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【最初にお知らせ】
今質問コーナーで答える質問を募集していますが、質問が1つも来てません☆「質問コーナーや新シリーズを作る時の案内など」というリストから「質問を受け付けます」という投稿のコメント欄に質問を書いてください!その際、投稿に書いてある条件やルールをしっかり読んで欲しいです!条件通りの質問であれば、どんなものでもお答えしますので聞きたいことを書いてください!よろしくお願いします!
前回のあらすじ
強力なアイテム「ガラス棒」、「自力で作った剣」を使い、えとを殺したタツマ。元々タツマは妹「アカネ」と裕福でない生活を送っていて、美味しい食べ物や可愛い服などがあるリアルの世界へ行きたいと願っていた。そこで、プレイヤーを全員殺せばこの世界から出られると書かれている手紙を届けられ、アカネと共に12人のPCを操り、だるまの強さを変えたりして全員を殺そうと決意したのだ。
ボーダーを半周して石像を見つけられなかったゆあん、ボーダーを半周しそうになった時に大量の強いゾンビに襲われたなおきり。
だるまの強さを知り、体力を全回復させたなおきりはボーダー沿いへ戻ろうとしたが、そこで古い服を身にまとった少女と出会ったのだ。
残り3:50
〜なおきり視点〜
なおきり「あ、皆さん!若い女の子いますよ!」
僕がそう言うとすぐ反応したのは、
じゃぱぱ「えっ!?どこどこ!?」
たっつん「なおきりさん場所教えてや!!」
この2人だった。
るな「若い女の子ならここにいます!!」
のあ「じゃぱぱさん!!隣見てください!!」
じゃぱぱ「えっ?どこにもいなくない?」
のあ「ここにいますよ!!ピンク色の髪の毛の女の子が!!」
じゃぱぱ「···おばさんだ」
のあ「はぁっ!?今なんて言いましたか!?」
自分も若い女の子アピールするのあさん達。じゃぱぱさんはいつも通り失礼な発言をしているけど、僕も失礼な発言をします☆僕の目の前の子がのあさん達より若そうだ。
年齢は14くらい?で、髪が長くて子供のような服を着ている。
タツマ「あ、あの!!」
なおきり「ん?どうしましたか?」
タツマ「その子は髪が黒くて古い服を着てますか!?」
タツマさんが慌てた様子で僕に質問をする。もしかして···妹さん!?
なおきり「はい、見た感じ···タツマさんの言う通りですね。妹さんですか?」
タツマ「はい!!」
じゃぱぱ「ええ!?妹いたの!?」
たっつん「どんな子か気になるわ!!ちょっと俺らのところまで来てくれへん!?」
なおきり「いや〜それが···さっきから何も喋らなくて···」
タツマ「もしかしたら皆さんが初対面だからあまり喋れないと思います!今そっちに行くのでそこで止まっててくれませんか!?」
なるほど。この女の子は内気なシャイガールなのか。そういうことならタツマさんのところへ連れて行ってあげよう。
なおきり「いいですよ!今ボーダーの近くにいるんでそこまで来てくれます?」
タツマ「はい!!たっつんさん、僕行ってきていいですか!?」
たっつん「全然ええよ。しばらく1人で石像探しとくわ。」
タツマ「ありがとうございます!!」
タツマさんがたっつんさんから離れ、僕と女の子のところへ行くようになった。
〜えと視点〜
えと「えっ!?何でたっつんさん1人にするの!?タツマ何考えてるの···?」
タツマに殺された私は、突然たっつんさんを置いて1人でどこかへ行くタツマを不審に思った。もしかしてまた誰かを殺そうとしてる?止めに行きたいが、皆と喋れないし、ただ見ることしかできない。
えと「ってかまだ強そうなゾンビ消えてないんだけど···大丈夫かな、なおきりさん···」
〜アカネ視点〜
