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皆さんお久しぶりです
ご報告ですが、書くのは辞めようと思ってます。
忙しくてなかなか書く時間が確保できないので今まで書き途中だったものをあげようと思います。
私の気分になってしまいますがまた書きたくなったら書こうと思っています。
今まで見てくれた方ありがとうございました。
そして書き途中のものに関してですが本当に途切れ途切れになってしまっています。
ですので続きは読んでくれた皆様に託したいと思っています。
頭の中で妄想して考えてもいいですし、改変しても、続きを考えて書いてくれても大丈夫です。
せっかくここまで書いた作品です。
皆さんが好きなように考えてください!
以上です!
では
話は続いておりません。別の話として見てください。
出てくる人↓
青井らだお
成瀬
ネル
猫マンゴー
MOB
ネル「よく来たね君たち」
猫マンゴー「まぁ呼ばれましたから」
ネル「ゴホンッ君たちには3日後潜入調査をしてもらいたい」
成瀬「潜入調査、?」
ネル「あぁもちろん女性としてね!」
らだお「ん?」
猫マンゴー「今なんて、」
ネル「だから〜、女性として潜入調査を頼みたい!!」
3人「はぁああああああッ?!」
数分前
らだお「はぁあ〜寝み〜」
いつもより少し眠い朝。
ピロンッ
らだお「ん?」
ひとつの連絡が俺の目を覚ました。
名前の欄を見るとそれはネル先からの連絡だった。
緊急
らだおくんへ
らだおくんおはよ〜!
もう起きたかな?
今日の11時に本署に来て欲しい。
大事な話だよ。
らだおくんの他に成瀬くんとマンゴーを呼んだ。
ちゃんと来てね〜
ネル
というのような内容だった。
らだお「ネル先から連絡なんて珍しいな、」
無視してもやばそうなので俺は行くことにした。
その前に成瀬やマンゴーがこのことを知っているのか気になったので俺は電話をした。
まずは成瀬に電話をした。
プルルルプルルル
らだお「ぁ、もしもし〜?」
電話をするとすぐに出た。
成瀬「ん?ぁあらだおか、どした?」
らだお「ネル先からなんか連絡きた〜?」
成瀬「うん、来たよ〜11時に本署でしょ?」
どうやら連絡はしっかり届いていたらしい。
らだお「成瀬見てないかと思って連絡しちゃったじゃんか笑」
成瀬「それぐらい見るわ笑」
らだお「笑笑、じゃまた後でな」
成瀬「ぉー!」
プッ
俺は電話を切る。
同じ内容をマンゴーにした。
少し時間が経ち11時頃になったので俺は成瀬とマンゴーと一緒に本署に向かった。
ガチャ
らだお「はざいます〜」
成瀬「おはー」
猫マンゴー「おはよ〜」
挨拶をしても何も返事がない。
らだお「あれ?今日は俺たち以外いないんだね」
成瀬「まぁ今日本当は休みだしなぁ」
そういえば今日は本当は仕事がない日なのだ。
それなのに呼ばれたのは多分大事な話があるのだろう。
猫マンゴー「てかネル先は?」
らだお「まだ来てないんだ」
そんな話をしていると本署の玄関のドアが開いた。
ガチャ
ネル「ごめんごめんおまたせ〜」
ネル先はひとつの資料を持ち本署に来た。
俺たちは個室に移動した。
ネル「ある街から1枚の手紙を受け取った」
個室に移動した矢先、そう言ってネル先は俺たちに手紙を見せてきた。
ロスサントス警察の皆様へ
まずこのような状態でご報告させていただくことお詫び致します。
そして皆様へお願いです。
私、◯◯◯◯の街へ警察の派遣を願います。
最近私の街で女性を売る、つまり人身売買をしている組織があるかもしれないということが判明しました。
その組織の名はHL(ハル)という組織です。
こちらの組織については現在、ギャングでは無いこと、少数人の組織であることがわかりました。
そして私たちは1人の女性警察官を組織の内部に人身売買の1人として潜入させました。
人身売買をする日にち、場所等はわかっていたのでその場所に向かいました。
ですが潜入させた女性がその場にいませんでした。
こっそり持たせていた通信機に連絡をしても応答がなく、行方不明という状態になっております。
