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『BLACK cat school』〜スクールライフは恋と波乱!?〜
ラムリの時間 背伸びする為に
『体育祭最後の種目!借り物競走!選手の皆さんは準備をお願いします。』
そして、私の前に立つ彼。
(私…私が選ぶのは――。)
『華さん!』
『!!』
『僕はずっっと、これから先も華さんのことを好きでいます!だから……僕を選んで欲しいです!』
ラムリ私に手を差し出す。
『……。』
私の答えは決まってる。
私は彼の手を握る。
『約束だよ。ラムリ。これから先…。
ずっとずっと、私のこと好きでいてね。』
『!もちろんです!僕がずっと好きにさせます。』
『ふふ、期待してるね。』
私とラムリはゴールまで手を繋いで走り出した。
数日後。
私とラムリはデートをする為に街へ来ていた。
『ここ新しく出来たカフェなんです!華さんと一緒に来たくて!』
『かわいい…。』
『今日は僕がエスコートします!だから安心してくださいね!』
『ふふ、ありがとう。』
(よし、華さんに釣り合う男になれるように
頑張らなきゃ!)
『ご注文をお伺いします。』
『私はこのチョコケーキとレモンティーのセットをお願いします。』
『かしこまりました。』
『ん〜。』
『悩んでるの?』
『あ、い、いえ!』
(かっこよく見せるならコーヒー…だよね。
よし、これにしよう。)
『えっと、チーズケーキとブラックコーヒーのセットでお願いします!』
『かしこまりました。少々お待ちください。』
『え?ブラックでいいの?』
『はい!』
(よし、ブラックを飲んで大人な感じを見せないと!)
数分後――。
『……苦い。』
『だから言ったのに……。』
『すみません……』
『…ラムリ。コーヒー貸して。』
私はコーヒーの中に砂糖とミルクを入れる。
『これで少し飲みやすいと思う。』
『あ、ありがとうございます…』
ゴクッ。
『甘くて美味しいです!』
『ふふ、良かったァ。』
(僕かっこ悪いな……華さんに気を遣わせた……。でも次こそは!)
カフェを出てゲームセンターに向かう。
『あ、かえるのぬいぐるみだ。』
『僕がとってあげます!』
(よし、ここでスマートに取ってみせる!)
『……。』
数分後。
ぬいぐるみは中々とれず10回以上かけてやっと取れた。ゲームセンターを後にした私たちは公園のベンチで休むことに。
『ラムリなんか今日様子が変だよ?何かあった?』
『いえ、その……。』
『ん?』
『…華さんに大人な男だって見せつけたかったんです。』
『え?』
『コーヒー飲んだり……かっこいいところ見せて少しでもいつもの子供っぽい僕から…大人の僕を見せたかったんです。』
『なんだそんなこと?』
『え…』
私はラムリの隣に座る。
ドサッ。
『私はいつものラムリが好きなんだよ。いつも明るくて元気で…私にいつも笑顔をくれるラムリが私は大好きなの。だから……』
ポンッ。
私はラムリの頭を撫でる。
『そのままのラムりでいて。大人っぽくなくていいから。ねっ?』
『華さん……っ。っ、はい。僕空回りしてました。でも、華さんがそういうなら僕はこのままでいます!華さんの好きな僕でいたいですから!』
『うん。いつものラムリだ。』
私はニコッと微笑む。
『…華さん。』
僕は華さんを見つめた。
『…んっ。』
優しく唇が触れる。
『かわいい…。』
『っ…。』
私はありのままの彼が好きだ。ずっと私の好きな彼のままで隣にいて欲しい。これから先も、その先も。
𝑯𝑨𝑷𝑷𝒀 𝑬𝑵𝑫__