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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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※からぴちは、みんなでシェアハウスをしています


※今回主に出てくるメンバー

『じゃぱぱ』『どぬく』(他の人も結構出ます)


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

じゃぱぱside


ここ2週間、どぬくさんが部屋から出てこない


ご飯はドアの前に置いている

最初のほうはご飯も食べてくれていたけど、今はご飯に全然手をつけていない


みんな、とても心配している


一回、

「どぬくさん、みんな心配してるよ 出てこれない理由、

俺で良かったら言ってみて、それで早く出てきてみんなを早く安心させてよ」


ってどぬくさんの部屋の前で言ったけど、

「じゃっぴになんて関係ない」それしか言わなかったな………


無理矢理入るのも、なんか気が引けるんだよね~


でも、全然ご飯に手を付けてないから、みんなと話し合った結果、

さすがに見に行こうってなって、今みんなで部屋の前にいる


「おーい、どぬくさん、出てきて~みんないるよ」


無意味だとわかっていても、ついそう言ってしまう

そしてやっぱり部屋から出てこない


「……それじゃあ無理矢理開けるから」


ドアに手をかけると、どうやら内側から鍵がかかっているようで、ドアが開かなかった


「内側から鍵がかかって…どうする……?」


「内側から鍵となると、ドアを壊すしかないよな…」

「まぁ、それくらいしか方法がないからね」


ということで、斧を持ってきた


なんで斧なんかがあるかって?

いやなんか俺も知らないんだけど、えとさんが持ってきたんだよね


「ドア開けるものない?」って聞いたら、「あ、私持ってるよ」って


………女の子って怖いね


まあ、今回は助かったんだけど


「それじゃあ開けるよ?」


バキッ

斧を振りかざし、ドアにたたき付けると、

鈍い音をたてながら、ドアは壊れていった


「おーい、どぬくさーん……嘘だろ?!」


部屋を見渡すと、なかにどぬくさんはおらず、

開いた窓からふく風が、カーテンをなびかせているだけだった


「じゃぱぱどうした?通れないんだけど…」


うりの声ではっとした

今は立ち尽くすだけの時じゃない


みんなで早くどぬくさんを見つけなきゃならないんだ


「みんな、落ち着いて聞いてほしい

……部屋のなかにどぬくさんがいない…!」








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