やっとお兄ちゃんと合流できる。私はずっと洞窟の中で作戦を考えていた。誰にもバレないように屈(かが)みながら。モンスターに襲われないように気をつけ、ついに作戦を全て思いついた。今からお兄ちゃんと合流して作戦を書いたメモを渡そうと思う。絶対成功させて、ここから出てやるんだから。
数分後、お兄ちゃんがやってきた。ガラス棒と剣を両手に持ちながら。
タツマ「アカネ!!やっと出会えたよ!!心配したんだよ僕!!」
アカネ「お兄ちゃん!!よかった〜!!」
感動の再会のフリをする。本当は私が洞窟に行くこと、お兄ちゃんに話してたから。
演技はあまり得意じゃないけど、実際ありそうな感じで演じてみた。
なおきり「アカネさんっていうんですね!素敵な名前だ···」
ポピーを持ってる青い人が私をナンパしてる。正直言ってタイプじゃない。
アカネ「あ、あの···お兄さんのおかげでお兄ちゃんとまた会えました!ありがとうございます!」
なおきり「いえいえ、当然のことをしたまでですよ!困ってる人がいたら助ける主義ですから!」
本当はそんな主義が無いくせに。
お兄ちゃんと合流し、私はお兄ちゃんに作戦を書いたメモをいくつか渡した。
その時、1人の男が声をあげた。
どぬく「あっ、石像があった!!」
じゃぱぱ「えっ!?ナイスすぎる!!」
どこの石像かは分からないけど、1つ見つけられた。どうやらこれで2つ目らしい。
どぬく「でも···ダイヤのツルハシ持ってない···ううううう。」
その男はダイヤのツルハシを持っていない。先にダイヤのツルハシを持っている人を殺した方がいい。それから周りも全員···
じゃぱぱ「のあさん、今から一緒にどぬくさん達のところへ行こう!」
のあ「はい!」
危ない。持っている人はパートナーがいた。もし気づかずに殺せばもう1人が私達が殺したことを知らせるだろう。そう言えば今1人でいるのは誰?他にどんな人がいるの?
分からない。まず顔と持ってるアイテムを確認しよう。いつ殺すかはその後考えよう。
〜どぬく視点〜
俺は砂漠のど真ん中で石像を見つけた。さっきまでは洞窟を探索しててどのバイオームにいたのか分からなかったけど、ようやく砂漠だということが分かった。
どぬく「俺ツルハシ持ってないから、じゃっぴかたっつんのために石のタワー建てとくね。」
たっつん「ナイスやな!」
じゃぱぱ「やっぱからぴちは団結力があるからね!!これでタツマさんとアカネさんもファンになったんじゃない?」
もふ「それは自意識過剰だよ。」
タツマ「あはは···。」
アカネ「からぴちって何ですか?」
じゃぱぱ「俺たちYouTubeやってるんだけど、カラフルピーチっていうグループで実況してるんだ!カラフルピーチを略すとからぴちってわけ!」
アカネ「そうなんだ!まだ青い人しか見てないから他の人がどんな人なのか気になるなぁ···」
俺もアカネさんがどんな人か分からない。若い女の子で、タツマさんの妹だってことしか知らない。そういえば、タツマさんの顔も知らないなぁ。
だーるまさんがこーろんだ
石のタワーを建てている途中に俺の近くへやってきた。怖い。助けてもふくん。
うり「俺たちのところいる!!どぬくさん、動いちゃダメだよ?」
どぬく「わかってるよ〜。ひぇ〜。」
10秒くらい経ってもだるまは消えない。早く消えてくれ···。
その時、石のタワーが揺れ始めた。
どぬく「えっ!?わぁぁぁぁぁ!!揺れてる!!」
もふ「えっ!?どぬくさん大丈夫!?」
どぬく「なんかタワーが揺れて···落ちるうううううう!!」
ダメだ。タワーが揺れて少し動いちゃったし、タワーから落ちてしまった。皆、あとは頑張って。
どぬく「もふくん···皆···」
どぬく死亡 残り12人(タツマ、アカネ含む)
〜もふ視点〜
もふ「どぬくさん···」
うり「目の前で死んだよ!?やっぱだるま怖すぎるって!!」
もふ「死ぬ前に1回合流したかったなぁ···」
突然目印用に建てた石のタワーが揺れて、少し動いてしまった。そして落下、その後だるまに···。
タワーが揺れたのもだるまの仕業(しわざ)か?
