テラーノベル
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つづき。
白🍌と☃️
※ご本人様無関係
※作者の妄想消化物語
※SNS含むシェア🆖
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ーーーーーEpisode4【痺れ】
コンコンコンッ…ーーー
「……んぅ~ーーー……ふぁ〜〜い……」
誰やぁ…こんな朝早くから……僕のこと…起こすん…わぁ……
眠たい目を擦りながら身体をのそりと起こしてから
扉の方に向かって返事をするとゆっくり扉が開いて
顔を覗かせたのはオンリーやった……
「おはよう、おらふくん」
「ん〜……ぉはょぉ…オンリー………ふぁ〜〜」
オンリーは「入っても大丈夫?」ってわざわざ聞いてくるんよ
ホンマに律儀やねぇ……ふぁ〜〜〜〜……
「ふふ、まだ眠そうだね…笑」
「…〜ぅ…ぅ…〜〜ん」
「朝ごはん出来たけど食べれそう?」
「…んーー…ご、はぁ…ん?」
「うん」
「たべる……ます」
コクリ…コクリと首が動く
ご飯食べたいし…目を覚まさなぁ…ん〜……
ゆっくり目を開けてぼーっとしてると
ギシッ…とベッドが少し揺れた
(ん〜??…なんやろぉ………??)
「寝癖…凄い付いてるね」
サラッと僕の頭を撫でてくれる優しい手…
この触り方は
「ん〜…おんりぃ??」
「……なぁに?おらふくん」
あぁ、おんりーやぁ…
おんりーの優しい手ぇやぁ…
「ふふふ…おんりぃの手ぇ…気持ちえぇねぇ…」
「……ッーーー」
頭を撫でてくれる手に僕も手を重ねて
ゆっくりと……いつもみたいに僕の頬に持ってきた
「ふふ…おんりぃ…………」
おんりーの手のひらは気持ちよくて
ずーっとこうしてたい…
にしても…
なんや…いつもより…少しひんやりしてる……気がすんねんなぁ………
「なんや…おんりぃ、今日は……いつもより、ひんやり……」
おかしいなぁと思って
頭が少しづつ覚醒していって
ぼやけた世界がはっきり見えてくる…
あれぇ…おんりーって髪…白かったけ??
ちゃうよなぁ〜…目ぇの色も…なんか…ちが…ーーー
ん??まてよ…昨日、僕……
大富豪おじいちゃんの別荘に泊めてもらって…………
「…おらふ…くんーーー」
「…ーーーーーッ?!?!!?!」
バッチリ…目が覚めたッ
そうやん!!僕…泊まって…それからッ……これは
「オ、オ、オンリーーーー!?!?」
「……おはよ」
「ッ!!お、おは、え、と、おはよッ…あっ!、えっと」
「おらふくん…その、手…離してもらえる?かな…」
「へっ?!手?!……手ッ…ぁぁあ!!!!手ね!!!手!!!」
パッと手を離して…僕の頭の中は大パニックだった…
なんてことをしてしまったんやッ!!!僕は
寝ぼけて、おんりーかと思っていつもの癖でッーーーー
やってしまったぁぁぁあ…よりにもよって、オンリー相手に僕は何してんねんッ!!!!!
うぉおおおお…ーーーー
叫びたいけど声に出すとうるさいから
必死に心のなかで叫ぶと
それを見ていたオンリーが「朝ごはん食べる?」と気を使って
もう一度聞いてくれたんや…
「…ぅっ…うう…食べますッ……ーーー!」
「じゃぁ、支度できたらおいで待ってるから」
「…は、はい」
バタンッ…ーーーー
扉が閉まって…一人の空間
僕の顔は熱くてもう…恥ずかしさでいたたまれなくなった
「あかん、穴があったらはいりたぃぃッ」
ーーーーーーー
時間は少し巻き戻って…
ー昨日の夜ー
夕飯も終わって少しした頃…
「ねぇねぇ、オンリーくん」
「はい?」
「わし、珈琲飲みたいかも」
「…飲み過ぎは良くないですよ」
「駄目かのぉ??」
「…はぁ〜…全く、眠れなくなっても責任は取りませんからね」
ーありがとう〜、出来れば甘めでよろしく〜!ー
バタンッ…ーーーー
扉が締まり切る前に言われた旦那様の言葉…
「甘めねぇ…」
もう夜も遅いのに…まだ、仕事をする気だろうか
あまり無茶をしないで頂きたいが…止めた所で無理だろうな
(折角ならオレも頂くか、まだ少しやりたい事もあるし……)
…あ
「そうだ、おらふくんにも聞いてみるか」
コツ、コツ、コツ…ーーーー
オレの足音が響く廊下
ここまではいつもと変わらない日常の音だ
ただ、今日は少し違った
『はははっ!!それでなッー!!!』
客室のエリアに入った途端聞こえる
賑やかな声
(おらふくん…誰かと電話中かな)
とても楽しそうな声が扉の向こう側から聞こえる
何を話しているかまでは流石に分からないけど
(邪魔したら悪いな…)
くるり…と方向を変えて厨房に向かおうとしたら
『でな、おんりー!!』
「…ッーーー」
帰ろうとした足がピタリと止まる…ーーー
一瞬、オレが呼ばれたのかと思ってびっくりした
名前が聞こえとき、ドキッ…と跳ねた心臓
その後も聞こえてくる、おらふくんの『おんりー!』という声に
オレ宛じゃないと分かっているのに少し嬉しくなる自分がいる
とても不思議な感覚だ
おらふくんの声は本当に楽しそうで、オレは少しだけ通話相手の『おんりー』が羨ましく思えた…
ーーオレのことも呼んでもらいたいなーー
そう思ったら自然と手が動いていて
コンコンコンッーーーー
思わずノックをしていたーーー
ーーーーーーー
オンリーから『お茶を淹れるけど一緒にどうですか?』とお誘いを受けた、 おんりーと話をして丁度喉も乾いとったから
快く『行く!』と返事をしたら
オンリーは少し驚いた顔をしてた
「はい、どうぞ」
「いただきまー…」
差し出されたのは、甘い香りのするホットミルク??
