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#ktymz
乃希
2,199
乃希
28,043
りんりんです
本文8000字以上…頑張って
もしかしたら分かりにくいかもです…
ハートが多かったら解説?
を出そうと思います
(雑談部屋に出します※フォロ限です)
prtg 付き合ってます
※この話には日付がでますが
現実の曜日とは異なります
ー2026年9月25日の満月の日から
6日前の9月19日から始まるの物語ー
💙「ぷりちゃ〜ん!!帰ろ〜!」
この小さくて俺の周りを
ぴょこぴょこしているのはちぐさ
付き合って1年いや、もうすぐ
2年になろうとしている俺の彼女。
💚「そんな急ぐなよなww」
💙「えー!でもデート楽しみだし!」
…ちぐ、昨日も俺とデートしたよな?
ってことは一旦置いといた
今日のデートを楽しみたいから
💙「ん〜〜、、おいしぃぃ」
スイーツを頬張ってめっちゃ笑顔のちぐ
をコーヒーを飲みながら見つめる
こいつ…いちいちかわいいんよな
💙「ほんっとにおいしぃぃ」
💙「あ、!ぷりちゃんも食べる?」
コテンッと効果音が
つきそうに首を傾げて俺に聞いて来た
…あかん、かわいすぎね?
💚「ん、、じゃあもらうわ」
💙「ほんっとに美味しいからね?」
💙「はいっあーん」
💚「んっ、美味いわ」
💙「えへへ…でしょー!」
、、美味しい。
ちぐが好む甘さで映えもバッチリ
…また来るか
💚「俺のもくうか?」
💙「え、!いいのっ?やったぁ」
💚「ほら」
💙「ん、うまぁぁ」
ちぐって溶けそうに笑うよなぁ
それからあーだこーだして
俺たちは家に帰る道を歩いていた
もう、日は沈んでいる
💙「もう、寒くなってきたね」
💚「な!」
そんな他愛のない会話をしながら
ちぐのちっさい手を少しだけ強く握る
その手は少し冷たかった
そして、不意に視線を上へと上がる
💚「今日は晴れてるな」
💙「そうだね!」
💚「月もきれーに見えるな」
💙「お星様をきれいだよ?」
お星様って…
こんなことでもかわいいと思ってしまう
💚「そういえばもうすぐ十五夜じゃね?」
💙「それってなんの日?」
💙「15日はとっくに過ぎてるよ?」
💚「うーん、、確かに十五夜は
15日っていう人もあるんやけど…」
💚「俺は9月の満月の日が十五夜って
親に教わったんよな」
💚「そして十五夜は1番月が綺麗らしい」
💙「…へー」
💚「そういえば今年はいつなんやろ…」
💙「別にいつでもいいんじゃない?」
💚「…確かになw」
そんな会話をしていたら
ちぐの家に着いていた
ちぐは一人暮らしをしているらしい
だから親にはまだ会っていない
、いつかは会いたいけど…
その、な?やっぱり…
💙「あ、私はここで!ッじゃあね!」
💚「またな!」
ちぐと別れて
俺は自分の家の方へ足を進めた
家に帰ってからふと思い出す
💚「今年の十五夜っていつなんやろ」
別に知らなくてもいいことだが
無性に気になってしまった
幼稚園の頃は饅頭をたべてたなぁー
うさぎの絵が入ったやつ…
そう考えながらスマホで検索をした
…どうやら今年の満月は25日らしい
ただ気になって調べたらだけだったので
日付を知った後俺はすぐに眠った
〜9月20日〜
次の日のお昼
俺はお隣のちぐのクラスへ歩いていた
ちぐは料理があんまり上手くない
ちょっと抜けているとこがあり
危ないことをしでかす
一回、お弁当を作ってくれたが
指には沢山の絆創膏がついていた
その後は俺が作るようになった
別に購買や学食もあるが
購買は栄養バランスが偏ってしまうし
学食はそれこそ栄養バランスは
問題ないと思っているが
俺たちは学生だ 毎日は財布がきつい…
だから2人分のお弁当を作っては
毎日2人で一緒に食べている
俺も料理に自信があるわけではないが
ちぐが食べてくれるのが嬉しいし
尚且つ2人で食べる理由にもなっている
そして今日もちぐはお弁当を
とびっきりの笑顔で食べていた
💙「やっぱり私、
ぷりちゃんのお弁当大好きだな」
💚「!?、急にどうしたん?」
💙「んー?なんか急に浮かんだの!」
ちぐがそういうことを言うの、珍しいな…
💚「あ、!せや」
