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絶対辰哉
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#岩本照
絶対辰哉
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コメント
3件
ずっと2人でいたいってことだよね!!!ほら、好きって言え!!!
2人とも早く言えーーー!
うわあ、この静けさの中にぎゅっと詰まった感情、すごく沁みました。期限が迫ってるからこそ、照が「一人が嫌だ」って初めて口にした瞬間、胸が苦しくなりました。お互い「好き」と言いたくて言えなくて、でも沈黙が心地いいって、もう完全に二人の関係性が変わってる証拠ですよね。この「何も言わないけど分かってる」距離感、絶妙でした。次の展開が気になります…!
期限まで、あと三日。
金曜日。
照はいつもより遅い帰宅だった。
時計は十一時半。
ガチャ。
💛「ただいま」
返事がない。
リビングを見ると、テレビも消えている。
💛「寝たか」
照は静かに廊下を歩く。
その時。
💜「……おかえり」
ソファから声がした。
照が振り向くと、辰哉がブランケットをかぶったまま起き上がる。
💛「え、お前」
💜「寝ちゃってた」
💛「部屋で寝ろよ」
💜「待ってたから」
その一言で、照は何も言えなくなった。
💛「……なんで」
💜「分かんない」
辰哉は苦笑いする。
💜「でも、帰ってくるまで寝たくなかった」
照は静かにブランケットを畳み、辰哉の隣へ座る。
ソファに二人。
肩が少し触れる距離。
💛「最近さ」
💜「うん」
💛「考えるんだ」
辰哉は照を見る。
💛「半年終わったら」
💛「また一人で飯食って」
💛「一人で帰って」
💛「一人で寝るんだなって」
照は小さく笑った。
その笑顔は、どこか寂しそうだった。
💛「想像したら」
💛「……嫌だった」
辰哉の心臓が大きく鳴る。
照が初めて。
こんなにはっきり、本音を口にした。
💜「俺も」
照が顔を上げる。
💜「この前さ」
💜「仕事終わって家帰ろうとした時」
💜「無意識に急いでた」
💛「……」
💜「照が待ってるって思ったら」
💜「早く帰りたくなって」
辰哉は照れ笑いを浮かべる。
💜「もう、この生活が普通になっちゃった」
沈黙が流れる。
でも苦しくない。
心地いい沈黙だった。
その時。
辰哉の肩が少し照に触れる。
どちらも避けない。
むしろ。
照の肩が少しだけ寄った。
ほんの数センチ。
でも今までで一番近い距離だった。
💜「……照」
💛「ん?」
💜「俺」
そこまで言って止まる。
“好き”
その二文字が喉まで出る。
でも。
あと少しだけ勇気が足りない。
辰哉は小さく笑ってごまかした。
💜「……眠いや」
💛「嘘つけ」
照も笑う。
💛「俺も言えないから」
💜「え?」
照は少し照れくさそうに頭をかいた。
💛「今はまだ」
💛「ちゃんと言葉にできない」
辰哉は何も聞かなかった。
聞かなくても分かったから。
二人はそのままソファに並んで座り続けた。
テレビもつけず。
会話もほとんどない。
それでも。
この時間が終わらなければいいと、同じことを願っていた。