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日帝(陸)Side
白い空間の中を延々と歩き続けていたら
無線機のようなラジオのような
見たことの無い機械が地面に落ちていたのを見つけた
とりあえず暇を潰せないかと色々試してみたが
多分だが正しい使い方ではなさそうだ。
数時間ほど経っただろう、この機械に飽き始めた頃
この機械から誰かの声が聞こえた
よく聞き取れなかったが、
知人の声ではなかったのは確かだ
なにかこの空間の手がかりになるだろうと
私はその機械を片手に歩き進めた
ここでは食事をすることや、 寝ることも必要がないらしい
…さすがにそれは退屈すぎやしないか。
さすがに睡眠くらいしたい気もするが…
そう思いながら下を向き歩き進めていると、
ゴンッと頭をぶつけた
☀︎「…は?」
私の前には、 先程まではなかった壁があった
おかしい。何故だ この空間に終わりなんてあったのか
いや、けど私は見た。壁などこの辺にはなかったのだ
つい取り乱しそうになるが自分を落ち着かせ
もう一度考えてみることにした
この壁は一体なんだろう…
左手で壁を触ってみたが、特に何も起きなかった
(ただの壁…?いや、そんなはずはなさそうだが…)
その瞬間、壁にひとつの扉が現れた。
だが、その扉の先は少しおかしい気がした
入ってはいけないような、禍々しい気配を感じた
私はすぐさまその扉と逆方向に走り始めた
少し扉との距離を置いたとき、扉がゆっくりと開き始めた
その先にいたのは、人間でも国でもなかった
たしかに人間の形ではあった
けれど、形以外は、ただの妖怪を模した何かだった
その妖怪はこちらに向かってくることなく
こちらをじっと見つめているだけだった
私はその光景がどうも気味が悪く感じて
1歩後ずさった、そしたらあの妖怪が
私に手招きをしてきた。こっちに来いという意味だろうか
(誰が行くかよ)
そう心の中で毒を吐く。
だが、行かないという選択肢はなさそうだ。
この空間にいても意味は無い
そして、こいつを放置しておいたらどうなるか分からない
私はその妖怪の元へ歩いて向かった
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イタ王side
伊王「あー!また負けたんね…!」
今、海くんとUNOをしていたのだけれど…
ズルしてるんじゃないか疑うレベルで強い!
海くんは勝ち誇った顔をしてる…ムカつく
UNOってもしかして…運ゲー じゃなくて
心理戦なんじゃないかと 最近思い始めてきた
たしかにioは心理戦が弱い…
…本当に心理戦だったら、ioに勝ち目は元々なかったのかも
次はもっとこっちが有利な戦いを仕掛けよう
そうioは心に誓った。
で、結局日帝はどこに居るの?
いつもみんなとUNOとかトランプとかしてるけど
もうioとナチは現世に戻れる
なんなら海くんも空くんも戻れるはず
ずっと日帝は何してるんだろう
寂しくないのかなぁ…
ioはめっちゃ寂しいけどね!!
けど日帝が来たときに寂しくならないように
みんなで待ってあげてるんだよ!
…まだ来ないのかなぁ、
ナチも多分心配してると思うし
海くんと空くんはもちろん寂しいと思うし
ioよりも心配してると思う
けど気を紛らわすためにこうやってはしゃいで
日帝が来るまでここで待ってる
こんなこと考えてる時点で
無意味ってことは証明されてるけど
あ、そういえば、天国にいる人たちの中に
友達とか家族とか待ってる人っていないのかな…
まぁそんな人少ないだろうけどさ
気になっちゃうもんでしょ。こういうのって
伊王「あ、もう夜か」
天国のあちこちにある時計の中のひとつを眺め、そう呟く
天国にも朝昼夜とかは存在して
夜になると大体みんな寝るの
寝ない人もいるみたいだけどね
ここではずっと寝てなくても死なないしね
もう死んでるからね
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文字数 1,775文字
寿命㌫(話)
虚桜真白