💙「?、なんか用事とかあった?」
💚「いや違う」
ちぐの質問に答えながら
弁当が入っていた袋を漁った
💚「よかった。あったわ」
💙「え?なになになに?」
💚「これな朝、頑張ったんよ」
と、言いタッパを開けてちぐに見せる
💙「え!?うさぎだ!」
中身は皮の耳がついたりんごだ
今日の朝、もうすぐ十五夜ってのを
思い出し検索してやってみた
💙「え、めっちゃかわいい、、、」
💙「ぷりちゃんがやってくれたの?」
💚「もうすぐ十五夜だし
ちぐが好きそうやなって思ったんよ」
💙「、うん。好きぃ …食べてもいい?」
💚「もちろん」
💙side
ぷりちゃんが一生懸命つくって
くれたであろううさちゃんりんごを食べる
そのりんごは少し しょっぱい
きっと塩水につけてくれたんだろーな
ってことがわかる
💚「…」
不安そうに私を見つめてくる彼
めっちゃ美味しいよっ!
って気持ちを込めてながら笑顔を返す
💚「…!」
…伝わったみたい
嬉しそうにニカッて笑い返してくれた
そんな顔を見ているとこっちまで
嬉しくなってきた
ふと、ぷりちゃんの指先をみると
絆創膏が1つ貼られていた
…頑張ってくれたんだなってことが
その絆創膏から伝わってくる
もう、そういうとこもかっこいいな
こんな毎日が続いたらいいのに…
そして、太陽に願う
この時間がずっと続け…っと
私の願いは虚しくあと10分で
予鈴が鳴っちゃうけどね
〜9月21日〜
今日は学校が終わった後
すぐにぷりちゃんと別れた
いつもなら送って貰っているけれど
今日は用事があると嘘をつき帰って貰った
そんな私を心配そうに見つめる彼の目
やっぱりぷりちゃんのこと大好きだなぁ〜
ずーっと一緒にいたかったなぁ
💙「なんて…叶わないのに」
自分の家のソファに沈みながら喋る
💙「もうそろそろお別れかぁ…」
その体制のまま、スマホを操作した
💙『明後日、デートしない??』
と、自分の大好きな人へ
メッセージを送った
ふぅと、息を吐きスマホを横に
おこうとしたとき、ピロンっとなんとも
愉快な音が聞こえた
💙「え!!返事早っ!?」
いつもだったらそんなに既読など
早い方ではないのに…
💙「ぷりちゃんもなにか察したのかな?」
そう考えながら【ぷりちゃん♡】で
登録しているトーク画面を開いた
💚『する。俺、行きたいとこあるわ』
彼からの返事とは思えないくらい
珍しい返事のしかただった
💙「おっけーだよっと…」
ふと、ベランダに出て月を見上げる
💙「もう少しで満月、か…」
私の呟きは静かな夜にとけていく
💚side
〜9月22日〜
今日、いつも通りちぐと俺の弁当を
一緒に持って隣のクラスへと足を運んだ
だが、教室にちぐの姿はなかった
不思議に思ったし、
なんだか嫌な予感してきて俺ともちぐとも
仲が良い友達にちぐのことを聞いた
「あ〜、、ちぐちゃんはねぇ」
友達な言葉にゴクリっと喉を鳴らす
「気分が良くないらしくって
保健室行ったんだよね、、」
軽く見積もって、安心した
何かあったのではないか。
俺の前から消えたりしたらもう、無理だ
嫌な予感は的中しなかった
それだけで口元が少し緩む
「ねぇぷりちゃん?」
「ちぐちゃんさ、なんか
悩んでそうだから話、聞いてあげて」
頭が殴られたような感覚がした
…やっぱり嫌な予感はあたっていた
その後すぐに友達に別れを告げて
颯爽と保健室に向かって少し早く歩いた
💚「ちぐっ…」
結構な勢いで保健室のドアを開ける
そしてすぐ奥の方から
ひよっこり顔を覗かせるちぐを見つける
💙「あ、!ぷりちゃん!」
…とくに体調は悪くなさそうだ
💚「あのさ…」
💙「?、どうしたの?」
💚「ちょっと話てもええ?」
💙「…うん」
そのまま2人でベットに座って話し始めた
〜9月23日〜
昨日結局ちぐは何も言ってくれなかった
別になにもないよって…
なんでなにも言ってくれないのだろう
なんだか天井を見てるのが嫌になる…
ちょっと気分転換に外でも見るか…
軽いとは言えない足取りで窓の方へ向かう
カーテンをシャッと開く
そこにはもうほぼ満月
といっていい月が見えた
あまりにも綺麗でじっと見つめる
…そういえば
月って模様が見えるんだったけ?
