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数日後。
昼休み——
社内がざわつく。
「……来たぞ」
小声で言う
デュセッカー。
ドンッ。
今度は——
紙袋。
「本日のメニュー!!」
勢いよく掲げる
シェドレツキー。
「ポテト各種!!」
「……」
ジェーン、無言。
「……本当にやった」
小さく呟く。
「塩!コンソメ!バター醤油風!!」
ドヤ顔。
「研究しました」
「どこに向かってるんだ」
デュセッカーが冷静に突っ込む。
「で」
シェドレツキーが振り向く。
「来ます?」
直球。
少し遅れて。
「……」
現れる
ブライト・アイズ。
「……また増えてる」
紙袋を見る。
「進化です」
「そう」
興味なさそう。
でも。
一つ取る。
食べる。
「……」
静かに咀嚼。
「……まあいい」
前より反応が柔らかい。
「で」
シェドレツキーが少し身を乗り出す。
「この流れでなんですけど」
「やめとけ」
デュセッカー即制止。
「今度」
止まらない。
「外で食べません?」
「……」
空気が止まる。
ジェーン、ちらっと見る。
ジョンも息を止める。
「ポテト、美味しい店知ってるんで」
「……」
ブライトがじっと見る。
「……あんたさ」
「はい」
「ほんとに諦めないね」
「はい」
即答。
数秒。
沈黙。
「……いいよ」
ぽつり。
「え」
全員固まる。
「その代わり」
指を立てる。
「軽いやつね」
「……!!」
シェドレツキーの顔が一気に明るくなる。
「はい!!」
「……時間決める」
「いつでも合わせます!!」
「……」
ブライトはそれ以上何も言わず、またポテトを食べる。
静寂。
数秒後。
「……成功したぞおい」
小声で震えるシェドレツキー。
「……奇跡だな」
腕を組む
デュセッカー。
少し離れた場所。
じっと見ている
ビルダーマン。
「……成立したな」
なぜか重々しい。
「これはもう」
デュセッカーがぼそっと言う。
「デートだ」
「デートだな」
その横で。
ジェーンが小さく呟く。
「……ほんとに行くんだ」
ジョンもぽつり。
「すごいですね……」
「……」
ジェーンは少しだけ考えて、
「……変なやつ同士」
小さく言う。
でも。
その表情は、ほんの少しだけ楽しそうだった。
その中心で。
「ポテト……どこ行こう……」
真剣に悩み始める
シェドレツキー。
その先にいるのは。
「……」
静かにポテトを食べる
ブライト・アイズ。
でも——
今回は、確実に“外で会う約束”をした。