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f.「あれ…もしかして…」
w.「どうしたんですか?」
f.「しゅ…終電早くない?」
w.「まぁ田舎だし…」
f.「ど…どうしよ…ここから歩いて何分かな…」
f.「2時間くらいある…」
w.「タクシーでも乗る?」
f.「お金持ってきてないよ…」
w.「あ…タクシー…!」
キキッ
運転手「はい」
w.「〇〇駅まで」
f.「ちょ…ちょっと…!」
運転手「はい!」
運転手「はい着きました…お会計3750円です」
w.「はい、」
運転手「ちょうどですね有難うございました」
f.「わ…若井くん…?」
w.「どうしました?」
f.「いや…だってタクシーのお金…」
w.「大丈夫ですよ別に」
f.「ええ…」
w.「あと…家まで送りますね」
f.「え…?」
w.「最近、ここら辺物騒なんで」
f.「あ…うん…」
??「チッ…誰か連れてやがる…まぁいいか
所詮高校生…」
ガシッ…
f.「ん”ッ…んぅ”ー!」
w.「!!」
f.「逃げッ…て…」
バコンッ (殴
?? バタン
w.「ふぅ〜…」
?? ……
w.「f.先輩?」
f.「…泣 ありがと…」
w.「( T_T)\(^-^ )」
w.「……よし…」
w.「じゃあ…また今度」
f.「今日はありがとうね…先輩なのに…」
w.「大丈夫です!じゃあまた! 」
f.「はい…!」
翌朝
ガタンゴトン…
w.「………」
降りよう
前日の事件のおかげで若井くんは有名になったみたい。
♀「ねぇ若井くん陽キャでイケメンで
かっこよくない!?」
♀「うんうん!わかる学校のイケメンって感じ!」
♂「おはよう滉斗…あ…間違えた!」
♂「学校のイケメン王子様?」
w.「え?なにそれ」
♂「え?そうやって言われてるよ?
だって、他の学年でも言われてるよ…?」
w.「なんだそれ…」
♂「まっ!頑張れよ?」
w.「はい…?」
昼休み
w.「ん〜…疲れたぁ…」
♀3年生「あの!若井滉斗くんっていますか?」
w.「あ…はい!」
♀「ちょっと廊下に来てください…!」
なんだこれ…女の子の集団…?
w.「え…え〜と…」
♀「この中で付き合うなら誰ですか!?」
w.「は…はい?」
w.「どういうこと……?」
ぎゅッ…
f.「大丈夫?」
w.「あ…先輩?ありがとうございます…」
f.「あれ!?若井くん!?」
f.「はぁこれだから学校のイケメン王子様は」
w.「はい?先輩もですか?」
f.「だってそうなんじゃないの?」
w.「でも俺好きな人いるんで」
f.「え……あ…そうなんだ、」
w.「はいあいつらを好きになることは100
ないです 」
f.「そ…っかぁ」
w.「そういうば久しぶりですね!」
f.「そ…そうだね」
w.「今日こそは部活きてくださいね…?」
f.「行く〜!」
w.「はい!まってます!」
放課後 -f.r. side-
f.「あ!りんごの所行かなきゃ」
f.「りんご〜…聞いて?」
f.「好きな人にね好きな人がいるんだって…」
f.「僕どうしよう」
スリスリ
f.「慰めてくれるの?」
f.「僕男の子好きなんだけど変かな…?」
スリスリ
f.「変だよね…そうだよね」
バシッ
f.「いたっ…変じゃない?」
スリスリ
f.「そっかーよかった…」
w.「せ〜んぱい?」
f.「わっ…」
w.「先輩…男の子の好きな人いるんですね」
f.「えっ…聞いてたの!?」
w.「はい笑」
f.「くぅ…//恥ずかしい!」
w.「最近来なかったのはこれですか?」
f.「別にりんごに相談してたわけじゃないし」
w.「ふふッ…かわいいですね」
f.「は!?うるさい!先輩舐めてるでしょ!!!」
バンッ 壁ドン
w.「学校のイケメン王子様のことも
舐めないでよ?」
f.「はい…?!/ /」
w.「俺、なんでもわかってますよ?」
f.「えっ…//」
じゃあ僕がw.くんのことが好きなのことも…?
w.「先輩安心してください
俺も好きな人男の子なんで」
f.「は…はぁ…、」
w.「とにかく…俺のこと舐めないでくださいね?」
f.「はい…//」 目逸
クイッ 顎
w.「俺のことちゃんと見て?」
f.「へッ…//」
w.「照れてる笑」
w.「俺の恋愛対象は先輩だけなんだから…ボソッ」
f.「へっ!?…//」