「あれ?珈琲とちゃうの??」
「寝る前の珈琲は、眠れなくなりますからね」
「あ、そうか」
言われてみればそうか…
僕、夜更かしとか慣れとるし、つい夜に珈琲とかエナドリとか飲んじゃうから
その考えは思いつかんかったなぁ〜…
差し出されたホットミルクを一口飲むと、熱くなく温くなく…丁度いい温度でほんのり甘くて凄く美味しかった…
「おいしぃ…」
「それはよかった」
「オンリーは飲まへんの?」
「オレは旦那様の分を届けたら頂こうかと」
「あ、おじいちゃんもホットミルクなん?」
「いえ、まだお仕事をされるみたいなので珈琲を」
「そっか」
お湯を注いでモコモコと膨れるコーヒーの粉
部屋いっぱいに広がる珈琲の香りに、えぇなぁ〜って思いながら
ゆったり流れる時間を楽しんだ
「…では旦那様に届けてきますね」
「うん!…あ、オンリーは珈琲飲む?それとも、ホットミルク?」
「??…オレは珈琲を飲もうかとまだ少しやる事があるので」
「分かった〜」
小さなトレーに珈琲とお菓子をのせてオンリーは「直ぐに戻りますね」と言って部屋をあとにした
その姿を見送った後
僕は戸棚からマグカップを取り出した
「確か…これ、使ってたよな?」
お湯を温め直して
ゆっくりと注ぐ
「ええ香り…どこの豆使ってるか後で聞こう」
ポタッ…ポタッ…と落ちる珈琲を見ながら
適量まで注ぐと丁度オンリーが帰ってきた
「おらふくん??」
「あ!オンリー、丁度オンリーの珈琲入ったよ」
「え、オレの?!」
「……あかんかった??…かな…」
首を横に振ってオンリーは「ありがとうございます」って…
僕が淹れた珈琲を受け取ると
向かいの席に座るオンリー
一口飲んだら「美味しい」と言ってくれて
凄く嬉しかった
「…そうや!なぁ、オンリー」
「はい?」
「あ、そのさ…オンリーが嫌やなかったら、敬語やなくて…普通に話さへん??」
「え??」
「いや、その…友達になりたいし、敬語やとなんか距離感じるっていうか……その、あかん?」
「……」
「無理にとは言わんのよ、その、出来ればって思っーー
「旦那様の前以外なら」
「え??」
「旦那様の前以外なら、敬語…やめようか?」
「ほんまに?!」
「うん」
ーーーーーーーーー
昨日の夜から旦那様の前以外は敬語をやめよう…
そう、おらふくんと約束をした
そんな約束をした次の日の朝
朝食も後少しで出来上がるから少し早いけど
おらふくんと旦那様を起こしに行こう
そう思ってまずは旦那様の元へ
ノックをする前に扉が開かられて
おはよう、と挨拶をされた
朝食の用意が整ったことを伝えると
ニッコリ微笑まれ、おらふくんを起こしてきなさいと言われた
その言葉に頭を下げ
部屋をあとにするとそのまま彼の部屋へ
コンコンコンッーーーー
ノックをすると聴こえてきたのは
寝ぼけた声
扉を開けて中に入って良いか確認すると
ポヤポヤした声で
「ぇえ〜よぉ〜…ふぁ〜〜〜〜〜……」
朝ごはんが出来たことを伝えて
食べるか聞くと、寝ぼけた返事で食べると帰ってきた
目を擦りながら…
時折コクリ…コクリ…と船を漕ぎ
ふぁ〜…とあくびをする
ふらふら、ゆらゆらするおらふくんがとても可愛らしかった
(…にしても、寝癖があっちこっちに跳ねてるなぁ)
右に左に後ろに前にピン、ピン、ピン…と跳ねている寝癖たち
(手櫛で落ち着くかな?)
