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こんにちは~! この界隈は初めてなのでお手柔らかに、。

通報等はしないでいただけるとありがたいです(´;ω;`)


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けんと:高校三年生 アイドルをやっていたが活動休止中。

だいご:成人 同じグループでアイドルをやっている。



※ 希死念慮あり 

自殺等々苦手な方は戻った方がいいです、、!


※ いいね頂けるとモチベになります、、(´;ω;`)

ぜひお願いします、!


✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼

けんとside



夜中。学校の屋上。


気が付くと端に腰を掛けている。



「 星は、みえないか、」



空は雲に覆われて、星の一つも見えない。


真っ暗な空。


こんな空、きっと誰も見向きもしないだろう。


それは、まるで _____ 。




「俺みたい、笑」




暗闇に、自虐的な笑みを浮かべる。


無理にでも笑っていないと、


息が詰まってしまいそうだった。





『お前、なんで生きてるの?笑』


『お前は誰の光でもねーんだよ』


『生きてる意味ないっつってんの笑 聞こえてる?笑』


『この役立たず』


お前、お前、おまえ、おまえ、


オマエ、オマエ、オ マ エ、



ナ ン  デ  、 マ ダ  イ キ  テ  ン  ノ ?



「、っ、、、」



まただ。


脳裏にはっきりとしみついた言葉が、


あふれ出てくる。


息ができない。前が見えない。逃げたい。



辛い。辛い。辛い。辛い。辛い。


辛い。辛い。辛い。辛い。




ここから飛び降りてやろう。


そうしたらみんな、喜んでくれるはず。


きっと、うれしいはず。


だれも、悲しまないはず。


悲しむほどの人が、いないから。


もう、いっか。



「どーでもいいや、笑」



最後だし何か送ってみようか、


なんて考え、


何気なくメッセージアプリを開く。



ここ最近は連絡を取る人もいなかったから、


ずっと見ていなかった。


送る人なんて、いないだろうと思っていた。




〈通知一件〉



「俺に、? だれ、?」




おそるおそる通知を押す。


手が震えていた。



〈 ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀さんからの通知が一件あります。〉




「、、ぁ、っ、ぁぁ、、、」



声にならない声がこぼれる。


見たくなかった。触れたくなかった。



〈 ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀、 ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ 、? ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀、笑 〉



思い出しちゃった。


思い出したくなかった。


思い出さないようにしてた。



ずっと自分で避けていた。


逃げていた。逃げなきゃいけなかった。


あの記憶から。ずっと。



既読を付けてしまったからには、返信しないと。


打つ手が震える。



〈 ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ 。 ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ 。 〉







〈 ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀ ⠀。 〉



送信してしまった。もう何でもよくなってきた。


でも、本心だけは伝えたかった。


ただ、それだけ。




「 あーあ、思い出しちゃった、」




✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼

君だけが、僕の光

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