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3 - 朝菊/朝チュン話

♥

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2025年06月11日

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朝菊/朝チュンする2人/じじまゆ匂わせ要素🐜




「…………」

昨夜の記憶がない。正確に言えば、パブを出た後の記憶が。なぜ俺はここホテルにいる?なぜ服を着てない?

なぜ………


隣で布団にくるまっている黒髪を再度一瞥した。あぁ、見間違いでも幻覚でもない。己の見知った同僚の髪、そのものだ。白いシーツに散らばった細い黒髪をじっ、と見つめながらそう悟る。まだ、彼がもう1つのベッドに横になっていれば良かったものの、何故おなじベッドに入っていたのだろうか。目が覚めて、己以外の体温を感じた時思わず間抜けな声を上げそうになった。が、すんでのところで飲み込んだ。英国紳士、なので。

そんなアーサーの苦悩を知らぬまま、菊は幸せそうな寝顔を浮かべていた。起こすのもアレなので、できるだけ動かないように抜け出そうとした。しかし、上手くは行かないもので。

「…ん……あれ、…あぁ…………」

アーサーの苦労も虚しいか、菊はぱちりと目を開けた。菊は、どこかの誰かとは違い昨夜の記憶ははっきりしているようで、アーサーの姿を見ても驚きはしなかった。目元を擦りながら、彼はゆっくりと上体を起こす。

「……おはようございます…」

「あ、あぁ…おはよう……?」

と、おぼつかなく挨拶を返すアーサーに疑問を抱きながらも菊はベッドから足を引き抜き、カーペットに置いてあったスリッパに足を入れた。そうして、半端に開けられていたカーテンをしっかりと縛り、窓を少しだけ開けた。

「…あぁ、暖かいですね……。日本は最近異常気象が多く、もう暑いところもありますから…羨ましいです」

隙間から流れてきた風にそう感想をこぼし、菊は目をゆったりと閉じていた。そういった行動から分かるように、アーサーが菊と同じ部屋にいるのも、同じベッドにいたのも、どうやら彼は事情を知っているらしかった。

ひとまず、はっきりさせよう。息を飲み、覚悟を決めて口を開く。

「…あのさ、菊……。俺らって…」

「あぁ、そういえば…、アーサーさん、お体になにか大事はないでしょうか」

そして、こてん、と可愛らしい素振りで首を傾げた。彼の言葉が頭のなかで反響する。”体に、大事がないか”?。ぐわんぐわんと頭が揺れて、まるで殴られた後のように視界がハッキリしない。こんなこと、フツー聞かないだろ。なあ、こんなのってない。俺が上ならまだよかった。でも、俺が下なのか?腰がズキズキと痛みだしたのはおそらく気のせいだろうが、そう思うと仕方なかった。

”俺、昨日菊と寝たんだ。それも俺が下で”

衝撃的な結論が今、提出される。思わざるを得なかった。記憶があれば、これがタチの悪い嘘であるか確認できたのに、無いものには本当だと信じることしか出来ない。ご丁寧にも水をコップにいれて、菊はこちらへ手渡してくる。……うわ、なんか菊がかっこよく見えてきた。

「ふふ、昨日は盛り上がりましたからね。大変でしたでしょう?」

「……あー、うん…うん?」

「ご無理はされないよう言いましたのに…」

「ウン…」

彼から零される言葉が、今は全て爆弾だった。口を開く度、アーサーが菊と寝たことの立証に繋がっていってしまう。小さく頭を抱えながら、どこかで諦めたアーサーはふと零した。

「……責任、取ってくれ」

「はい?」






朝→酔っ払い。菊とは寝てない。パブで盛り上がっちゃって脱ぎかけたので、本田が回収して、そのままホテルへ。全裸なのは朝本人のせい。一緒のベッドにいたのは、朝が勝手に潜り込んだだけ。

勘違いはやまず、これから菊見る度なんかドキドキしちゃう朝カワE〜


菊→苦労人。朝とは寝てないしそういう目で見てすらない。朝回収して、寝かせて、事後(嘔吐)処理もした人。えらE〜

これから朝に付きまとわれる

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