、賛成してくれた。
みのり「うん、やろう。愛莉ちゃん」
「愛莉ちゃ〜〜ん!」
急にリンちゃんの声が聞こえてきたと思ったら誰かの足音も聞こえていた。
リン「良かったぁ!もう一生こないかと思ったんだよ〜!」
愛莉「ふふ、来ないわけ無いじゃない」
愛莉ちゃんに抱き着いたリンちゃんはとっても嬉しそうだった。
愛莉「ってちょっと!何泣いてんのよ?!」
リン「え?ポロポロ」
愛莉ちゃんは驚いてハンカチではなく謎の紙を渡していた。
みのり「愛莉ちゃん、この紙って何?」
愛莉「え?あ〜…それは…………何だったかしら…」
えぇ〜!?とリンちゃんと一緒に叫んだ。
愛莉「ごめんなさい。本当に忘れてしまって…なんだったのかしら…」
みのり&リン「う〜ん…?」
愛莉ちゃん、リンちゃんと一緒に首を傾げて考えるが当事者ではないので分からない。
愛莉「まぁ、帰ってから考えるとしましょうか」
みのり「賛成〜!」
そう言って愛莉ちゃんと一緒に戻って来た。
〈杏との会話編(詳しくは2話で)〉
杏『こんばんは!急にごめんね!』
みのり「いえ!私も聞きたいことがあったので!」
杏『…遥のことでしょ?』
みのり「あ…は、はい。何か知ってることってありますか?」
杏『それなんだけど私も知らないんだよね…』
みのり「えっ、そうなんですか?!てっきり知ってるのかと…」
杏『ごめんね…力になれなくて』
みのり「いえ、そんな…!わ、私、遥ちゃんに感謝してるんです」
杏『…感謝?』
みのり「はい。アイドルの桐谷遥も、高校生の桐谷遥にも」
杏『…それ、本人に言ったら喜んでくれるよ』
みのり「へっ?!そう、ですかね…」
杏『うん。だって、みのりちゃんだから組んだんじゃないの?』
みのり「私だから?」
杏『うん。みのりちゃんが、遥に「アイドルをやっても良いんだよ」って「希望はちゃんと届けられてるよ」って伝えたから遥は救われたし、MORE MORE JUMP!も出来たんじゃないの?』
みのり「い、言われてみたら…?」
杏『あははwなにそれw…まぁ、遥は思ってないんじゃない?アイドルやりたくないなんて』
みのり「…そう、ですよね!遥ちゃんはそんな事言いませんし」
杏『うん、そうだよ。…みのりちゃん。私、何も出来ないと思うけどできれば頼ってほしいな。誰にも相談できない時は』
みのり「……はい。ありがとうございます!」
杏『うん!じゃあまたね』
みのり「はい!」