私たちは今行方不明になった女性警官を探しております。
そしてHLという組織を捕まえることを考えております。
そこでロスサントスには優秀な警察が沢山いるとお伺いしました。
なのでもし良かったら女性警官を3名ほど派遣していただけたらと言うことをお伝えに手紙を書きました。
良い返答をお待ちしております。
◯◯◯◯警察署長より
らだお「なるほど、」
まさか他の街の署長から手紙が来るなんて、そう思った。
猫マンゴー「だいたい分かったけどなんで俺たちなの?」
成瀬「俺たち男よ?」
ネル先は俺たちにこれを任せるために呼んだ。
でも女性警官を希望しているのになぜ俺たちが。
そんなことを考えているとネル先が口を開いた。
ネル「君たちに頼んだ理由は2つ」
ネル「君たちが優秀であること。そして私たちは忙しい。優秀である君たちが街へ行くべきだと考えた。」
確かに最近犯罪が増え始め警察官はいつも忙しくしている。
それと上司からの褒め言葉は嬉しいけど男で大丈夫かと俺は思った。
ネル「そして男という観点についてだが それは大丈夫だ。」
らだお、成瀬、猫マンゴー「??」
ネル「餡ブレラのボスであるウェスカーに頼み薬を作ってもらった。」
ネル先は手紙の横に小さい瓶を3つ置いた。
ネル「これを飲めば1週間女性の体になれるという薬だ。」
らだお、成瀬、猫マンゴー「ッ?!」
らだお「そんな薬作れるんですか?」
ネル「まぁギャングだからな笑」
びっくりだ。
そんな薬がこの世にあるなんて。
しかも作れるなんて。
俺が驚いている間に成瀬は言う。
成瀬「あの、1週間って短くないですか?」
成瀬の言う通り1週間はとても短い。
潜入調査は時間がかかるものである。
ネル「そこについては私が独断で判断し1週間という期間にした。」
らだお「1週間で方をつけろと、」
ネル「理解が早くて助かるよ笑」
ネル先は不敵な笑みを浮かべながら言う。
1週間でできるものなのか?と思うがまぁ俺たちなら大丈夫だろという謎の自信があった。
ネル「まぁ君たちならそんなに時間はかからないだろう。そしてこの薬は声も女性の声に変わる。」
成瀬「すごい便利じゃん」
猫マンゴー「おもろ」
2人はその薬にとても興味関心していた。
ネル「あちらの街に行く日は2日後の午後1時、その日は人身売買する子を受け取る日らしい。そこに君たちを潜入させる。」
らだお「わかりました」
ネル「そしてその前に君たちには薬を飲んでもらいたい。体の慣れもあるが、君たちにはしっかり女性の行動を身につけてもらう。」
成瀬「うわぁー笑」
成瀬は嫌そうな顔をしながら言う。
ネル「明日の午前10時に私の家の前に来てくれ、住所は送っとく。」
猫マンゴー「身分は?」
つかさずマンゴーは聞く。
ネル「そこは私が何とかしとくよ。名前はどうしようか?」
そういえばまだ名前を決めていなかった。
成瀬「んー俺は、憂(ゆう)とかでいいですか?」
ネル「うんいいね!じゃ成瀬くんは決定ね、あと2人はどうする?」
成瀬は直ぐに決めたみたいだった。
猫マンゴー「俺は芹香(せりか)とか?」
ネル「いいね!」
らだお「じゃ俺は楼空(ろあ)とか笑」
ネル「おっけーじゃ明日からよろしくねぇ」
全員名前が決まり話も終わり俺たちは1度帰ることになった。
らだお「2人とも先行ってて〜」
成瀬、猫マンゴー「りょうかーい」
らだお「ネル先、少しいいですか?」
ネル「んーどした〜?」
俺はネル先に聞きたいことがあったので2人を先に帰らせることにした。
ネル「どうしたの?そんなにかしこまって」
らだお「…もし行方不明の女性警官がその組織に関わっていたとしたら、どうしますか」
これはあの手紙を読んだ時から気になっていたことだ。
もしかしたら行方不明になったのはその組織に関わっていたからと思ったのだ。
ネル「…言わずに終わろうと思ったんだけどね、笑」
らだお「え?」
ネル「一応◯◯◯◯街からは出来れば捕獲、もし罪を犯していれば殺していいと言われている」
ネル「その判断はらだおくんに任せるよ」
らだお「殺し良いって…」
俺はびっくりした。
犯罪をしていても理由がある。
それでも殺していいと言うのだろうか。
