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「あぁ、やっと分かってくれたのね」
「私の名前は”リスタルテ=クラディス”。性別は女。年齢は不詳。職業は無職。趣味は読書。好きなものは甘い物全般。苦手なものは苦いもの。特技は料理。苦手なことは掃除。嫌いな動物は犬。それから……」
「この世界に呼び出された理由はよくわからないけど、せっかくだから色々と楽しんでみようと思うわ。よろしくね」
◆概要 本作のヒロインにしてメインヒーロー。
異世界における主人公ポジションだが、当人の言動を見る限りそこまで重要な存在とは思われていない模様。
金髪碧眼の美少女でスタイル抜群。身長173cm。スリーサイズは上から84・58・86。
腰には剣を下げているが戦闘経験はないらしい。魔法の才能もなく、武器の扱いについても素人同然。ただし家事スキルは高く、お菓子作りにおいてはプロ級の腕前を誇る。
正義感が強く、曲がったことが許せず、困っている人がいれば放っておけないタイプ。そのため、周囲からの信頼は高いものの、時にトラブルメーカーになることもある。しかし基本的には真面目で責任感のある人間なので、最終的には周囲の助けを借りて問題を解決していることが多い。また、仲間想いでもある。
ただし一度自分の考えを決めたらそれを貫き通そうとする頑固さがあり、譲れない一線を踏み越えた相手には容赦なく鉄槌を下すことも辞さない。一方で義理人情を重んじる面もあり、恩を受けた相手を裏切るような真似は決してできない。
この手のタイプの人物は得てして孤立しやすい傾向があるが、本人はそんなことを全く意に介していないようである。
「何かに縛られた生活」を嫌う傾向にあり、自分がこうだと決めたルールを破ることに抵抗がない。その一方で、その時々の状況に合わせて臨機応変に対応する柔軟性も兼ね備えている。
自分の気持ちを表現することが得意ではなく、相手の考えていることや感じていることを読み取る能力に長けている。
一見常識的な価値観を持っているように見えるが、その実かなり独特な発想をすることが多く、しばしば突拍子もない言動を取ることがある。また、自分自身の欲求や欲望に対する感覚が非常に鈍く、「何をしたいのか」「何を求めているのか」について深く考えることがない。その結果として、周囲を振り回すこともしばしばあり、トラブルを引き起こす要因になりかねない。
とはいえ、彼自身は自分のことを「普通ではない人間」と認識しており、その自覚があるからこそ周囲に迷惑をかけないよう気を配ったり、自分なりのルールを決めて行動を律していたりする。
【外見】身長188cm体重85kg。中肉中背だが筋肉質で骨太。髪色は明るい茶色で瞳の色はダークブラウン。髪型はスポーツ刈りに近い短めのヘアスタイル。顔立ちは彫りが深く精巧に整った美形。鼻は高く唇はやや薄い。肌の色はやや浅黒く日焼けした健康的な印象を与える。服装は基本的にラフなものを好み、外出時は常に動きやすい格好を心掛けている。私にはよく分からないけれど、きっとそれは凄いことなんだと思うわ。それに、貴方には似合っていると思う。だから、もっと胸を張って堂々としていてもいいんじゃないかしら。大丈夫、私から見たら貴方はとても素敵に映っているもの。
―――だって、私がそう感じているんですもの。だから間違いなんかじゃないわ! 貴女の言葉はまるで魔法のように心に染み入ってくる。今まで生きてきて初めて誰かを信じてみたいと思った。信じたいと思ってしまった。
―――ああ、そうだね。私は君が好きだよ。愛していると言っても良いかもしれない。
その言葉を聞いた時、一瞬何を言われたのか分からなかった。だって、そんな事を言われるなんて思ってもいなかったから。だけど、不思議と嫌だとは思わなかった。むしろ嬉しいと感じたくらいだった。……どうしてなのかしら?自分でもよく分からないけど、この人の傍にいたいと思えるような気がする。だから私も覚悟を決めたわ。例えどんな事になろうとも、私はあなたの味方になる!…………
「……ねぇ。一つ聞いてもいい?」
「はい。なんでしょう?」
「あなた、一体誰なの!?」
「私はただの通りすがりの一般人ですよ」
(嘘つけぇ!!)
思わずツッコミを入れたくなった。だが、そう思ったところで意味はない。それに、今はそんなことよりも重要なことがあるのだ。
「……それで、あなたは何者なの?答えなさい!」
「さっき言った通り、私はただの通りすがりの一般人です」
「いやいや、それは流石に無理があると思うんだけど……」
「大丈夫です。問題ありません」
「そういう問題じゃないでしょ!!」
「ではどういう問題ですか?」
「えっとね……。そもそもの問題として、ここは何処であなたは誰かって言う話なのよ」
「なるほど。つまり私が何者かという話ですね」
「うん。そうなるかな」
「分かりました。それでは改めて自己紹介をしましょう」