約 束 .

侑「」　治『』　他の人 名【】

記憶持ってる人:角名、北のみ

─角名視点─

北さんに呼ばれ、ついて行った先は校舎裏だった。

角名【…なんですか】

北【お前も前世の記憶持っとるやろ？】

角名【！…もってことは、北さんも？】

北【せやで】

よかった、やっぱり覚えているのか。

北【あの双子は多分覚えとらんやろ？】

角名【あの感じだと、そうですね】

北【やっぱりな】

あの2人が、俺らが死んだ理由。

あの時のことはもう思い出したくもない。あんな、いやな”死に方”をしたのは。

だけど、”来世”の今、何故銀島も、北さんも全員稲荷崎にいるのか。顔も同じ。なんなら、烏野とか音駒とかも同じ人達。

これは、やり直しているのか？それとも、本当に転生しているのか

まぁ、深く考えても仕方がない。今はあの二人の記憶を取り戻すことだ。

だけど、正直思い出させるかは迷った。

北【なぁ、角名】

角名【なんですか？】

北【あの二人の記憶、戻した方がええんかな？】

角名【…俺も、迷っています】

北【あんなことあったもんな】

角名【思い出して、またあんなこと起きて欲しくないんです。】

角名【けど、あの2人”約束”をしてましたし。】

角名【その”約束”を思い出させるんだったら別にいいんですけど。】

北【”あのこと”まで思い出させるんはな…】

─前世　角名視点─

またあの双子が喧嘩をしている。付き合ってるなら普通にラブラブできないのかな？？

角名【ねぇうるさいんだけど】

「『あぁ！？』」

うん。やっぱ双子だ。

「『真似すんなや！！』」

「『お前が真似しとるんやろ！？』」

「『あぁもう！』」

…いつまで続くの？これ。北さん来てくんないかな

北【…（圧）】

角名【あ】

「（ｿﾞﾜｯ」

『（ｿﾞﾜｯ』

北【何しとるん？】

「ｲﾔ､ｿﾉｰ…」

『ﾅｶﾖｸｵﾊﾅｼｦｼﾃﾏｼﾃ…』

北【…付き合っとるんなら喧嘩ばっかしとらんでいちゃいちゃすればええやろ】

「！？」

角名【き、北さんからそんな言葉が聞けるなんて…】

北【角名なんか言ったか？】

角名【何も言ってません】

いやこの人圧が強いすぎ…怖いんだけど。

「なぁサム〜」

『なんや』

切り替え早ｯ

ちなみにこの2人が付き合ってることを知っているのは俺と北さんしかいない。

─数週間後　角名視点─

ある日、双子が虐められてるところを見つけた。北さんと先生を呼んで、なんとか助けられた。

だけど、その隙にいじめっ子には逃げられた。

「（震震」

『（少震』

2人して震えている、侑なんてもっと酷い。治は多分、抵抗しようとしたけど抑えられて殴られたんだと思う。2人は殴られた跡や切られた跡も残っている。

角名【早く保健室行くよ！】

─保健室　侑視点─

ん…？保健室、？

北【目ぇ覚めたか？】

「き、北さん」

北【あの時何があったんや？】

「…」

北【…無理に話せとは言っとらん。やけど、話せる範囲やったら話して欲しいねん。】

角名【北さん、治も起きました 】

「！サム、（泣」

『ツム…？』

サム、サムや

「すまん…ｯ（泣」

『大丈夫やで、？笑』

やけど、ｯ

角名【侑、話してくれない？】

「…おん」

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はい。なんか今回も短くてすみません🙏💦ていうかまーた侑病み系を書いてしまった…wただそれ自己満で書いたから投稿するかもやけど色々おかしいと思う笑