それともこういう機能が元からあったのか?
よく分からないが、今はどぬくさんが死んでしまったことで頭がいっぱいだ。
ヒロ「やっぱ目の前で仲間が消えるとショックが大きいですよね···。」
たっつん「せっかく俺らのためにタワー建ててくれたのに···だるまがますます腹立ってくるわ!!」
もふ「確かにショックだけど、まだタワーは残ってるでしょ?早く行った方がいいんじゃない?」
俺も本当は悲しい。でも、ずっと悲しんでいる方がどぬくさんも悲しくなる。俺はじゃっぴ達に早く行くよう声をかけた。
じゃぱぱ「···うん。どぬくさん達が見つけてくれた石像、壊しに行くよ!!」
のあ「だるまはまだ砂漠にいますか?」
うり「···消えた!今完全に消えたよ!!」
じゃぱぱ「行こう、のあさん!!」
のあ「はい!!」
そして2人は石像を探しに砂漠へ出かけたのだった。
もふ「ダイヤ見つからないなぁ···。」
俺たちは今ダイヤを探している。石像を見つけたらすぐ壊せるように。
ヒロ「一旦外に出た方が···あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!」
ヒロくんが渓谷へ落ちてしまった。幸いにも落下地点には水があり、死なずには済まなかった。
シヴァ「えっ!?ヒロくん死んだ!?」
るな「ヒロさん!?」
ヒロ「いや、渓谷に落ちただけ···水のおかげで死ななかったよ···。」
ヒロくん、ほんのたまーに叫び声が出るんだよね。面白いけど。
じゃぱぱ「紛らわしいわ!!(笑)」
たっつん「ビックリしてダイヤのツルハシ投げてもうたわ(笑)」
いやビックリしてもツルハシは投げちゃダメでしょ。でも、笑う場面が出てきてよかった。
もふ「ヒロくん、叫ぶの禁止ね(笑)」
ヒロ「えっ!?」
なおきり「僕みたいに怒られたくなかったら叫ぶのはやめた方がいいっすよ!」
ヒロ「確かに、今のは俺が悪い(笑)」
さっきから疑問に思った。ゆあんくんの声が聞こえない。
もふ「ねえ、ゆあんくん?さっきから声聞こえないけど···」
のあ「えっ!?」
じゃぱぱ「ホントだ!!ゆあんくん死んだ!?」
タツマ「ええ!?短時間で2人もいなくなるなんて···」
ゆあん死亡(?)
〜ゆあん視点〜
ゆあん「お母さんありがと〜!」
俺はお母さんからななチキを貰った。某コンビニの大人気のホットスナックだ。
ついでにコーラ、鮭のおにぎり、冷凍のスイーツも貰った。ありがとう、お母さん!!
ゆあん「もぐもぐ···うめええええええええ!!ななチキ最高!!」
あっ、だるま続けなきゃ。
今は昼の2時。皆が必死にサバイバルしてる中、俺だけ優雅にご飯を食べていた。
俺は急いで自分の部屋へ戻った。
でもPCからこんな声が聞こえた。
じゃぱぱ「まさかゆあんくんもいなくなるなんて···」
もふ「でも何で死んだのか気になるな···。だるまはもう消えたから···もしかして強いゾンビにやられた?」
なおきり「でも僕とゆあんくんは真反対のところいたから違うんじゃ···」
えっ?俺、死んだことになってる?