ネル「らだおくん、そうなるのはわかるけどもしその人が人身売買をしている黒幕だったら?もしその人が女性を殺していたら?」
ネル「そういうことをちゃんと考えて判断するんだ。だから君たちを選んだんだよ」
ネル「まぁでも関わっているときまったわけじゃないから、気楽に、ね?」
らだお「はい、」
俺は拙い返事しか出来なかった。
俺たちはらだおに先に帰っていてと言われたがどうも気になって盗み聞きすることにした。
話の内容は所々しか聞こえなかったが大体はわかった。
猫マンゴー「…」
成瀬「…」
俺たちは少し無言になる。
そうなる理由は申し分ない。
らだおがネル先との話を終えたようなので俺たちは先に本署を出る。
猫マンゴー「ねぇもし女性警官見つけたらどーする?」
マンゴーはそう俺に聞いてきた。
俺は少し考える。
らだおだったらまず殺さず話を聞くだろう。
話を聞いても多分らだおは殺せない。
だったら、
成瀬「一応話は聞いて犯罪を犯してたら殺す」
猫マンゴー「俺も同感」
俺たちはそう話して各自帰った。
次の日になり俺たちは薬を飲んだ。
成瀬、猫マンゴー、らだお「せーの」
ゴックン
ボンッ
成瀬「うわっまじか笑」
猫マンゴー「あー、めっちゃ声高い笑」
らだお「こんな感じなんだ笑」
俺たちは初めての女体化に驚きながらも少し楽しんでいた。
成瀬は髪はセミロング、声は女性より少し低いぐらいの声、身長は3人の中で1番小さかった。
マンゴーは髪はボブ、声はほんとに女性みたいでカワボ?みたいな感じになっていた。
身長は俺とほぼ同じぐらいで少し小さいぐらいだった。
俺の髪はロングで声は一般的な女性の声、身長はこの中では1番高いぐらいになっていた。
高いと言っても162ぐらいだが。
ネル「おー笑みんな可愛いじゃん笑」
女性になった俺たちを見てネル先は可愛いと褒めてくれた。
ネル「服ぶかぶかだからこれ着てね〜」
そう言って俺たちに女性用の服を渡してきた。
それからは大変だった。
女性の仕草や歩き方、話し方をすべて叩き込まれた。
座る時は足を開かないとか、笑う時は口元を隠すとかまぁ女性らしいことを何度も教えられた。
成瀬「もうやだぁ〜」
猫マンゴー「疲れたあーーー」
らだお「だるすぎる〜」
ネル「あはは笑3人ともいい感じだよ笑あとは明日気になるとこだけ修正して終わろう」
成瀬「明日もあるのさすがに無理かー笑」
らだお「笑笑」
ネル「それとこれ、追加資料」
ネル先は2つの資料を俺たちに見せる。
猫マンゴー「追加資料ですか?」
ネル「うん行方不明の女性警官について」
そこには顔写真とその女性警官についての個人情報が書かれていた。
名前 藍取(あいと)
性別 女性
年齢 26歳
両親は幼い頃に亡くし1人暮らし。
その時に助けてもらったのが警察官で警察を目指したことでなっている。
所々目に余るところはあるが人一倍努力していることがわかる。
ネル「…で、これが本当の資料」
猫マンゴー「?」
成瀬「それは、」
ネル先はもう1枚の紙を見せてきた。
名前 日合 来(ひあい らい)
性別 女性
年齢 22歳
両親不明
住所不明
前部署では仕事のこなし方から大型新人と呼ばれていた。
運動神経もよく頭がよく回る。
全てのことにおいて優秀で新人の中ではいつも首席。
周りからも信頼されていた。
こちらの部署に入る2ヶ月前に行方不明。
名前を変え〇〇〇〇町へ。
偽の資料を作成し本部へ出していたため情報が少ない。
らだお「…ッ、」
その資料を見た時俺はびっくりした。
やっぱり予感が当たったのか、俺はそう思うことしか出来なかった。
成瀬「…らだお、?」
ネル「情報が少なすぎて名前と性別、年齢しか分からなかったらしい。住所は偽装されていて何も分からなかった。」
猫マンゴー「なるほど、」
ネル「本当は昨日伝えようと思っていたんだけど忘れちゃってね、これは君たちに渡しとくよ」
そう言ってネル先は2つの資料を俺たちに渡した。
成瀬「なぜこの人は嘘の資料を、?」
ネル「それは、分からない、なにか理由があるかもしれない。」
らだお「もしかしたらやむを得ない事情があるかもしれませんよね?」
