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夢幻病
第一段階
気づかない。
夢幻病にかかってることがわからない
第二段階
唐突に症状が出る。
症状は目、耳のどちらか第三段階全身に出る。
そのため、ほとんど寝たきり状態になる
ただ、体+耳、体+目となったり、
第三段階で第二段階の症状がなくなり、体だけ夢の中にあり動けない
第四段階ずっと夢の中に閉じ込められ、患者は眠ったように死んでしまう。
発症原因:不明
治療法:芸術に触れる
その症状は突然始まった。
目が、囚われた。
耳は通常通り聞こえる。
目の前には、明るく全てがお菓子で出来た世界が広がっている。
薫「起きてる?楓(かえで)ちゃん」
楓「はい、起きてます。」
薫「どんな感じ?」
楓「目の前にお菓子で出来た世界が広がってます。」
珀斗「可愛らしい夢だね〜」
楓「あはは、昔からの夢なんです。お菓子で出来た世界に住んでみたいって」
薫「夢を抱くのは良いことよ、人間は夢を見ることにより、癒しを得ることもあるから、どっかの研究者みたくなっちゃダメよ」
珀斗「それを本人の目の前で言うのはどうかと思うよ?」
薫「あら?あなた人だったの?」
珀斗「それはただの悪口だね…」
楓「ふふ、目が見えてたらお二人の顔を見てみたいです。」
薫「そうね、早くこれが治療法を見つけることを願いましょ」
珀斗「もういいや」
楓「先生、諦めちゃダメですよ🤭」
珀斗「そうだね、それじゃあまた後で」
珀斗「進捗は」
薫「順調よ」
珀斗「わかった、それでは今から始める。」
2人は、診察室の奥の部屋へと進む。
そこには機械と眠りに着いた1人の少女の3人だけだった。
珀斗「ごめんな、涼杏(すず)もう少しだけ待っててくれ…」
薫「あと少しで、見つかると思うわ」
数日後
珀斗「楓はどう?」
薫「計画通りに第3段階に移行して、今では寝たきり状態」
珀斗「わかった、明日には第4段階に駒を進めよう」
薫「もう少しで、涼杏が…」
次の日病室には、心電図の音のみが響き渡る。ピッピッピッピー心電図の波が止まる。
珀斗「残り8人」