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璃空
3,048
8
最終形態ろってりあ
245
それはある日の事、人気俳優である山田利吉が休みで彌生の元に遊びに来た時だった
利吉
「八重姫様は本当に良い、父親を持ちましたね、私の父にもそれを見習って欲しいです」
彌生
「そうですか?、山田先生もとても良い父親だと思いますよ」
山田は今土井と共に乱太郎達のマネージャーをしていてとても忙しいが、妻と息子の利吉と仲良く
家にも前とは違って帰っていると聞いているが
利吉
「確かにそうですが、、、そうではないんです」
利吉
「父は仕事の話しないんです、、なので家では仕事はどうだ、休めているのか、、全く親子らしい事が出来ませんよ」
彌生
「仕事の話しも親子の会話だと思いますが、、」
利吉
「家でもしますか!?、普通しません!」
彌生
「は、はぁ、、」
利吉
「どうしたら、父と親子の仕事以外の話しが出来ますかね、、、八重姫様何かありませんか?」
彌生
「え、えぇ、、、」
親子の話し、、、
彌生
「そうですね、、次の休みの日に山田先生とお酒でもなんで見たらいかがですか?昔の話しでもして」
利吉
「酒ですか、、、」
彌生
「はい、私もお酒ではありませんがジュースをなんでお父さんと話してますよ」
そう彌生は来季との話しをすると利吉はなるほど、、と良い、今度の休みにしてみるか、、と言うと彌生にこう聞いた
利吉
「八重姫様、来季さんは一ヶ月後のこの日って、、何も無いですか?」
彌生
「え?、ありませんが、、、」
利吉
「お酒を飲んで話すとなると、喧嘩になりそうなので来季さんに居て欲しいんです、八重姫様も入ればその、、、大丈夫かと思って、、、良いですか?」
利吉
「勿論、来季さんと相談してから、、、」
そう利吉は言うと彌生は分かりましたと言って立ちやがる
彌生
「お父さんに聞いて来ますね、待ってて下さい」
利吉
「すきません、、八重姫様」
彌生
「いえ、、って、利吉さんまで八重姫様って呼ばないで下さい、説明しましたよね?私八重姫って名乗ってて、本名は彌生だって」
利吉
「あはは、そうなんですけど、、、八重姫様と呼ぶのがしっくりくるんです、、彌生ちゃんと呼ぶのに少し抵抗が」
彌生
「そうですが、なら仕方ないですね」
そう彌生は言うと利吉と別れ、来季のいる部屋へと向かった
来季のいる部屋へも向かい、事情を説明すると来季は良いよと言ってくれた
彌生
「良いの?」
来季
「うん、利吉くんとは前から話したかったからね、それに八重姫だった頃の彌生も知りたいからね」
彌生
「八重姫の話は黒から沢山聞いてるでしょう!、聞かなくて良いよ!」
来季
「けど、黒達からは簡単な話しか聞いてないからなぁー、、、それに彌生は俺達に言えない事してそうだし」
と来季は彌生に言うと彌生はないよ!!と言い、日にちを話し利吉の元に戻った
それを確認した、来季は彌生から聞いた日にちをメモしていると鏡夜がそのメモを見る
鏡夜
「飲み会ね、、」
来季
「な、何だよ、、」
鏡夜
「いや、利吉さん達との飲み会に行くのはこの日なのかと思ってな」
来季
「何だ、その日なんかあるのか?」
そう来季は鏡夜に聞くと鏡夜はいや、と言う
鏡夜
「久しぶりにゆっくりできるから良いなと思ってな、京和達は環達が見てくれると言っているし、久しぶりに一人で休める」
ゆっくり?、、、そう言うわれた来季は確かにと思う、最近は京和達も怪異の血と鬼怪の血なのか分からないが成長が早く、ハイハイなどができるようになってきた、それで鏡夜は疲れているのだ
来季
「そうか、なら俺達もゆっくりしてくるよ」
来季
「ゆっくり休んでろ」
と来季は言って鏡夜と京和達の世話をした
続く
コメント
1件
うわ、第157話、すごくじんわり来ましたね。利吉さんが「仕事の話しかしない親子関係」にもどかしさを感じてて、でも彌生さんが「仕事の話も親子の会話だ」ってさらっと言うところ、なるほどなって思いました。そしてお酒を挟んで話そうとする提案、しかも來季さんも巻き込むってのが利吉さんらしい不器用さで微笑ましかったです。最後の鏡夜さんの「久しぶりに一人で休める」も、子育てのリアルな疲れを感じさせて、こういう日常の一片がとても好きです。