2分後・・・
ギュ
僕「?!」
すばるの方を見ると、信じられない行動をしていた。
(僕と手を繋いでいる?)
恋心で手を繋いでいるのか手を温めるために手を繋いでいるのかが分からなかった。
でも、そんな事は気にならなかった。なぜなら、恋をしたすばると手を繋いでいるからだ。
次の日から、たまに僕はバスで首から上をすばるの方に出すことにした。
首から上を出すと、すばるも安心したように僕で遊ぶようになった。
首を触るようになったり、頭をくっつけるようになったり、ほっぺを引っ張ったり、頭を撫でられたり。
僕は嬉しかった。なぜならドMだかr(((((((。
すばるが触る時、僕が、「シャー」というと、少しびくっとなる。
またそこが可愛かった。
数日後・・・
僕はついに勇気を出して聞いてみた。
僕「好きな人居る?」
と聞く。
すばる「・・・・・・居るよ」
(居るんだ)
僕「だ、誰?」
すばる「えぇー、教えるの?」
僕「教えてっ?」
すばる「絞ると、まずは6年男子が好きで、6年男子は6人居る。晴人は他の人と付き合ってるでしょ?累はいとこだから無理で、光輝は不登校。となると3択よ。」
僕「末利(まつり)君と増家(ますか)と僕(まさと)か」
すばる「うん。当たる確率は33.333333…%ね。」
僕「で、この3人の中の誰なの?」
すばる「・・・まっちゃん」
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