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僕はここから出て母を探しにいかなくちゃいけない
絶対に何処かで生きていると何故かそう思った。
「あの…僕はここから出たいのですがどうすればいいですか?」
「この空間から出るには一定以上の魔力と六属性の魔術が必要なのです」
六個の属性とは火、水、風、土、光、闇
「僕には魔術の適性はあるのですか?」
「それはもちろんありますよ、あのお二人の子供ですからね」
「でも僕はまだ六歳なので魔術を使うだけの魔力がないと思います」
「あれから十年が経っていますから」
「そんなに時間が経っているのですか」
「それじゃ僕は十六歳…」
「すみませんこんなに時間が掛かってしまって」
「ルベアル様が謝ることじゃありません」
そうかあれから十年も経っているんだ
母は無事だろうか
「ルベアル様僕に魔術を教えてください」
彼女はとても嬉しそうに
「はい よろこんで」
「それでは最初に私の力を少しばかり差し上げます
目を閉じて、私に背中を向けて」
彼女が僕の背中に触れた途端とても暖かくて優しい魔力が流れ込んできた
「目を開けてください」
僕は恐る恐る目を開けた
そこにはとても広い草原が広がっていた
「振り返ってみてください」
僕は彼女の方を向いた
すると彼女の後ろにはとても巨大な美しいお城が立っていた
「見えましたか?」
「はい 突然ルベアル様の後ろにお城が」
「貴方がきた時にはずっとありましたよ」
「でも僕には真っ暗にしか見えなくて」
「この空間は私が作り出した世界私の魔力を持たないものは暗い空間にしか見えないのです」
僕はとても驚いた
「ルベアル様は凄いです」
彼女は頬を赤らめとても嬉しそうにしていた
「さぁ城の中に入りましょう、私の仲間たちを紹介します」