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サ「ふぅ、今日はここまでだな。」

そう言ってオイラはとっておきのネタ帳を閉じる。思いついても忘れちゃ意味が無いからな。

サ「さて、これから暇だな。グリルビーにでも行くか。」

そう言って歩く。

人間も来てないし、モンスターに何か変化もない。平和そのものだな。

サ「グリルビー、昼飯を食べに来…!!」

そこまで言って、変化に気付く、目の前が何も無い真っ白な空間になっている。それにこいつは…気配!

サ「真横か!!」

気配に気付き真後ろに飛ぶ、瞬間、真横から光線が飛んできた。

サ「奇襲とは、一体どこのだ…!?」

そこで気付く、後ろに地面が無い。

サ「能力を…使えない!?」

空中を飛ぼうとしても、違う場所にワープしようとしても、そのどれもが封じられる。

そのまま避ける術無く、オイラは底なし穴に落ちていった。




?「おーい!サンズ!起きてるー?」

?「まさか死んじゃってたりしたいよねー?おーい!」

一体なんだ、居眠りくらいゆっくりさせてもらいたいものだが…

そこまで思い、今までの記憶が蘇る。瞬間思いっきり飛び起きた。

サ「グリルビー!!?」

?「うわぁ!?びっくりしたー。」

目の前には灰色と黒だけで出来た目が黒く溶けた人間が居た。

サ「お前さん何者だ?」

特徴だけ上げてけばグロいのにどこか安心感のあるような存在が逆に気持ち悪く、敵意をむける。

?「タイム!タイム!ボクは悪い人間じゃないよ!」

そう言って手首と頭をブンブン振る人間を見て、さらに敵意が削がれる。

何も知らんが多分こいつは安全だろう。

サ「あぁ、まあ…アンタに敵意がないことは分かった。突然すまなかったな、オイラはサンズ。ただのスケルトンだ。お前さんは?」

そうすると、人間はうんうんと頷き、自己紹介を始めた。

コ「僕は『コアフリスク』略してコアだよ。よろしくねサンズ。」

コア…か。見た目やその名前からして…もしかしてガス…まあ、考え過ぎか。

サ「よろしくなコア。ところで、オイラはあんまし状況が掴めてないんだ。ここがどういう世界で、なんでここに居るのかも分からんからな。説明なんてできるか?」

そうするとコアが妙に真剣な顔になり、オイラも身構えちまう。

コ「いい?これから話す事は全部現実で、くだらない冗談なんかじゃないからね…」

そんな前置きの後に話し始めた。

コ「実は君が居た世界やその住人は全てもう消えてなくなってしまったんだ。」

息が詰まる。脳が揺れ、息が荒くなる。

マジ…なのか…

信じたくはないが、前置きの言葉とコアの表情により妙な説得感が生まれる。

だとしたらパピルスもおばさんも…みんなもう…

そこで一旦落ち着く。

あまりの現実味の無さが返って冷静を生んだのかもしれない。だが今は妙に落ち着けた。

サ「それで?そんな状況でオイラだけを救い出したのはなにか理由があるんだろ?」

よく考えたら、こんな状況でオイラだけ助けるのもおかしいしな。

コ「その通り、今の君は普通は無い特別な力がある。それは世界を救えるかもしれない。」

コ「僕は普段見てるだけなんだけど、今回は事が大き過ぎるから君に助けてもらおうと思ったんだ。いいかな?」

どうせオイラが動かなきゃ全員帰ってこないでおしまいなんだ。そんなことになるくらいな。

サ「いいぜ、世界でも何でも救ってきてやる。」

今回は骨が折れそうだな。

瞬間、世界が真っ白になり、コアが消えていく。

コ「ありがとう。それじゃあ君を送るべき場所へ送るよ。能力については僕からは言えないけど、『それ』は必ず君を助けてくれるから。」

そう言ってコアは最後に笑顔を見せ、手を振った。

コ「またね。」

そうして、光に呑まれて…



サ「ここは…どこだ?」

気付けば知らない場所に居た。

そこはスノーフルによく似ているが、何か荒々しく、トゲトゲとした場所だった。

?「あれ?なんで君がここに?」

そんな声が後ろから聞こえる。

振り返るとそこにはカラフルな瓶に大きな筆を背負ったオイラと金のマントが特徴的のオイラが居た。

?「エラーか、ナイトメアの差し金?それにしては突拍子が無さすぎる。」

筆を持ってる方は悩む様にこっちを見ているして金の方からは敵意を感じる。

どうやらここに居るのはかなり異質らしい。

サ「あー、とりあえずオイラはサンズ。スケルトンのサンズだ。オイラによく似たお前さんらは何者だ?」

敵意を向けてないのは分かってもらえなのか筆を持った方が頭を振って、応えてくれる。

イ「僕はインク、君達の味方だよ。こっちの子はドリーム。ちょこっと警戒心強めだけど気にしないでね。」

ド「君、自分が居たAUの名前は?」

急に意味の分からない質問が来て戸惑う。

サ「えーと…AU?それが何か聴いてもいいか?」

その返答に更に頭を抱えた2人だが、インクの方が何かを察する。

イ「あれ?君…」

そんな事を言いながら突然至近距離でオイラを凝視し始めた。

イ「何か不思議なソウルが…」

そこまで言いかけた時、オイラの足元が抜けた。

サ「あ?」

イ「え?」

ド「なっ!?」

そんな別々に素っ頓狂な声を出し、オイラだけが落下していく。

サ「何が起きた!?」

イ「えぇ!?急にどうし…」

?「おいクソ共、ここで何し…」

ド「インク!横だ!」

いきなりそんななわちゃわちゃした声が聞こえながらも落下していく。

能力は使えそうだが、今から抜けるにゃ穴が小さくなっていき間に合わない。

オイラは為す術なく落下していく中、最後に見えた景色はオイラに飛んできたのとよく似た光線だった。

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