俺は食い気味に聞いた。
俺の予感が当たっているなんて考えたくなかったから。
ネル「ぁあ、今はまだなんとも言えないけどね」
話も終わり今日は帰ることになった。
次の日も女性らしいことをして完璧に俺たちはやり遂げた。
そして、 街に行く当日
ネル「皆頑張れよ〜」
成瀬「はぁーい笑」
ネル「じゃ!いってらっしゃーい!」
3人「いってきまーす!笑」
そうして俺たちは〇〇〇〇街へ移動した。
街に入ってすぐに警官が俺たちを待っていた。
MOB「皆さんお待ちしておりました。」
MOB「〇〇〇〇所属、MOBと申しますよろしくお願いします。」
こちらも自己紹介をしとこう。
らだお「初めまして、ロスサントスから来ました楼空(ろあ)です。よろしくお願いします。」
成瀬「えっと、憂(ゆう)と言います、よろしくお願いします」
猫マンゴー「芹香(せりか)ですよろしくお願いします」
MOB「よろしくお願いします」
皆自己紹介をし、少し街のことについて教えてもらった。
この街は貧困差が激しく犯罪をする人が多数いるらしい。
しかも子供も犯罪を犯し少年院に行った人も多数いる。
それなのにいつまで経ってもかくまう施設ができないのだと聞いた。
確かにあまり景気のいい街とは言いきれなかった。
そんな話をしていると警察署に着いた。
警察署に着いてからは人身売買についての話になった。
どうやら明日の夜から俺たちはその場所へ行かなければならないらしい。
長い話は終わり俺たちは警察署内にある寮へ泊まることになった。
成瀬「絶対成功させるぞ」
らだお「うん、」
猫マンゴー「がんばろーね」
そんな話をして俺たちは眠りについた。
翌日の夜
俺たちは人身売買が行われている場所へ向かう。
服はボロボロ、髪はボサボサにしてその場所へ向かった。
変に着飾っていれば怪しまれると思ったから。
その場所へ着くと俺たちのようにボロボロな人がたくさんいた。
その人たちはトラックの中へ乗っていく。
俺達もそこへ乗ることにした。
ガタンガタンッ
少し時間が経ちトラックの扉が開く。
目的地に着いたみたいだった。
俺たちは別々の部屋に隔離された。
そして眠りにつく。
ゴーンゴーンという鐘で俺たちは起きる。
地下の部屋だろうか、太陽の光が入ってこないせいで何時かも分からない。
女体化してから5日目。
薬が切れるまであとちょっとだがどうやら今日が人身売買をする日らしい。
らだお「おはよ、」
成瀬「おはよー」
猫マンゴー「おはー」
皆に挨拶をして俺たちは移動する。
そこはかがみやドレスが沢山置いてありHLの一員もいるようだった。
「1人づつ椅子に座れ。」
HLの組織の一員らしき人がそう言う。
俺たちは移動した。
俺らが商品になるにはお洒落に綺麗にしなければならない。
俺たちは服をドレスに着替え、メイクをし髪を整える。
俺は青色のドレスにヒールを履く。
ヒールはネル先に教わったから何とかなった。
髪の毛は編み込みをして一つにまとめた。
成瀬はピンク色のミニドレスに少し低めの白いヒールを履いていた。
髪は耳の後ろの下ら辺に2つお団子を作っていてそこから少しだけおくれ毛を出していた。
マンゴーは黒のミニドレスに黒のヒール。
ボブだった髪はストレートにされていた。
準備が出来た人は待合室みたいなところで待機状態というふうになっていた。
らだお「ふたりともめっちゃいいじゃん!可愛い」
成瀬「らだおもね!可愛いよ」
猫マンゴー「うん!!可愛い!」
小声で俺たちは話す。
2人を褒めるとふたりとも返してきて少し俺は照れくさくなった。
らだお「…ありがと、//」
俺たちはこれからどうするかと少しだけ世間話をした。
すると突然首元から強い刺激を感じる。
ビリッ
らだお「え、…」
成瀬「…は、」
猫マンゴー「ぁ、…」
後ろから来ている誰かに気付かず 俺たちは眠らされた。
起きたらもう俺たちの見定めは終わっているようだった。
俺たちまだ待合室にいるようだった。
隠して持ち運んでいた通信機器は既になく、本部と連絡の取れない状況にいた。
その部屋には他の人もいたはずなのに今は俺たちだけになっていた。