なんだったかな…たしかうさぎか
カニ、だったか?
あともう一つ…忘れた
💚「…カニになんて見えるか、?」
少なくとも俺にはうさぎにしか
見えなかった
💚「なんか…幼稚だなww 」
〜9月24日〜
今日もちぐと一緒に帰っていた
一昨日デートの約束をしたからでもあるが
大体は一緒に帰っている
💚「どこいく?」
💙「…」
💚「ちぐ?、ちーぐ?…ちぐ?」
💙「え、あっ…ごめん」
…やっぱり心ここに在らずって感じやな
💚「…やっぱり帰るか?」
💙「えっ、、」
💚「なんか…な?」
💙「…ううん、まだ一緒にいたい」
と、いいおれの服の裾を控えめに
引っ張ってくる
…そんなの答えないわけないだろ
あの後ちぐとは思いっきり遊んだ
優劣はあまりつけたくないが
今までで1番っってほどに楽しかったし
2人で沢山笑い合った
そんな帰り道いつも通り手を繋いで帰る
ちょっと名残惜しくなりちぐに声をかける
💚「なぁ…」
💙「?、どうしたのぷりちゃん?」
💚「ちょっとブランコいこーぜ」
ちぐは優しくうんっといって
2人で近くの公園のブランコに腰をかける
💙「今日…すごく楽しかった」
💙「ぷりちゃんの好きがましちゃった」
💚「俺も…ましたと思う」
ちょっと照れくさくて下を向く
💙「…ねぇ、?」
ん?と顔を上げると
目の前にちぐの顔があった
そのまま優しくちぐに包まれる
俺を流れるようにちぐを包む
💙「私はぷりちゃんが大好き」
💙「ぷりちゃんは私のこと好き?」
💚「勿論、大好き」
今度は目を逸らさずに
ちぐのめを真っ直ぐ見つめる
💙「えへっ…凄い嬉しい」
ちぐの蕩けそうな顔に心臓が
ドキッと音を立てる
💚「…なぁ」
そしてそのまま吸い込まれるように
ちぐの唇へ自分の唇を合わせる
💙「…!、、」
そしてその後すぐにまたちぐの
胸へ顔をうずめた
💙「もう…急すぎない?」
ちぐの声からして照れているのがわかる
💙「…こっち見て、?」
ぱっと顔を上げた
すると今度はちぐから唇を合わせた
予想を超えてきて目を見開いた
ゆっくりとスローモーションで
ちぐが離れていく
段々とちぐの顔が遠くなっていく
その頭には大きい白いものがあった
さっきまではなかったそれに
言葉を一瞬忘れる
💚「…ちぐ、、それ…頭」
やっとのことで言葉を振り絞った
💙「えっ…?」
ちぐが頭を触り始める
するとその白い物体はぴょんっと
ちぐの頭の上で立った
💚「…は?」
それは誰がどう見てもうさぎの耳だった
💙「…もう、!?」
ちぐはすごく動揺している
俺も固まったままだった
💙「…さよなら」
そういうと俺にもう一度
キスをして走って公園を後にする
💚「…えっ、?」
俺は訳が分からずその場に立ち尽くした
やっと我に帰って公園からでたけど
ちぐの姿は見えなかった
💚「…どこいったん」
あれから取り敢えず
家に行ってみたがいなかった…
厳密に言うと多分居留守…
電気、ついとったし…
そこはポンコツなんかい!!
