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私は先生に注意されていたが、全く集中できない。
なぜなら、皆が先生の後ろで変な行動ばかりしているからだ。
「鈴さん。貴方、次部活サボったら成績下げますからね!」
し、集中できない…!
後ろには何故かセクシーポーズをする麗と渚。
「ふふっ。僕は今日も美しい…!」
「俺だって色気くらいなら出せるんだからな…ははは…!」
何してるんだろうと現実逃避していると、脳筋の輝が増えた。
セクシーポーズをする二人の横でボディビルダーが取るようなポーズをどんどんきめている。
流石にそれを見てネリスが止めようとしてくれる。
「ちょっと。人が注意されてるなかでそんなことしちゃダメだよ…!ってうわぁっ!?」
ネリスは何も無いところで転んでいる。
え。どうして先生はこんなに情報量の多い所で冷静でいられるのだろうか。
すると今度はさらに倉斗も来た。
「ここにいたのか鈴…!さあ、俺を往復ビンタしてくれないか!?」
「しませんよ!?」
私の元へ笑顔でやって来た。
その後止めに来た悠は何故か、倉斗にしばけと圧をかけられて困惑しながらしばき続ける。
「倉斗先輩…僕こんな倉斗先輩見たくなかった…」
意味わからないよ。
どうして後ろを向かずに先生は私を注意できるの…?