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〜過去〜

【サンダー⚡】「うぅぅぅん…。」

(なんか…音が聞こえる…。)

(母さんと父さんかな…?)

【サンダー⚡】「もしかして…2人で月を見に行こうとしてるのかな…?」

【サンダー⚡】「なら…。おーい!起きて!心和(シンワ)!」

【ハート❤️】「うぅん…お兄ちゃん…?こんな夜中にどうしたの…?」

【サンダー⚡】「母さんと父さんが月を見に行ってるのかも!下から音が聴こえる!」

【ハート❤️】「えっ…?ホントだ!音がする!」

【サンダー⚡】「ねぇ!行ってみよ!」

【ハート❤️】「うん!」

この時…俺は…ハートを起こしたことも、月を見に行ったと勘違いしたことも、この日の夜に起きた全てのことを、後悔している…。


〜リビング〜

【サンダー⚡】「母さ…えっ…。」

俺はその光景を見た瞬間、言葉を失った…。

そして同時に…心を殺された

【ハート❤️】「えっ…?お母さん!?お父さん!?なんで!?」

【ハート❤️】「お母さん!お父さん!起きて!起きてよぉ…!ねぇ!」

そこには、お腹が大きくなっていた母さんと、母さんを庇うように父さんが倒れ込んでいた…。

2人は真っ赤っかになっていて、床や壁まで汚れていた…。

そして俺らを見つめるたくさんの大人たちが立っていたのを今でも覚えている。

そして…

【心暖】「雷雨…心和のこと…よろしくね…。あと…幸せになってね…。」

【弥雷】「雷雨…心和…こんな…ダメな父さんで…ごめんな…。オマエらだけでも…幸せに…なってくれ…。」

2人から…幸せになってくれと…言われてしまった…。

いつか…こんな日が来るってことを…どこかで2人は…悟っていたのかもしれない…。

【サンダー⚡】「俺が…みんなを…守らなきゃ…。」

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