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『はっ…!』
「うぅ…っうわっ?!」
『大丈夫っ?!』
わたしは急いで男の子を救出した
「俺の獲物ヲォ…横取りすんじゃねぇー!!!!!」
『…っ!』
鬼は二本の角が生えていて、牙が物凄く多かった
『逃げてっ!』
「あっ…うんっ!」
「ァァァァ!!!!」
『花の呼吸!肆ノ型!』
紅花衣!
「ぐわぁぁぁっ?!?!?!」
よし!効いてる!
だけど…っ再生速度が速いっ
「手を斬った所で…痛くも痒くもないわぁぁっ!!!!」
『…っ?!』
わたしは右の頬っぺたに軽く傷を負った
「俺はァ…十二鬼月だぁ…」
『じゅ、十二鬼月っ』
師範が言っていた…っ十二鬼月は鬼の中でもすっごく強い部類って…!
でも…わたしはそんな所で怯まない!
『今まで襲ってきた小さい子達を…っ返してもらうからね!』
「そんな事させるかぁ!!!」
『花の呼吸!弐ノ型!』
御影梅!
「…っテメェっ!」
『陸ノ型!』
渦桃!
「…っ血鬼術!」
『伍ノ型!』
徒の芍薬!
「ぐわぁぁぁっ?!?!?!」
こんなに連続で技を出したの初めて…っ
だけど…!その分鬼に効いてる!
「陽斗っ?!!」
『あっ…!』
部屋から驚いた様子の男の子のお母さんが出てきた
『だ、ダメです!こっちに来ちゃっ!』
「えっ…」
「ぐへへぇ…」
「ひぃっ…!」
鬼がお母さんを人質に取った
「ひぁっ…」
『…!返してっ!』
「なんだぁ?俺に今攻撃すると…この女を切り裂く事になるぞぉ?」
『…っ』
どうしよう…っ鬼が言っている事が本当ならお母さんが…!
…よし!大変な型だけど…っやってみよう!
『花の呼吸!終ノ型!』
「…!」
彼岸朱眼!
「ぐわぁっ?!?!」
『…!大丈夫ですかっ!』
「うぅ…っありがとう…ございます…っ」
『…!そんな事ありません…!わたしも早く決断出来ていれば…』
「そんな事ないわ!守ってくれてありがとう…!」
『…!ふふっ…!ありがとうございます!』
「母さん!!!」
「陽斗…!」
「お姉ちゃん!助けてくれてありがとう!」
『えへへ…っ!それより、大丈夫だった…?ごめんね、急に【逃げろ】なんて言っちゃって…』
「大丈夫!ありがとう!」
2人共目立った傷が無くて良かった…!
それより、鬼が十二鬼月って言ってたけど…十二鬼月を1人で討伐したら柱になれる…だったっけ…
だけど…十二鬼月って…こんなに弱いものなのかな…
…!もしかしたら鬼が嘘ついてたり…!
「俺はぁ…十二鬼月だぁ…」
『…!まだ意識が…!』
「…鬼舞辻様ぁ…っまた、十二鬼月に昇格させてくださ…」
ボロボロ…
『…やっぱり嘘だったんだ…』
「花里ミノリ!鬼討伐!任務終了!」
『あっ…!遥香ちゃん!』
十二鬼月は倒せなかったけどー
2人に希望を届けられて良かった!