テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
お待たせしました!おしゃべりの方読んでくれてる方結構いて嬉しいです( *´꒳`*)
あいさつでも言った通り、吉田さん関連の全てのペアに絡みがあります。
今回は明確にこのペア!というのは無いんですが次回のペアを匂わせてはいますw
第1話楽しんでいただけると幸いです。
それではどぞ!
ロケの収録が終わり、フリータイムをもらったM!LKのメンバーたちは、近くにあった遊園地へ行くことにした。
「遊園地行こうぜ!」
と盛り上がるメンバーの中で、仁人は
「俺はいいや…」
と断ろうとするが、すかさず太智が
「1人だけ行かないとか無いでしょ!」
と強引に手を引っ張る。仁人は心の中で
(遊園地行っても楽しめるものあんま無いのになんで連れてくんだよ、、、)
と思いながらも、渋々ついて行く。
絶叫系はもちろん無理。お化け屋敷も怖い。さらに高所恐怖症ときた。
メンバーたちが楽しそうにまずは何に乗ろうかと話している声を聞きながら、どうして俺を連れてきたのかと少し不機嫌になりかけたとき、ちょうど話し合いが終わったらしく、太智が満面の笑みで
「じゃあ、コーヒーカップからにしよ!」
と言った。仁人はてっきり苦手な乗り物に連れ回されるとばかり思っていたので
(俺のために、乗れるやつを考えてくれたのかな)
と少しだけ顔が緩み、まんざらでもない表情で頷いた。
コーヒーカップでクルクル回った後は、ゴーカートに乗ったり、みんなでショーを見たりと、仁人も楽しめるラインナップが続いた。 遊園地でこんなにも楽しめたのが初めてで自然と笑顔がこぼれる仁人を見て、メンバーもみんなニコニコしていた。
しかし、その和やかな時間もつかの間だった。
「次、何する?」
と楽しそうに聞く仁人に、勇斗が少し怪しい笑みを浮かべながら
「ここ♡」
と指差す先には、、、お化け屋敷。
仁人の笑顔は一瞬で消え、険しい顔つきに変わる。
「俺、無理だから…」
と断ろうとするが、勇斗と柔太朗は
「一緒に入れば大丈夫だって!」
と仁人と入る気満々。
そういえば太智も怖いの苦手だったと思い出した仁人は太智に助けを求めようとするが、着くやいなや
「俺、外で待ってるね〜」
とあっさり宣言。舜太も
「太ちゃん1人だと暇やろ?俺も残るわ!」
と満面の笑みで仁人を送り出す。
仲間だと思っていた頼みの綱の太智が、あまりに呑気に手を振っている姿にカチン。
仁人はなんとか逃れようと必死に勇斗と柔太朗を説得しようとするが、全く引き下がる気のない2人。 仁人は心の中でおもわず、
(逃げ場がねぇ、、)
とつぶやいた。
「せめて勇斗と柔太朗で俺の事挟んで!」
とお願いし、3人は勇斗、仁人、柔太朗の順に並んで入ることに。
仁人はバクバクとうるさい心臓を抑えながら2人に挟まれてお化け屋敷の暗闇へ足を踏み入れた。
読んでいただきありがとうございました!
吉田さんは大丈夫かな笑
無事にお化け屋敷から出てこられるといいですね。
それでは(o・・o)/