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#オリジナル
儚
39
ruruha
591
#読み切り
ruruha
240
もう足掻いても遅かったね、潔く諦めよう!
※自×表現があります、そして決して自×を助長するような意図は入れておりません
今日は飲み会〜
ふふん!ある程度の身なりは整えて身内だけの飲み会!
楽しみだな〜…飲み過ぎないようにはしないといけないけど…
そんな感じの暖かい、楽しみな感情を持ってお店に向かった
向かった先、友人数人が出迎えてくれた
たくさん他愛のないお話をして、時々仕事どう?とかって話をしたりとか
そんな中…
あ、そういえばまだ〇〇さん追いかけてんの?
……いきなり突っ込まれた
…嫌な気分だ
まだ追いかけてる、そういつもの返しをした
まあこれ以降は突っ込まれないからいいんだけど
……その後、まもなくして解散をした
私はまだそんなに飲んでなかったから…帰路にあるコンビニに寄って缶チューハイを買って帰った
……飲み直そう、って缶を開けて飲み始めた
度数の高めの缶チューハイしかなかったからこれにしたけど、ゆっくり飲むようにしないと飲まれる
そんな事をぽやっと考えながら飲んでいた
たまに酒をこうして一人で飲むと起こること
メンタルが自然と崩れて行く感覚
……
あぁ、いつものか…
なんとなく冷静でない頭を働かせながらぼーっとしてみることにした
……そうだ、ちょっと首吊るふりだけでもしてみよう
どうしたらこんな結論に至るのか、全く自分でもわからない
まあこの状態がこれで落ち着くのならば…
そう思って首吊りロープを作って柱に括り付けた
じゃあもういいかと、首を縄から外そうとした時
ガタッ…
ぁ
乗っていた台から足が離れた
苦しい
酸素が足りなくなって、意識がわからくなってきた
まだ吊るつもりはなかったのに
…死にたくないより先に
約束守れなかったなぁ…っていうのを最後に意識を手放した
………彼女の口からはつーっと、涎が垂れていた
終
コメント
7件
ああ…読み終わって、しばらく動けなかった。 飲み会の他愛ないやりとりから「まだ追いかけてんの?」の一言で急に空気が変わる感じ、すごくリアルで胸が痛かった。一人で飲み直すところからの心理描写が静かで、それだけにラストの「約束守れなかったなぁ」の台詞がじわじわと刺さる。首吊る“ふり”のはずが現実になる不意打ち――その生々しさと哀しさ、Misiaさんの繊細な筆致だからこそ響いたんだと思う。本当に心に残る一編でした。