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第10話 Kuroniya 前編
はあ…
静かな室内に、ため息が響く。
閉店後のクラブでヒロは、あの日のことを思い出していた。
確かに、Kuromiyaーーうりさん、はまた来ると言っていた。
身請けしたいとも、言っていた。
嘘だ。きっと。分かっている。
でも、嬉しかったんだろう。
ふと控え室のテレビを点けると…
「大人気モデルKuromiya 女優と熱愛か」
思わず息を呑んだ。
勿論、嘘の可能性だって…ある。
ヒロ)……あれ、っ。
ヒロの頬にあついものが伝う。
涙だった。
自分なんて大切にされる訳がないのに。
勝手に期待して、傷ついて。
馬鹿みたいだ。
その女優は、誰もが綺麗という容姿で、どうみても俺よりもお似合いだった。
見たくない。
ヒロ)ッく、はッ…あぅ、ひッ…グスッ…
とにかく夜の闇に消えてしまいたかった。
荷物を掴んで、店の外へ飛び出す。
外は雨が降っていた。
ヒロ)あ、はッ…運、悪…
涙がバレない。見えない。なんならラッキーかもしれない…?
傘もささずに歩く俺を訝しげに見る人々。
そんなのどうでもいい。
誰かが俺の手首を掴んだ。
俺…しぬ?
もう、どうでも、いいかな…
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第10話 Kuromiya 前編 終
どうなってしまうんでしょう!?笑
急なurhr編ですみませんね…笑
ではまた、次回お会いしましょう!
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コメント
3件
えええっ!?!?😭💔💔 ヒロが…ヒロが泣いてる…!!! 雨の中飛び出して、もうどうでもいいやって…そんな、見てて胸がギュってなったよ…。うりさんの熱愛報道が本当かどうか分かんないのに、信じたくないのに涙止まんないヒロの気持ち、めっちゃ伝わってきた…「自分なんて大切にされるわけない」って思っちゃうの、切なすぎる😢 でも待って!あの手首掴んだの誰!?まさかうりさん!?次回が気になって夜しか眠れないよ…!!続き早く読みたい〜!!🔥