ドクン、ドクン、ドクン。
「ぁ・・・ぁ・・・ぁぁ。」
『分かるかい?私の一部が君の中に入っているのが。』
「は、い。」
『どんな感じだい?言ってごらん。』
「大きくて、ドクンドクンいっていてとても。」
『とても?』
「気持ちいい・・・です。」
『よく言えたね。これで私達は繋がった。あとは君を私の中に取り込むだけだ。だが。』
「?」
言葉をそこで切った世界樹にオーターは、コテッと首を傾げた。
『それは・・・君の身体を味わってからでも遅くは無い。』
「ひあ!」
ヌポッ、ヌポッ、ヌポッ、ヌポ、ヌポ。
世界樹がぼそりと呟き、オーターの中に収まった赤黒い触手で彼女の中を突き上げ始めた。
それはもう儀式というより人間の男女の性行為と大差なかった。
「んっ、んっ、あっ、あっ、やっ、いやぁ!」
『ああ、突く度に私のに君のが嬉しそうに絡み付いてくる。これは気持ちいい‼︎』
興奮気味に言うと、世界樹は赤黒い触手の動きを更に早めオーターを絶頂へと追いつめていく。
ヌポヌポヌポヌポヌポヌポヌポヌポ!
「ああ!いや!いや!んんっ!駄目、だめ、ダメぇ!イく!イッちゃううううぅ!!」
『我慢せずイけばいい!そら!!』
ズッチュウウウウンンンン!
「やあああぁぁぁぁ!」
世界樹の容赦ない突き上げに胸を逸らしながら、オーターは身体をビクン!ビクン!と大きく揺らし絶頂を迎えた。
するとイッたオーターの身体が黄土色の光に包まれた。
どうやら、イッたはずみで魔力が放出されてしまったらしい。
『ほう。これが君の魔力か。どれせっかくだ、味見させて貰おう。』
世界樹がオーターを拘束している触手の内の2本を彼女のツンと立っている両胸の突起にピトッ、ピトッとくっ付けた。
そして、両胸の突起と繋がったままの結合部から魔力を吸い出し始めた。
チュウウウ。
ジュルルル。
「んあああ!だめ、そん、な、吸っちゃ。」
『おお!力が漲ってくる。思った通り君の魔力は素晴らしい!もっと、もっとよこすんだ‼︎』
「あああん、らめえぇぇ!」
チュウウウウウウ。
ジュルルルルルル。
興奮し我を忘れた世界樹が人間が喉の渇きを潤すように、オーターの身体のみならず魔力をも貪り始め、オーターはただただ嬌声を上げ続けるしかなかった。
コメント
2件
勿体ないお言葉ありがとうございます😭そう言っていただけてすごく嬉しいです!もう少し続くので引き続き読んでいただけたら嬉しいです。
最高すぎます…😇金の風さん、ストーリーを立てるのお上手ですね👏