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「…俺の先輩?」
剣持「うん。そう。琥珀もちゃんと挨拶できて偉かったね」
そう言って剣ちゃんは俺の頭を撫でた。
「ふふっ。でしょ?」
剣持「っぐ…可愛すぎ…」
褒めてよ。と微笑むと、剣ちゃんは上を向き、口元を抑えながら、ボソッと何かを言った。
「なんか言った?」
上向いて口抑えてるからよくわかんなかったけど…。
剣持「いや、何も言ってないよ」
…明らか何か言ってたけど、まぁいいか。
「そっか」
引き続き案内が進んだ。
剣持「あ、ここだよ」
「ん。道案内ありがとう」
剣ちゃんは頭を撫でてから、俺は会議室の中に入った。
…やっぱり頭撫でるの癖なのかな。