そして、とりあえず家に帰ってきた
あれから連絡をしたり電話も
かけてみたりしたけれど
電源を切ってるみたいだった
💚「まじで…ぜってぇ見つける…」
あのままだとちぐがもう
いなくなってしまう気がした
取り敢えず明日の朝一にちぐの家に
凸ってやる…、、、
そう心に決めて眠りについた
〜8月25日〜
💚「…んぁ?」
💚「…」
なんだかいつもより眩しい…
いや、待って!?
💚「いま何時やねん!?」
時計を見ると12時になろうとしていた
…昨日、だいぶ遅くまで寝れなかったけ?
💚「、とりあえず行かな…」
急いで諸々の準備をしたが
ちぐの家に着く頃には1時になっていた
💙side
まさか…もう耳がつくなんて…
ぷりちゃんに見られてしまった、、
絶対なんかあるってバレてる…
しかも昨日…結構大胆なことしたよね?//
うぅ…恥ずかしくなってきた、、
💙「…でも」
💙「地球にいるのも今日で最後か…」
地球でいうと中学校1年生のときに
この星にやってきた
国語の授業でやった「かぐや姫」
ずーっと昔の話だって…
そんなことない今、実際にいるよ?
私は元々、月に住んでいた
でもお父さんが悪いことをした
💙『…お父さん?なぁにそれ…、、』
それがバレた後さらにお父さんは
非道なことに手を染めていった
私の家は俗に言う裕福な家で
信用、人望など全てを失ったことにより
他の月の人々から酷い扱いを受けた
私には兄が2人いたが
2人とも地球でいう成人をしていて
私、お父さん、お母さんとは
別々の離れたところにそれぞれいた
だから周りの人たちは
私とお母さんを復習相手に選んだ
だからお母さんは私を地球に逃した
お母さんは機械とか諸々を
作っている人で地球に行ける装置を
隕石の中に作った
でも2人は入らなかった…
隕石っていっても小さいものしかない
しかも地球に行けるのは地球から
月が1番綺麗に見える日しか行けない
私とお母さんは小柄だった。
でも装置は一台しかない
迷わずお母さんは私を押し込んだ
💙『お母さん?…おかぁさんっ!!!』
そして、私だけ地球に逃げることができた
なぜかその時には月の人の証である
うさぎの耳が消えていた
そして9月19日あの日
彼氏であるぷりちゃんと一緒に
帰ったあの日
2人で月を見ていたら急に
月が眩しく感じた
そして気づいた
もうすぐ月に帰る日だと
月が綺麗に見える日十五夜。
あの授業で習ったはずなのに忘れていた
私は今日、次に帰るのだろう…
💙「なんだか…涙がでるなぁ…」
あの日のこと。ぷりちゃんとの思い出
それぞれを振り返っていると
自然と涙がこぼれ落ちてきた。
💙「ッばいばい。ぷりちゃん…」
私はうさぎの耳を隠すように
帽子を深く被って家から出た
💙「…さようなら」
💚side
ちぐの家にきてインターホンを押す
…でない
💚「まじでッ…いない、?」
💚「ッくっそ…」
俺は無我夢中で走り出す
いつから変わった?
なんかあるやろ…ちぐが変わった原因ッ!
そしてあのうさぎの耳ッ
…なんだ、?ッくそっ頭が回らんっ!!
ずっと走りながら考えてたせいで
結構遠くへ来てたみたいだ
あれは最近ちぐといったカフェ
不意に店の前にある看板が目に入る
【十五夜スイーツ!!】
雷に打たれたような感覚…
💚「…十五夜」
確か…あのカフェの帰りから…か?
あの日そうだ!月を眺めて…そして昨日…
うさぎの耳…
💚「十五夜に関係ある…?」
まって…十五夜やろ、?
で、いなくなる…
うさぎ…月か?
