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2件

さっくん可愛すぎて悶絶しちゃいます😍
シャワーの音。佐久間はゴクリと唾を飲んだ。
緊張で汗が出る。
Tシャツの裾から腕を入れて、パタパタとする。
でも、いっこうに引かない汗。
さっき時計を見た時、日付が変わっていた。
タクシーを呼んで帰ることもできる時間だったのに、めめは泊まっていいかと聞いてきた。
佐久間は困惑したが、なぜか帰って欲しいとは言えず……というよりか、帰って欲しくない気持ちが湧いてきて、泊まることを承諾した。
これは打算的である。
めめにそばにいてもらって、あわよくばぎゅーってしてもらって
甘やかされて、癒されたいと言う密かな考えがあった。
色んなことがあって、一生分の脳みそを使った後だ。
頭はオーバーヒートしてしまって、どっと疲れていた。
驚き、困惑、迷走……色々な感情があった。
佐久間にはとても処理しきれる感情ではなかった。
だからめめを泊めることにした。
これは打算だ。
わかっている。
でもこれで、少しでも心が癒されればいいと思った。
照の事も気になっていたけれど、今は一旦忘れて、めめに癒されたいと思った。
佐久間のスウェットは、案の定めめには丈が足りていない。
それでもカッコよく見えるから、ほんとにすごいと思う。
上半身はまだ水滴のついた肌にバスタオルを首にかけるだけという、目のやり場に困る格好だ。
佐久間はドキドキした。
めめのことを意識してる。
2人は風呂友で、よく一緒に入ってて見慣れてるはずなのに。
綺麗に割れた腹筋に滴る水……凄くエロかった……
佐久間は熱のこもった目でめめを見ていた。頭がぼーっとしてくる。色んな妄想が頭を駆け巡る。
「佐久間くんも入っておいでよ。」
めめに言われて、現実に戻る。
「あ、うん。入ってくる。」
佐久間は服を脱ぎながら自分の体を見た。
一応ジムに行って鍛えてるから腹筋も割れてるし、胸筋だってある。
でも、めめの体に比べれば、貧相だ。
めめは細く見えるけど、脱いだら雄々しい。
思い出しただけで顔が熱くなる。
(オレ、あの体にいつも抱きしめられてたんだ。)
恥ずかしさが込み上げてきて、忘れるようにバスルームに駆け込む。
シャワーを浴び、煩悩を洗い流す。
(オレ、めちゃくちゃめめの事意識してる。今までメンバーとして見てたけど、実はそれ以上の感情があったってこと?!)
心の中が悶々として、叫び出したい気持ちでいっぱいだ。
その時……
バスルームのドアが開いた音がした。
びっくりして、振り返ろうとした体を抱きしめられて、そして顔を引き寄せられて唇を奪われた。
一瞬の出来事だった。
初めは優しく啄むようなキス。
何度も何度も繰り返される。
不意をつかれたとはいえ、逃げることもできた。
でも、抱きしめられた腕の強さ。引き寄せられて奪われた唇。
全てが心地良くて、佐久間はされるがままになった。
2人は段々とキスが大胆になる。
少しだけ開いた隙間から、めめの舌先が入ってきて、佐久間の舌を捕らえる。少しずつ絡めとられて、深い深いキスをする。
優しくしてあげたいと思ったのに、めめにはそんな余裕がなくなってきた。
佐久間の唇を、体を、全てを暴きたい。
キスをしながら、
(こうしている間も誰かのことを考えているの?)
めめは愛しく思いながら、切なくも思った。その気持ちを振り切るかのように佐久間を求めた。
佐久間の腹筋を指でなぞる。
「っん…」
声とともに仰け反る。
腹筋から指が徐々に上がっていく。
「っ、はぁ…ぃや。」
2つの突起を弾く。
佐久間の呼吸が荒くなる。
今度は舌で舐め上げる。
佐久間は声にならない声をあげる。
吸ったり、舐めたり、噛んだりを繰り返す。
その度に佐久間は艶っぽい声をあげた。
首元のハートのホクロにキスをする。
「ぁ…はぁん…」
「ここ、感じるの?」
「ぁん、いゃ…そんなこと…聞くな…っ…」
口を少し尖らせながらの抗議。
可愛い。
唇を再び重ねる。
柔らかい唇。舌。
舌を絡ませる深いキス。
甘い。
佐久間を少しずつ侵食していく感覚。
息をするのを忘れるくらい、唇を求める。
佐久間が空気を求めて悶える。
それさえ許したくなくて、佐久間を食べてしまいたい。
「佐久間くん、好きだ…」
耳元で囁かれる。
息がかかる。
それさえも気持ちよくて、甘い声が出る。
立っていることが辛くて、めめの背中に回した手に力が入る。
それでも腰から砕けてしまいそうだ。
それに気がついためめは、佐久間をバスルームから連れ出し、タオルに包んで抱きかかえ、ベッドルームに連れていく。
優しくベッドに下ろす。
「佐久間くん、ごめん。気持ちも確かめてないのに、色々して…でも、佐久間くんも悪いよ。いつも無防備で無意識に俺を誘惑してくるから。」
「えっ?!」
「ねぇ…抱いていい?」
めめの目はギラギラしていた。
雄の目だ。
本気だ。
「ちょっと待って!性急すぎる!たしかに今日はめめに抱きしめてほしいなぁ〜なんてずるい考えがあって、お泊まりを承諾したけど、めめの言う《抱く》はダメ!」
佐久間は俯く。
「まだ照とも話をしてないし……
今はまだダメ…」
めめは天を仰いでから、ため息をつく。
真面目な佐久間のことだから予想は出来ていた。
(俺とキスしながら、岩本くんのことを考えてたってこと?)
めめの顔が曇る。
でも確かにフェアじゃない。
一旦引くしかないかと考える。
「わかった。でも、今日は一緒のべッドで抱きしめて寝ていい?」
佐久間は顔を赤くして、
「最初からそのつもりだったよ。なのに暴走したのはめめじゃん!オレはめめの腕の中で甘やかせてもらう計画だったんだ。」
頬を膨らませる。
(可愛い…これは反則だろ。寝れる気がしない…)
めめは再び天を仰いでため息をつく。