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好き。
好きなんだ。
桜が咲いた。
だけども僕らは行けない。
君が冷たい。
浮気してるのもわかってるんだ。
だから僕はNTRにいく。
「元貴……おかえり。」
「ん……。、」
「遅かったね。お風呂湧いてるよ。」
「……。」
昔はこんなんじゃなかったのに。、
毎日好きって言い合ったのに。
「明日遅くなるね。日付越すから。、」
「あっそ……。好きにすれば。」
「うん……。」
元貴の黒いコートから甘い香水の香り。
少しだけ濡れている髪。
事後特有の艶のある肌。
浮気……。してる。
君が起きないように外へ出る。
ピンポーン
「入って入って!」
「……。滉斗……もう無理かも、」
「っ……。大丈夫忘れさせてあげるから。」
「んあ”ぅ……ひろとぉっ……」
「涼架……僕のものになってよ。」
「んお”っ♡もどきとわかれたら……ねっ♡」
「っ……。いまは僕だけをみてよっ……。」
元貴と同じ罪をした。
気づいてもらえれば、嫉妬すると思った。
「涼架……。最近遅くない?」
「そうだね。」
「っ……。ごめんね。」
「え?」
「冷たくして。」
今更、なんだよ。
「ごめんね元貴……別れよう。」
「……。そっか。」
泣かないでよ。
もともと元貴が悪いんじゃん。
「キスしていい?」
「うん……。」
あぁでも……きっと君から抜け出せない。
僕が1番大きな罪だ。