ちぐの両親は見たことない…一人暮らし
夏休み…冬休みずっと家におる…
もしかして親がいない?
急に転校してきたな…
…急に現れた?
うさぎの耳…地球の生き物じゃない、?
じゃあなんの生き物…
月…?月の人間、?
💚「月…人間…いなくなる…十五夜…」
必死に考えていると
ある一つの物語が浮かんできた
💚「…かぐや姫?」
そしたらちぐは月に行くってことか…?
…ちぐがいきそうな場所、、
💚「…くっそ…遠いやんっ!!」
…でもいくしかないやろ
💙side
風が冷たくなってきた
💙「…もうすぐかな」
もうすぐで日が沈む…
ここは私がいる街から2つ離れた場所
ここは月が綺麗に見えるって
一年前くらいにぷりちゃんとも
一緒に来たことがある場所
そこの立ち入り禁止の看板の奥
私は1人でそこに立っていた
1人のはずだった…
💚「ッちぐっ!!」
💙「ぷ、ぷりちゃ…!?」
💚「やっと見つけた…」
ぷりちゃんすっごい息が荒い…
汗もかいてるし、、
沢山走ったのかな…、?
💙「えっと…」
💚「ちぐ…」
💚「月に帰るん?」
💙「…え、」
な、なんで…
私ッなんもいってないのに…
💚「今日…ちぐを探してる時」
💚「気付いたんよ…」
💙「ッ…」
できるなら…できるなら
隠したままでこの地球を去りたかった
だって…だってッ…
💙「なんで…なんでッッきずくのぉ(泣」
泣きたくなかったのにっ!!
笑顔でお別れしたかったのにッ!
💙「ッ…グスッ…ゥ…」
💙「ぷ、ぷりちゃ、ん〜ッ!!」
こんな顔してるの恥ずかしいし
どうしてもぷりちゃんへの気持ちが
溢れちゃって勢いよく抱きつく
💚「…やっぱり月に帰るん?」
💙「…わかぁんない、、けど
なんかそんな感じがする…」
💙「ぷりちゃん…」
💚「ん?」
💙「今までありがとう…」
💙「私は今までも、これからも
ぷりちゃんのことが大好きだよ」
💙「だから…ばいばい」
💚「…もう地球には来れないん?」
💙「うん…元々禁止されてるしね、、」
💚「それってさ…」
💙「うん?」
💚「俺は行けないの?」
…イマ、ナンテイッタ???
オレハイケナイノ…?エ?
💙「それってどういう…」
💚「いや…俺はちぐのことが好き」
💚「これからもずっと
ちぐのことが好きな自信がある」
💚「だから俺も月に行けないのかなって」
💙「、確かに…」
💙「じゃあ!!」
⁇「それは無理だ」
NO side
❤️「それは無理だ」
突然目の前に2人の男が現れる
どちらもうさぎの耳が生えていた
💙「え、?」
💚「は、?だれ??」
その2人はなにも言わずに
ちぐさの方へ、近づいていく
💙「あ、あと兄!?!?」
❤️「久しぶり、ちぐ。迎えに来た…」
1人目の男が静かに告げる
💙「…あとにぃ(泣」
🩷「ほらー泣かないのー!!」
泣いてしまったちぐさを
もう1人の男が抱きしめる
💙「け、けちゃにぃ…(泣」
💚「ちぐの…兄妹…」
❤️「おう。はじめまして」
❤️「長男のあっとだ」
❤️「こっちが次男のけちゃ」
🩷「あ、こんにちは…こんばんわ」
💙「…ねぇ」
🩷「ん?どうしたの?」
💙「…帰りたくない」
「ぷりちゃんと、、一緒にいたい…」
ちぐさの声は弱々しかったが
それでも心は決まっていた
💚「…ちぐ」
❤️「…そっか」
🩷「じゃあこっちに来てもらう?」
呑気にとんでもないことを言い出すけちゃ
💙「え、?」💚「は?」
💙「え!?ぷりちゃんも
こっちに行けるの!?え?」
💙「だ、だっていけないって…え?」
🩷「でも親御さんとかいいのー?」
💚「…ちぐのためなら、、行く」
🩷「じゃあいこ…」
❤️「肝心なところを忘れてるだろ」
けちゃがだしていた和やかな空気を
冷やすには十分な低音だった
💙「…大事な、、ことって…?」
❤️「だって…月に行くと感情が
消えてなくなるんだぞ?」
💙「え、、、」
❤️「お前ら見た感じ付き合ってるだろ?
