「…ユズルくーん、おかしくない…?」
「…うん、行く先行く先…で、AI、宇宙人が襲ってくるなんて…」
と、悪態を吐きながら歩いていると、突然
「アッハハ、偶然じゃ、無さそーでしょ?w」
なんて、煽り口調の此処には珍しい派手な格好の…少女がいた
「ッ…誰、アンタ」
「…ウチ?ウチはねぇ…イーリス・ユーラン…虹_あ、虹の能力者だよ」
「イーリス…虹、似つかわしくないね、君には」
「酷いなぁ…ネェ…ユズルクン、?w」
「ッ…虫唾が走る、その名をやめてくれ」
「…ウチ、もしかして不評ッ…⁉︎」
「そりゃそうでしょう、アンタ、圧倒的、敵の様な立場で出て来て…」
「そうだねぇ…敵だもん」
「…やっぱり、なら、私はアンタを殺せる」
「…え〜、無理だよ〜…弱いじゃん」
「弱…い、?君よりは、強い自信があるけど?」
「ううん、ウチじゃない、ウチの上」
「上…?」
「…無駄話が過ぎたね、ウチの目的は「人類の滅亡」だから」
「…滅亡…⁉︎」
「…だから、さっさと死んで、?ウチ等の為に…どうせ、近いうちに死ぬんだからさw」
「死なないですし、レヴィルを殺そうなんて命知らずで世間知らず…僕でも殺せますよ」
「…じゃあ実戦で感じてみよっか、ウチ等の強さ」
「…生成「ショットガン」」
ドンッドンッドンッ銃を三発、イーリスと名乗る少女に打ち付ける
「七色魔法第一「炎魔法…【ヘルファイア】」
…が、それは叶わず、圧倒的な火力で銃弾は溶ける…それに、辺りに燃え広がって気温を上げる
「水魔法…!」
「…「電撃」」
…何して、も…最適魔法で攻めてくる…このままじゃ押され負け…
「…く…ッ…でも…ユズル君っ!」
「背後はとった…‼︎」
よし…ッと思うのも束の間、彼女の手から_
「…AI…「怪物生成」」
「ッ…⁉︎」
…やば、これじゃユズル君もカード間に合わないんじゃ…⁉︎
「や…ばっ…」
ズザッ…激しい砂埃を立て、後ろに転がる…が
「…まだ、まだ…!」
彼は走ってまた少女に向かってく
「…ユズル君!目の前!」
「…宇宙人…「怪物生成」」
…すると、何時もの可愛らしい見た目と打って変わり、おどろおどろしい見た目の怪物が出てくる
「これ…私が知ってる宇宙人じゃ…」
「そんな事、気にしてられない…よ!AI「怪物生成!」」
「剣技…「空間切り」」
…そう彼が云うと共に、そこの空間は削られ…そこにいた怪物、地面は削り落ち…
新たな地面が生成された
「…それ、やる時言ってって…創造が間に合わないから…‼︎」
「ごめん…って」
「…はあ、拉致開かない…かぁ、上に怒られそーだけど、戦略的撤退…って事で、バイバーイッ」
「あッ…ちょ…待って‼︎」
「待ってって言って待つ人が居ると思う〜?」
そんな捨て台詞を吐き、その少女は忽然と姿を消し…
代わりに、戦いの後が、悲しげに残っているのであった_
レヴィル・フラス
能力 創造
セイドウ・ユズル
能力 ???
イーリス・ユーアン
能力 虹、???
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