🦄「社長、おはようございます」
🐨「ん…」
いつも通り、朝早くに出勤して社長に挨拶するそれが1日の始まり
それから、服装の直しを行う
🦄「失礼します」
ネクタイを付けるのも僕の仕事
🐨「ありがとう」
冷たく短く吐かれる一言
「いえ」と返して、朝の会話は終了
それから、会議や出張など社長の仕事にご一緒して仕事する
社長は、3年前からこの会社の社長を務めている
務めた時は、社長も僕も22歳
僕も会社に入ったばかりで、まさか幼馴染が社長であり、さらに秘書に指名されるなんて思ってもいなかった
指名された日…
まさか、大の親友だった幼馴染が暗い顔で話しかけてくるものだから、顔が似た他人かと思った
🐨「ホソク」
そう呼ばれ我に帰る
🦄「はい」
昔みたいに「ホソガ」って呼んでくれない
昔みたいに話してほしい
でも、そんな事を口にしてはいけない
“社長と秘書”という関係だから
もう…
“幼馴染”という関係ではない
あんな関係にはもう戻れないのだろうか?
僕は戻りたい
ナムジュナともっと沢山話して
もっと沢山笑い合いたい
でも、そんなのただの願望に過ぎない
現実は、重く暗い
どうして?
どうして神様は、ナムジュナにこんな事するの?
もう十分でしょ?
昔からナムジュナは、優しくてかっこよくて…
お父さんからの重圧を受けて、勉強をさせられていた
大人になったら解放してくれるだろうか?という考えは甘かった
そして、今では昔の面影が全くと言っていいほどない
人に対して冷たく接して、誰も寄せ付けないようになった…
ねぇ、ナムジュナ?…
いつになったら、戻ってくるの?
僕の大好きな人…
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コメント
2件
ぬおぉぉ、ナムさんの昔が、、辛いぃ、、、ナムさんも何か思ってるんだろうなとも思いながら2人の関係をヒーヒー言いながら読んでました、、次回も楽しみに待ってます!