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白兎
「、、お兄ちゃん大丈夫かな、、」
数時間前…
永華
「ガチャ、」
白兎
「あ。お兄ちゃんおはよ!」
永華
「、、フラフラ」
白兎
「お兄ちゃん、?お兄ちゃん!!!」
永華
「ビクッ、、『あ。ごめんどうした?』ニコッ」
白兎
「、、、お兄ちゃん熱?顔赤いよ?」
永華
「、、!?ブンブン『違うよ!』」
白兎
「じゃあ体温測ってみてよ!はいっ!」
永華
「、、(汗)フラッばたん」
白兎
「!?!?お兄ちゃん!?」
✂ーーー
あれから綺羅兄達に来てもらったけど、、
ちらっと階段の方に視線を移す。
沙羅兄が下りてきた。
白兎
「、、!沙羅兄!お兄ちゃんは?」
沙羅
「寝てる。大丈夫だよ。」
白兎
「、、、」
沙羅兄の言葉信じられずうつむいた。
沙羅
「、、今からおかゆ作んねんけど一緒にやる?」
沙羅兄は僕を安心させるように微笑みながら頭を撫でてくれた。
白兎
「、、作ってみる!」
沙羅
「ほなやろっか。ニコッ」
_その頃_
永華
「すぅすぅ、、」
綺羅
「熱あったんやったらゆーてくれたら良かったのに。」
永華
「んぅ、、」
綺羅
「、、、。白兎がおって良かったな。ヨシヨシ」
永華
「、、、ギュッ ポロポロ」
綺羅
「え!?泣いとる、、?」
綺羅
「永華?永華!どないしたん?」
_永華の夢_
小さいときの永華
「〇〇ちゃんみ〜っけ!」
友達
「わぁ!見つかっちゃった!次永華くん隠れてね!」
永華
「うん!!」
小さい頃は声も出せていて、いっつも友達と外ではしゃぎまくるお転婆な子だった。
でもある日。
楽しい日常は終わった。
永華
「、、?」
朝起きたときに喉になにか違和感を感じながらも幼稚園に向かった。
友達
「永華くん!だるまさんがころんだやろ!」
永華
「コク!」
友達
「永華くん鬼〜!」
永華
「だ〜るまさんがこ〜ろん、、だ!クルッ」
友達
「、、!?バタッ」
永華
「、、え?」
振り向いたときに見えたのは先程まで笑顔だった友達が何人も倒れているという景色だった。
永華
「みんな、、?」
先生
「永華くんどうしたの!?なんでみんな倒れて、、」
永華
「先生、、皆起きなくなっちゃった、、ポロポロ」
先生
「、、バタッ」
永華
「、、え?先生、、?」
ーーーーーーーーーーー
翌朝にはたくさんの親が寄ってきた。
親
「どうしてうちの子が死んでるのよ!?」
親
「何してくれてんの!?」
永華
「ひっ、、、ポロポロ」
俺は怖くてたまらなかった。
親
「返してよ”〜!!」
永華
「、、僕は、、僕はやってないっ!!(泣叫」
叫んだ途端。
周りの人たちは次第に冷たくなっていった。
親
「ひっ、、、こ、この殺人鬼っ!」
永華
「、!ギュッ ポロポロ」
俺はずるずる、と座り込み静かに声を殺して泣いた。
周りの人を殺さぬように。
俺と関わった人の命を全て奪ってしまいそうで怖かった。
今すぐに離れなきゃ..
ーーーーー
綺羅
「永華!」
永華
「ビクッ バッ」
綺羅の声が聞こえたとき思わず手で自分の口を塞いだ。
声を出さないように。
殺さないように。
一緒にいると殺してしまう。
心臓の音が速くなっていく。
永華
「っ、、、ポロポロ ダッ!」
綺羅
「永華!?どこ行くんっ!?」
沙羅
「綺羅〜おかゆ持ってきた〜って永華!?」
白兎
「お兄ちゃん!?待ってっ!」
タイミングよく入って来てしまった沙羅と白兎を押しのけて家から飛び出る。
離れなきゃ!!
離れなきゃッ..
沙羅
「永華!!」
綺羅
「待てやッ!!」
2人の心配してる声を無視して加速した。
熱要素どこ行った?←