他の子は売れてしまったのだろうか。
それとも俺たちだけが買い手が決まっているのだろうか。
後者だったらありがたい。
どうすればいいのだろうか。
色々考えていると成瀬が喋りだした。
成瀬「これもう俺たち買い手決まってるの?」
猫マンゴー「だったら急いでこっから出よう」
らだお「うん」
俺たちはそこから逃げることにした。
もし買い手が決まっていた場合速攻その人のところに送られてしまうからだ。
部屋のドアは空いていてすぐに部屋の外に出られた。
俺たちはこの建物内の出口に向かう。
その途中で1人監視役の人がいた。
らだお「これどうしよ、」
成瀬「俺に任せろ!」
猫マンゴー「りょーかい」
成瀬はどこかをキョロキョロしながらその監視人に話しかけた。
俺たちは監視役にバレないように角からみる。
成瀬は静かに監視役に近づきそのままぶつかった。
成瀬「あっ、ごめんなさい//」
成瀬「道に迷ってしまって、///」
らだお(なるほどそういう事か、笑)
どうやら成瀬はハニートラップをかけようとしているらしい。
らだお(そこから俺たちが突撃するってことね)
俺はすぐにマンゴーに伝え成瀬が終わるまで待つことにした。
監視役「君、大丈夫?」
成瀬「えっ、とはい//」
成瀬「あの!、お兄さんかっこいいですね//」
成瀬(うぇぇ俺初めてこんなこと言ったわ吐きそ、)
監視役「ッ?!///」
あの反応を見るとどうやらハニトラは順調のように見えた。
成瀬「あの!お花摘みたくて、場所教えて貰ってもいいですか?//」
監視役「あ、あぁ、//」
成瀬(ふっ、ちょろ)
成瀬が監視役の人を後ろにさせて俺たちに 目で視線を送る。
俺とマンゴーは後ろから首に1発入れて気絶させた。
監視役の人はその場に倒れ込んだ。
成瀬「よしナイス!」
俺たちはそのまま出口の方へ向かう。
順調に進んでいき武器も揃えられたが、途中から追ってが多くて逃げ切るにはギリギリなラインまできていた。
成瀬「クッソ追っ手が、ッ」
猫マンゴー「俺たちでまく!らだおは先に本部に連絡して!!」
成瀬とマンゴーは俺を見て先にいけと顔を前に出す。
確かに成瀬とマンゴーが言う通り誰かが本署まで言ってこの状況を伝えるのがベストだろう。
それでも俺は1つ気がかりなことがあった。
らだお「でも、あの女性警官は?!」
俺は聞く。
成瀬「俺たちが探すッ見つけたらどうする!?ッ」
猫マンゴー「殺す?」
マンゴーがつかさず聞いてきた。
らだお「いや、話を聞いてから決めて、殺したくはない、」
こういう時は1度冷静になってから考えた方がいい。
話を聞いてやばかったとしても俺は多分殺せない。
その判断を2人に任せるのは気が引けた。
猫マンゴー「…そっか」
成瀬「とりあえず今は連絡取る事が第1優先!らだおよろしくなッ!」
らだお「でもッ、」
成瀬「大丈夫だわぼけ!」
猫マンゴー「舐めんな〜笑」
らだお「ッ、あとは任せた!」
2人の押しに負け俺は任せる。
成瀬、猫マンゴー「りょーかい!笑」
2人は少し笑いながら返事をする。
そして警察署に行き連絡をとる。
俺の状況を見て察したのかすぐに動くことが出来た。
その場に行くと成瀬とマンゴーはもう外にいた。
結構人数がいたはずなのに怪我がひとつもなく2人ともいつものように話していた。
成瀬「らだお行った?」
猫マンゴー「行ったよ」
成瀬「おーけー」
らだおが去っていったあとすぐに敵が来た。
俺たちは戦闘体制に入る。
猫マンゴー「絶対死ぬなよ?」
マンゴーがそんなことを言ってきたので面白くて笑いながらこう返した。
成瀬「はっ笑、お前もな!笑」
バンバンッバンッ
撃ち合いが始まった。
何とか切り抜けてファインプレーをしながら敵を倒した。
少し怪我をしてしまったが何とかもった。
息が上がる。
猫マンゴー「ハァーッハァーッ、これで全部かなッ」
成瀬「うん、ッハァーッよし、日合来探しに行くぞ」
俺はすぐに前を向き早かった呼吸を遅める。
猫マンゴー「はぁあッ?!それ本当に言ってる?!」
どうやらもう日合がいないと思ったのかマンゴーはびっくりしていた。
成瀬「日合来はまだいる」
猫マンゴー「なんでわかるの?」
