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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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次の日、夜までとくになにも起こらず、

みんなで天の川を見ることになった


天の川が綺麗に見れるスポットがあるらしい


そこまでみんなで歩いて行った


「シェアハウスからでもじゅうぶん綺麗に見えるけどね」

「天の川見るの楽しみやな~」


とか、いろいろな話をしながら行っていたから、

歩いている間、ひまにならず、楽しく行けた


それから10分後、そのスポットについた


「すごく綺麗……」

空には綺麗な天の川が顔をだしていた


今日は雲一つない快晴


この天の川、みんなで見れたらよかったな…


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「それじゃあ、帰るか」


天の川を見終わって、みんなで帰っていた途中、事件は起きた


「危ないっ!」


突然どぬくさんが叫んだと思うと、

逃げる間もなく、私達はトラックにひかれた__


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

なにここ……真っ暗、なにも見えない


確か、私達はトラックにひかれた

なんで……私が願叶神社で願ったのはなおきりさんの死だけ……


みんな死ぬなんて願ってない

私も、死にたくない……


………もしかして…!


私の頭のなかで、一つの考えが浮かんだ

それは、るなさんの願い事


私の願い事は『なおきりさんを明日あの世に送って』

るなさんの願い事は、『みんなとずっと一緒にいたい』


なおきりさんが死ぬとるなさんの願いは叶わない

でも、みんなで死ぬとずっと一緒にいられる……


ハハ……なんだ、神様の罰が当たっただけか……

仲間の死を望んだ私に___


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「あ…ん!……のあ…さ………のあさん!」

私を呼ぶ声がする


その声が、なぜかとても懐かしかった


「……じゃぱぱ…さん?」


目を開けるとそこにいたのは死んでしまったはずのじゃぱぱさん


「よかった……」


「なんでじゃぱぱさんが…」


「自分の体見てみて」


「なにこれ……透けてる…?」


私の体は透けていて、よく見ると、

じゃぱぱさんも透けているように感じた


「のあさん……死んじゃったんだよ

飲酒運転してたトラックにひかれて」


そうだ……みんなトラックにひかれたんだ

それでやっぱり死んじゃったんだ……


「みんなは?」


「あっちでみんな待ってるよ、もふくんもいる」


もふくんもいる……みんなも!


私はじゃぱぱさんの手をとって、みんなのいるところまで走った


『じゃぱぱさんともふくんが見つかりますように』


その願い通り、見つかった


空の上で、天国で___



願叶神社 END










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コメント

1

ユーザー

短いけどめっちゃ面白い!!やっぱりスゴすぎる!!

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