注意
ご本人様無関係
zmemメインのお話
地雷さん回れ右
軍パロ
それでもいいよって方はどうぞ‼️
em side
zm「エミさん!なに食いたい?」
ゾムさんは私に向かってそう言った
何を食べたい?と聞くわりに、ゾムさんの手にはしっかりりんご飴が握られていた
em「もう、買ったんですか、、、私は何でもいいですよ」
私がそう答えると、ゾムさんはまた、ピューッっと行ってしまった
em「ゾムさん!、、、もう、、、」
仕方なく、ゾムさんの背中を追いかける
mob「あれ、見て!」
mob「すげぇ」
mob「ママぁ、こっちこっち」
mob「10年ぶりだなぁ」
周りのかたたちが口々に叫ぶ
皆、上を見ているようだった
私も、同じように上を見上げる
そこには、無数の星が輝いている星空だった
em「きれい、、、」
うっすらと、流れ星が流れる
私は慌てて手を合わせ、祈った
『毎日平和が訪れますように、、、』
居酒屋のおっちゃん「兄ちゃん、ここらじゃ見ない顔だが、観光客かい?」
急に話しかけられ、声が裏返ってしまう
em「はい?」
居酒屋のおっちゃん「驚かせてすまんな、この星空、綺麗だろ?」
そう聞かれて私はうなずいた
em「とてもきれいですね、、、さっき、10年ぶりと言っていた方がいましたが?」
居酒屋のおっちゃん「あぁ、そのことか。この星空はな、10年に1度訪れると言われているもんなんだぜ。」
10年に1度
なかなか見れない、貴重なものなんですか、、、
居酒屋のおっちゃん「この星空が訪れたとき、幸いなこと、また、不幸が一気に訪れるっていうやつなんだ。俺たちは、この星空に感謝しないといけねぇし、恨むこともあるんだ」
そうなんですか、、、
居酒屋のおっちゃん「急に話しかけて悪いな。俺の店、すぐそこやから、来てくれよな。ほな!」
そういって、去ってしまった
あの方は、幸せを見るんだろうな、、、
おそらく、不幸というのは、書類を盗まれるということだ
今から私たちが行う任務のこと
でも、、、私たちは、書類を盗めた代わりに、なにか不幸なことが訪れる、、、
そう考えると、背筋がゾワッと凍ったように感じる
em「今はゾムさんを追っかけねば!」
私は、ゾムさんを探し始めた
zm side
俺は、エミさんの分と俺の分の焼きそばを買ってきた
zm「エミさん?どこ行ったんや?」
em「ハァハァ、、、ここにいたんですね」
息を切らしながらエミさんがそう言った
俺を探してくれていたんだろうか
zm「はい、焼きそば買ってきたで」
俺は、エミさんに焼きそばを渡す
em「ありがとうございます!ところで、、、ゾムさんはこの星空見ましたか?」
エミさんがそう言って上を指差す
zm「うわぁ、、、」
満点の星空
流れ星も流れてる
10年前に見たものと一緒や
あのとき、俺は、この星空のうわさどおりに幸せと不幸が訪れた
幸せは、俺の出世
この国の総統に気に入られた
不幸は、、、
俺の手で、何万人の命を殺めている、、、
この星空を見たことは、またなにか訪れる、、、
もう、裏切りたくない
エミさんたち我々国の人を誰一人と殺したくない
『俺の手によって不幸が訪れませんように』
コメント
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ゾムさん....😭