TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

分かっている後悔しても泣いてもキミの心は帰ってこない事__


涼介『○○ッッ……』

「……(振り向く)」

涼介『危ないからこっち来て!』


車のクラクションが響く


「ごめんね涼介」

涼介『○○ッッ!!!』


ドン!!!(車に轢かれる)

涼介『○…○……?』

涼介『ヾ(⌒(_×ω×)_バタン』


侑李{涼介!?どうしたの!?}

裕翔〈知念…血まみれの子……○○じゃない…?〉

侑李{警察と救急車は!?}

轢いた男性「呼びました、!」



警察官①「自サツ未遂ですね。心当たりはありますか?」

ゆとちね「……」

侑李{実は……}


侑李{○○は……いじめを受けていたんです}

警察官①「なら、自サツ未遂をした子の学校と学年を教えてくれないかな。それと、君たちの学校と学年も教えて。近くで倒れてた男の子の名前と学校と学年が分かるならそれも教えて」

ゆとちね「はい……」

侑李{自サツ未遂した子の名前は山崎○○で、夕凪学園高等部の1年生です。僕の名前は知念侑李です。夕凪学園高等部の2年です。}

裕翔〈俺の名前は中島裕翔です。知念と同じ夕凪学園高等部2年です。そして近くで倒れていた子の名前は山田涼介です。俺たちと同じで夕凪学園高等部2年です。〉

警察官①「情報提供ありがとう。」

警察官②「①先輩!近くで倒れていた子の意識が戻りましたが……記憶がフラッシュバックしてるのか過呼吸が治まらないそうです!」

警察官①「□□病院だったよな?」

警察官②「はい!そうです!」

裕翔〈俺たちも連れてってください!!〉


侑李{涼介……!}

裕翔〈涼介!!〉

涼介『カヒュッッ……○○ッッ……カヒュッッ……カヒュッッ……ゼーゼー……』

ゆとちね「ヾ(・ω・`) サスサス」

涼介『カヒュー……グスッ……』


侑李side

涼介の過呼吸が治まったのは日付が変わった頃だった。

涼介が想いを寄せた幼なじみが目の前で自サツ未遂したのだから過呼吸にもなるし、トラウマにもなる

涼介は○○がイジメを受けていた事を知らない

理由は○○が脅迫されていたから言わずに我慢してたから。

僕は1度、○○をいじめた奴に話しかけられた事がある。

「涼介と仲良くなりたいから」という理由で話しかけられたんだ

僕は想いを寄せている子がいるから、無理だろうと伝えたんだ。

その次の日から、いじめはスタートした。

僕のせいだ……僕のせいで○○は……

裕翔〈…ん!……ねん!知念!〉


裕翔side

過呼吸が治まって、寝ている涼介がまた過呼吸を起こした時、対応出来るように知念と交代でベッドの傍にある椅子に座って見守る。

交代の時間が近づいたから、知念と涼介の好きなジュースを買って、

俺は涼介が寝ている部屋に入った


知念に声をかけてみたけど

考え事をしているのか、返事をしない。

それにプラスして、制服のジャケットが破れるんじゃないかってくらいに強くジャケットを握りしめている。

知念も自分の事を責めてるんだろう。

俺は何度か知念の名前を呼んだ。


侑李{ごめん!どうしたの?}

返事をしたのは名前を呼び始めて2分くらい経った頃。


裕翔〈そろそろ交代の時間だから、声掛けてた〉

侑李{ご、ごめんね!30分くらい、よろしく!}

裕翔〈うん。あ、あと、○○、さっき手術終わって、集中治療室に移動したって!〉

侑李{わかった}


|ω・)و゙ コンコン


ゆとちね「はい」

涼介ママ・パパ「失礼します」

涼介ママ「涼介は……?」

裕翔〈涼介は今、過呼吸が治まって寝てます〉

涼介パパ「そうか。2人とも寄り添ってくれてありがとう。」

涼介ママ「○○ちゃんは?今、どうなの?」

裕翔「さっき、手術が終わって集中治療室にいるそうです」

涼介ママ「……そう」

涼介『うぅ゛……』

侑李{……!}

涼介『うわぁぁぁぁぁ!カヒュッッ……カヒュッッ……』

裕翔〈涼介?!〉

涼介『カヒュッッ…カヒュ……○…○……がッッ……』

侑李「○○がどうしたの!?」

涼介『俺ッッ……○○にッッ………置いてかれるッッ……』


涼介『やだやだやだやだやだやだ……置いてかないで……俺を1人にしないで……カヒュッッ…カヒュッッ…』

裕翔〈涼介!!!〉

涼介『裕翔……カヒュッッ……俺ッッ……カヒュッッ……置いてかれるッッ……!』

裕翔〈涼介!○○はさっき手術終わって、集中治療室にいる。いつ意識が戻るか分からないけど、ちゃんと生きてる!だから、落ち着いて!〉

涼介『…ケホ……うぅ゛……(泣)』

侑李{涼介。今から僕が言う事、しっかり聞いて貰っていい?}

涼介『う゛ん……』

侑李{○○はね、}


侑李{涼介に好意を寄せていた子たちからいじめを受けていたの。}

涼介『嘘だ嘘だ嘘だ……○○はッッ……俺の前で笑ってたじゃんッッ……』

侑李{涼介に迷惑かけたくなかったから笑ってたんだよ。 本当の事から目を逸らさないで。}

涼介『うぅ(´;ω;`)』


数日後、○○の意識が戻ったと聞いて

□□病院の病室に呼び出され……


涼介side

○○「久しぶり。涼介、侑李、裕翔」

ニコリと笑う○○の目は知念の言う通り笑っていなかった

俺は○○と一緒にいれる事に浮かれていたから気づかなかったんだ

「嬉しい」とか「悲しい」とか色んな感情が抜け落ちた事壊された事


○○side


こんな自分にイラついてたから前から思ってた事を3人に話をした


○○「……3人はいじめっ子たちあいつらを壊す方法、知ってる?」

侑李「ごめん、わかんないや」

ゆとやま「俺も……」

○○「この時の為に、いじめの証拠を集めてたの」

3人「えっ……?」

○○「いじめの代償を払ってもらわなきゃね」

泡沫に消えていく

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

10

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