TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する



「やめなさい!」



私の声はそれほど大きくはなかったが、夜中の静寂に響き渡った


私は生垣の影から姿を現わし、彼らに向かって歩き始めた



夜中の冷たい風がジャケットを翻し膨らませる



髪も後ろになびいていた、私は彼らの前に仁王立ちで立ちふさがった



すると途端に俊哉が笑った



「これはこれは!リンリン!どうしてわかった?ここまで来れたことを誉めてやろう」



俊哉が言う



「柚彦君を離して!」



俊哉が手下に指示する





「あの女を取り押さえろ、素直に従わなければどうなるかわかっているな!」





「あら!私が怖いの?それでは中に入ってきちんと話し合いましょうか、お金がいるんでしょ!いつだってあなたは私からお金をせびっていたわね」




まるで車の商談をしているかのように丁寧な口調で言った



俊哉は静かな怒りを表した表情を見せた、彼と結婚していた頃によく見た表情だ、今はさらに同猛性を増しているように見えた




「お前が・・・提案するのも主導権を握るのも許さない!俺の指示に従え金は持ってきたのか!」




私は肩をすくめた




「お金は持ってきているわ、先に彼の拘束をほどいて!」




俊哉は暴れて抑えられている彼を見た後、ずんずん私の方に向かって歩いてきた





復讐ジュリエット~DV元夫に復讐の花束を~

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

43

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