そう思ってオレはおらふくんの居るベッドの隅に腰掛けた
ギシッ…とスプリングが鳴って
おらふくんがオレの方を振り向く
目はうっすら開いているけど
殆ど閉じた状態だ……
寝癖を直そうとそっと頭に触れた
数回手櫛で髪の毛を絡めながら撫でていると
気持ちがいいのか…おらふくんは「ふふふ」と照れながら笑って
「おんりぃ」と、名前を呼ばれたが
ぁあ…これはオレの事じゃないな…それは直ぐに分かった
分かった上でオレは
「なぁに、おらふくん」
と…返事をしてたら
「ふふふ…おんりぃの手ぇ…気持ちえぇねぇ…」
オレの手を掴んでおらふくんは
そのまま自分の頬にオレの手のひらを持ってきた…
ー気持ちぇぇねぇ…おんりぃ…ー
頬をスリスリとしながら、うっとりとした声でおらふくんは
ぽつり、ぽつり…と零しだす
ーおんりぃ…ー
ーーふふッ…気持ちぃーー
ーー撫でてやぁ…おんりぃーー
おらふくんの行動と発言にオレはすっかり魅入られてしまい
『撫でて』…という声に従って手のひらを少し動かす…
すると、おらふくんは「ッん…」と甘い吐息を漏らした
その吐息はオレの手がスルリと動くたびにピクリッと反応して
「ん…ッ、おん、りぃ」と名前を呼ぶ
じんわりとおらふくんの頬が可愛らしい桃色に染まっていく
その姿を見ていて、おらふくんにとって『おんりー』はそういったパートナーなのか…と気付かされた…
「ふふ、おんりぃ…」
暫くすると目が徐々に覚めてきたんだろう
おらふくんが「ん?」と疑問を持ち始めた
そして、ゆっくり目を開けて
少しぼーっとしたあと
オレと目が合う
熱を帯びた潤んだ瞳…
ポカン…と可愛らしく開いた口元…
その可愛い口から「おんりー?」と再度確認する声
おらふくん…オレはオンリーだよ
触れた手のひらはそのままで
視線がより合いやすいようにクイッとほんの少し上を向かせると
寝ぼけていた瞳は真ん丸に開いていって
口はパクパクと声の出ない状態で動き
桃色に染まった可愛らしい頬は熱く、真っ赤に染まって
大きな声でオレの名前を呼んでくれた
状況が分かってないんだろうね
目の前でパニックになりながら「なんで?」「え?!?」と繰り返し
同じ言葉を並べるおらふくん
そんなおらふくんに「手を離してほしい」そう伝えると
これまたびっくりして
オレの手を握りながら「ご、ごめんっ!!!」とパッと手のひらを離された
未だに目の前では「なにがあったんや!?」「僕はなにしたんや!!」
「僕のアホーーー」って騒ぐおらふくん
そんなおらふくんに落ち着いて欲しくて
「朝ごはん食べる??」
そう聞くとコクリと頷いて返事をしてくれた
支度ができたら来るように伝えると
掛布団を口元まで持っていき顔を半分隠しながら
「は、はい…」と答えてくれた
…バタンッーーーーー
部屋の扉を閉めて廊下を少し歩いたあたりで
自分の心臓が煩く鳴っていることに気づいた…
「…ッーーーー」
それに気づいた途端…襲ってきたのは甘く痺れるような胸の苦しさで
思わず窓辺に寄りかかり自分の胸あたりをギュッと握りしめた
ほんの少し呼吸が速くなる…
落ち着かせようと深呼吸をしてみるが上手くできない
(なんなんだ…コレ… 何が起きたんだ…)
寄りかかった窓に自分の顔が反射して映る
その顔は今まで見たことないくらい頬が赤くなっていて
熱でも出たんだろか?と疑い手のひらを当てるが熱なんてある訳もなくて
「…なんだよ、一体」
体勢を変えようと動いたら
サラッ…と耳にかけていた髪の毛が崩れて目に止まった
白髪の自分の髪の毛なのに
思い出したのは…さっきまで一緒にいた”おらふくんの顔”
「…なんで…おらふくんが…??」
その瞬間脳裏に浮かんだのは
おらふくんの甘い吐息、それに甘える仕草…
じんわりと温かい陽だまりみたいな体温に
桃色に染まった可愛らしい顔…
それを思い出しただけで
甘い痺れはより強くなって
オレは思わずその場にしゃがみ込んだ…
ーなんなんだよ、この苦しさはッーーーー
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白🍌さん⛄️さんを起こしに来たね。⛄️さんが寝ぼけて手を握っていたね。白🍌さん⛄️さんに恋心が芽生えている。