人間であるこいつを月に連れてくには
感情を全て消さなければならない」
❤️「恋なんてわからなくなる」
❤️「もちろん好きって感情もだ」
💙「ッ……」
あっとの言葉はちぐを
絶望へ叩きつけるには十分だった
❤️「だから俺は無理だって言った」
🩷「ねーえ?帰ろうよー??」
💚「…く」
❤️「?」
💚「それでも…俺は行く」
ぷりっつの目がまっすぐ前を向く
その瞳は決して揺るがない
💚「だから…俺も連れてけ」
❤️「わかった…」
❤️「じゃあ俺の肩に手を乗せろ」
ぷりっつの手があっとの肩に
触れる直前でその声は響く
💙「だめ…」
💙「何を言ってるのぷりちゃん?」
💚「は、?ち、ちぐ?」
💙「ぷりちゃんはこないで」
💙「むしろ来ない方がうれしいし」
ちぐの瞳に光はない
ただ、淡々と話していた
💚「な、何言って…」
💙「なにって…嫌いなの」
💚「…うそ、やろ?」
💙「嘘じゃない…ほんとうのこと」
💙「月に行くって言ったって無理」
💙「あとにぃ、けちゃにぃ帰ろ…」
❤️「…いいのか?」
🩷「…ちぐ急にどうしたのー?」
ちぐさは2人の言葉に
なにも反応を示さずそのまま
2人の肩に手を置いた
💚「ち、ちぐッまって!俺は…」
💙「最後に言っとく」
と、言った後ちぐさ達3人が
月に照らされる
そして、ちぐの瞳に光が戻る
💙「今のは全部嘘…
ぷりちゃんのこと…大好きだよ」
💙「一緒に行ってくれるって
言ってくれたのすごく嬉しかった」
💙「でも…感情は失ってほしくない」
💙「…ごめんね?」
💚「でもッ…俺も行くって!!!」
💙「それはダメ」
💚「ッなんで、なんでだよッ!!!」
💙「だって…私のことが大好きな
ぷりちゃんでいてほしいのッ(泣」
💙「だからッ…グスッばいばい」
3人の周りがさらに光り始める
💙「ねぇ…ぷりちゃん?大好きだよッ」
最後にその言葉を残して
3人は空へと飛んでいった
春、たくさんの卒業生が歩いている
その中に1人の男が歩いていた。
その手の中には男と
1人の女の子の写真を握っていた
その女の子のことは誰も知らない…
彼女の痕跡はなにも残っていない
住んでいた家も、座っていた席も
すべてもぬけの殻になっていた
だれに聞いてもわかんないって
答えが返ってきた
けどそこの男は違う
彼女を唯一知っている人
それは月に行く前に残した
彼女の思いかもしれない……
あの日、俺は好きな人がいた
恋、、をしていた…
でも、、これからの将来…
俺はもう、恋なんてしないだろう
だって…恋を置いてきたから
💚「さてと…俺も行くか」
しっかり前を向いて歩く
これから沢山勉強をしないとな
置いていった恋を拾うために…
…おわった
最初の挨拶抜きで本文が
8000字以上!!
いやー、、お疲れ様…私
なんか思うようになんなかったけど
とりあえず頑張ったつもりです
沢山ハートください
おつりんりーん!
コメント
5件
みぅだよ🤍🥀 第1話からもう泣きそうになった…。最初の甘々なデートの空気と、後半の切ない別れの対比が本当に心に刺さる。ちぐが「だって…私のことが大好きな ぷりちゃんのでいてほしいの」って言うところ、もう…大好きな人を想えばこそ、自分から離れる選択をするの、重くて苦しくて尊い。りんりんさん、8000字よく書いたね…。この1話で既に満月みたいに満ちた感情が溢れてるよ🌙🥀