こんばんは〜Mです!今回は珠那様のリクエストに応えていきたいと思います。大変遅れて申し訳ありません…最近はプライベートが忙しくてあまり書けて無いですね。こんな私でも1人でも推してくださってる方がいるのであれば、私はその1人の方の為だけにでも頑張ります!ではそろそろ雑談は終わりにして本編に移ります、どうぞ!!
どうして私には才能が無いのだろうか。人は誰にでも何かしら才能がある。運動、勉学、料理、歌唱、話術…努力すること、私はそれらのどれにも当てはまらなかった。だからだろうか?母はもう私に期待しなくなった。
最初の頃は母は私に対してとても厳しかった。休むことなど受け入れられなかったし、弱音を吐くなど許されなかった。
日帝 「何故こんな事もできない!?何度言ったら分かるんだ!この場合はこうしろと言っているだろ!!」
日本 「はい。」
日帝 「日本、お前は本当に………」
その後言われた事はもう覚えていない。きっとあの時、私の記憶が欠落するほどの暴言を言われたのだろう。
ついに母の視界から私が消えた。母は私を置いて何処かへ消えた。すると今まで黙っていた国民が表白した。
民 「これからどうするのよ…日本様がこの国を守ることが出来るとは思えないわ。」
民 「日帝様は逃げられたしな…あの方は強く、勇敢な方であったのに日本様は……。」
民 「こんなんじゃ世界についていけないぜ、こんな役立たずを置いて日帝様は何処に消えちまったんだ。」
…そんな事は分かっている。私には母上ほどの力も無ければ度胸もない!何故、何故…こんな事を言われなければならないんだ?どうやったら彼奴らを見返すことが出来る?どうやったらこの憎しみは消える…!?誰か私の力を認めて…私に頑張ったねって…偉いねって言って…………
私を見て!!!
アメ 「俺と来る気はないか?」
日 「えっ…?」
アメ 「俺の為に働いて俺の為に人を殺すんだ、勿論Noなんて返事は受け付けない。断ったその時は…分かるな?」
日 「…ます。」
アメ 「あ?」
日 「貴方に尽くすことを誓います。」
どういう訳で承諾したのだろうか…その時の私は大分狂っていたようで、明らかに危険な人なのに私を認めてくれるのは…見てくれるのはこの人しか居ないと思った。だってほら…貴方の目には私がいる。私を見てくれてる!あの人が叶えてくれなかった私の想いを、この人は叶えてくれる…。信じてる、貴方は…私を捨てないと。
現在
日 「私って昔はとてもイカれていたんでしょうね。」
ドイ 「何だよ急に、しかも今の姿でそんな事言われても困るぞ。」
日 「如何してですか?」
ドイ 「死体を片手に服が血で塗れてるから。」
日 「おっと、本当ですね。アメリカさんからプレゼントされた折角のネクタイが台無しです、此奴のせいで。」
ドイ 「お前まじでアメリカの事好きだな。」
日 「そりゃあね、世界中のどこを探してもあんなイケメン見つけられませんよ。」
ドイ 「なんでそんなに彼奴のこと好きなんだ?」
日 「…恩人なんです、彼しか考えられません。」
ドイ 「なるほど…さて、そろそろ片付けるぞ。次の仕事に遅れる。」
日 「忙しいですね〜暗殺者って。」
ドイ 「他人事みたいに言うなよ、お前だってそうだろ?」
日 「そうですけど私はドイツさんほど野蛮じゃありませんから。人が死にゆくのを見ながら興奮するようなサイコパスじゃ無いんですよ私は。」
ドイ 「…。」
日 「どうしました?」
ドイ 「いや、なんでもない。」
日 「そうですか…じゃちゃちゃっとヤっちゃって帰りますか!」
ドイ 「あぁ。」
ドイ (血は抗えないのか…。)
次回、ドイツ篇
『続』
コメント
12件
イイな...レベルの高い文章見てると自分の筆も進むわぁ
M様の小説って本当にクールで粋ですわ〜✨ 日本とドイツの会話がどことなく不穏で、小説の雰囲気作りがとにかくお上手過ぎます!!!! るんるん日本さんしれっとドイツディスってるとこ大好きです🥹🫶💕 続きが気になりすぎますが、無理はなさらないでくださいね!反復横跳びしながら待ってます!
いい夢見れるわありがとうございます。成仏