ゆあん「ちょっ、待ってよ!!俺生きてるよ!?」
たっつん「···お前生きてたんかい!!」
うり「全然声聞こえないから死んだのかと思ったよ(笑)」
じゃぱぱ「お前も紛らわしいんじゃい!!」
大ブーイング。ご飯の後の第一声が「お前生きてたんかい」って酷くない?(笑)
ゆあん「ごめんごめん!お母さんからご飯貰ったから···ななチキ美味しいです!!」
のあ「ゆあんくんがななチキ食べてる間にどぬくさん死んじゃいましたよ!!」
ゆあん「···ええええええええええええ!?」
マジか。俺がfavorite food(好きな食べ物)を食べてる間にどぬくさんが死んじゃったのか。俺ってばなんてことを。じゃぱぱ達によると、石のタワーが揺れて落ちてだるまに殺されたらしい。
でも石のタワーが揺れるなんて機能、俺は知らないぞ?もしかしてだるまが何かしたのか?
ゆあん「で、今は俺たち12人が生きてるってことか。それじゃあどぬくさんの分も頑張らないとな!!」
たっつん「さっきまで呑気にご飯食べてた人とは思えんな(笑)」
ゆあん「でもタツマさんとアカネさんの姿見てみたいなぁ。声しか知らないよ?」
アカネ「私もゆあんくんのこと見てみたいです!」
ゆあん「えっ!?それって俺のこと好きなの!?」
やった。歳下の子から告白された。
じゃぱぱ「それだけは無くない?(笑)」
うり「今のところゆあんくん何もしてないでしょ(笑)」
失礼な。ボーダーを半周して石像が無かったことを報告したんだぞ。
あと···ご飯食べた!!
なおきり「そろそろ半周しておかないとキツいっすねぇ。タツマさん、アカネさん、ここからは2人で行動してもらえます?」
タツマ「はい!なおきりさん、気をつけて!」
なおきり「男なおきり、行ってまいります!!」
なおきりさんがボーダーを半周するために単独行動を始めた。危なっかしいなぁ。俺も人のこと言えないけど。
だーるまさんがこーろんだ
ゆあん「だるまいない!」
じゃぱぱ「うりが目の前に見えるけど行けない!!」
うり「あっ、じゃぱぱさんとのあさん!!」
のあ「うりさん、動いちゃダメですよ!?」
うり「分かってるよ!!」
じゃぱぱとのあさんは石像を壊しに砂漠へ移動して、ようやくうりさんと合流したそうだ。
るな「こっちにはいないです!!」
ヒロ「俺たちも見えないなぁ。」
たっつん「俺も見えへん。でも山の上から見てそうやなぁ。」
ゆあん「でも俺の近く山とか木とか全然ないよ。ただの草原。」
ラッキーなことに、俺は今ボーダーから少し離れて何もない草原を見つけた。周りを見たけどだるまはどこにもいない。
ゆあん「俺動きます!!」
たっつん「おっ、行ってみるか!!」
じゃぱぱ「でもゆあんくん···」
もふ「周り何もないと思ってたらだるまがいたっていうことがあったし···」
ゆあん「でも本当に今回は何も無いよ!?赤いものも無い!!それに、動物もいないし、これは動いて大丈夫だよね!?」
シヴァ「あっ、だるま俺たちの目の前にいる!!」
どうやら俺からめっちゃ離れているシヴァさん、るなさんペアのところにだるまはいるらしい。
ゆあん「ほら!!シヴァさん達と俺遠いから!!ね!?行けるって!!」
のあ「それじゃあゆあんくん···」
うり「動いていいよ!!」
じゃぱぱ「でも途中で死なないでね?」
ゆあん「大丈夫!!それじゃあ動きまーす!!」
俺は周りに何も無いことを確認し、歩き始めた。その時、後ろから足音が聞こえる。
えっ?だるまも動物も何もいないのに?しかも今は昼。敵はいないはず。
後ろを振り返ると
大量のゾンビと、剣とガラスの棒を持った2人が現れた。
どうして?昼なのにゾンビは1体も燃えてない。
それに、この2人は見た感じ···
ゆあん死亡 残り11人(タツマ、アカネ含む)
現在地
じゃぱぱ、のあ、うり···砂漠
たっつん···平原(ゆあんと場所は違う)
シヴァ、るな···ダークオーク
ヒロ、もふ···渓谷(バイオームは不明)
なおきり···ボーダー沿いの雪原
タツマ、アカネ···平原
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