テラーノベル
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恐怖し、反発しているはずなのに
彼に触れられる場所から、裏切り者のように甘い快感が疼き始める。
屈辱なのに、この孤高の公爵にこれほどまでに狂おしく執着されているという事実に
心の奥底で歪んだ悦びが産声を上げていた。
「ひぅっ……!」
コルセットの紐が乱暴に解かれ
締め付けから解放された身体が、期待と恐怖で微かに震える。
彼は軍服のボタンをいくつか引きちぎるように外し、逞しい上半身を剥き出しにした。
露わになった広い肩幅、戦場での勲章のような古傷。
そして汗ばんだ肌から立ち上る
濃厚な男の匂いが鼻腔をくすぐり、私の思考を完全に麻痺させる。
「やっ……やら……っ、だめ……ッ」
「……うそつけ」
脇腹から腰へと滑る手のひらが、ねっとりとした
確信に満ちた悪戯心で私の肌の反応を探り当てる。
「んあ……ッ♡ ぁ……っ」
堪えきれずに、漏らしてしまった。
自分でも信じられないほど熱く、溶けたような喘ぎ声を。
「ほら見たことか。口では威勢がいいが、身体はこんなに素直だ」
彼は残酷に嗤った。
端正な顔を歪め、悦びに瞳を細めるその姿は、高貴な公爵などではなく、ただの飢えた獣だ。
「嫌とか言いながら、俺の手を欲しがっているじゃないか」
「違っ……んっ! ぁ……」
抗議しようと開いた唇を、再び力強く塞がれる。
今度はもっと長くて深い、魂まで混ぜ合わされるような接吻。
息継ぎをする暇もないほど激しくて、脳の芯が痺れ、視界がチカチカと明滅する。
(ダメ…こんなことされてたらおかしくなっちゃう……っ、こんなの、流されるままじゃダメなのに……っ)
けれど、身体は残酷なほどに正直だった。
彼の愛撫に応えて、敏感になってしまった先端がドレスの下で硬くなり始めていることに気づく。
それを察したシャーロット様が、勝ち誇ったように意地悪く口角を上げた。
「こんなに硬くさせて……。昼間、あんなに大口を叩いて俺を睨んでいた女と同じとは思えないな」
彼は両方の膨らみを
意外にも優しく、プリンでも扱うように揉みしだきながら、同時に親指で先端を弾くように刺激する。
「や、やめ……っ…て、やだ…っ」
そんな言葉とは裏腹に
私の背筋は弓なりに反り、もっと強く触れてほしいと願うように彼に胸を押し付けていた。
もう片方の手がドレスを捲り上げ、股間に伸びる。
薄い布地越しに、熱を持った手のひらが秘部を直接圧迫し、円を描くように刺激した。
「ああっ!!」
耐えきれず、大きな声が出てしまった。
「…もうこんなに濡らしたのか」
耳元で、低く湿った声で囁かれ、羞恥心で死にそうになる。
けれど、指先に絡みつく蜜の音を聞かされては、否定の言葉など何の意味も持たなかった。
この男の手管には、逆立ちしても敵わない。
情けない気持ちと、それ以上に膨れ上がる欲情が、私の中で渦を巻く。
次々と容赦なく与えられる快感の波。
意識を保っているだけで精一杯で、私はただ彼の腕の中で翻弄されるしかなかった。
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