俺がそう答えるとマンゴーは尋ねてきた。
成瀬「だってここに来てまだ一度も会ってない、それとあいつはーーーーーー。」
猫マンゴー「…なるほど、」
俺の考察に納得したようだった。
俺たちは日合来を探しに行く。
日合がいると思われる部屋に向かう。
慎重に、
こちらが向かっているのがバレないように。
俺たちは2人で顔を見合せて思いっきり部屋のドアを開けた。
ドンッ
成瀬、猫マンゴー「日合来ッ!!」
俺たちは2人で言う。
だってそこには1人の女性がなにかの紙を処理しているのが見えたから。
成瀬「やっと見つけた、やっぱりここにいたか日合来。」
猫マンゴー「人身売買の人の個人情報が集まっている部屋だよね、」
どうやら日合は個人情報を処理しに来ていたらしかった。
日合「…私はッ、人身売買されてる身だッ助けてくれッ」
猫マンゴー「それ嘘でしょ」
日合「ッ、」
下手な嘘をつく。
成瀬「てかもうばればれ」
成瀬「あんた天才だよな笑」
猫マンゴー「HL組織の1番偉い人」
日合「ッ?!何故それをッ」
日合はびっくりした顔をする。
まぁ多分それも偽りだろうけど。
なぜ日合がHL組織のボスだと気づいたのか、それを話す。
成瀬「君の偽名藍取って書いてあいとって読むよね?そこからアイト、アイトル、アイ取る、Aiを取るで君の本名日合 来からAとiを取ればHLになるってわけ」
成瀬「本当面白いよなぁ笑」
日合「…」
日合は無言を突き通す。
成瀬「らだおはあんたの偽名と本名を聞いてすぐにわかったぽかったけど君を逃がしたみたい」
成瀬「あいつに手を汚させる訳にはいかないからなー」
猫マンゴー「その代わり俺たちがやんないと」
成瀬「あーでもその前に聞きたいことがあったんだわ」
成瀬「お前わざと俺らにわかるように仕向けただろ」
猫マンゴー「露骨すぎ」
日合「…ばれてたか、笑」
成瀬「なぜそうした、? 」
日合「本当は知って欲しかったんだ」
猫マンゴー「は?」
日合「誰でもいいから知って欲しかった、この世にこういう組織があるということを、こういう子達がいるということを」
日合「今までいたあの女の子たちは孤児で食べるものもない子達だ」
日合「人身売買はしていない、新しい家族として迎え入れるようにしている。」
成瀬「少し話が読めないんだが?」
猫マンゴー「人身売買は建前で本当はただ孤児を助けていただけ、」
猫マンゴー「じゃあ金の移動は?」
日合「お金は費用として私から出している。これでも金は持っていてね、君たちを眠らせたのは人身売買では無いとバレたくなかったからね、」
猫マンゴー「はぁーなるほどね、」
成瀬「俺たちに気づいて欲しくてやったと、」
日合「この街じゃもうあの子たちを助けられないから、派遣の君たちを使ったんだ」
猫マンゴー「とりあえずその話が本当かどうかの確認と孤児の女の子の確認をする」
成瀬「あんたの処理はその後だな」
日合「どんな罰でもうける」
成瀬「らだおが決めたんだ、1番冷静で判断力のあるらだおが決めた」
成瀬「日合来に罪はないと、人助けをしていた人間に罪を着せることは出来ないと」
猫マンゴー「らだおから伝言」
猫マンゴー「これから人助けをするならもっといい方法がある、君の財力とその優しい心があればね」
猫マンゴー「ということだ」
成瀬「それとこれ」
日合「手紙ですか、」
成瀬「らだおが直々に書いたんだちゃんと読めよ」
半年がたった頃、日合来という人から手紙が届いた。
青井 らだおさんへ
こちらは元気にやっております。
あの時はご迷惑をおかけして申し訳ありません。
そしてありがとうございました。
らだおさんの寛大な心に感謝いたします。
らだおさんから貰った手紙、拝見致しました。
私はその内容のことを直ぐに実行しました。
そのおかげで孤児は助かりもうあんなことしなくても大丈夫なぐらいにはなりました。
子供たちは段々と笑顔を取り戻すようになり今では皆で毎日を楽しんでおります。
らだおさんのおかげです。
本当にありがとうございます。
らだおさんのお友達でしょうか、成瀬さんと猫マンゴーさんはらだおさんをとても尊敬しているように感じました。
らだおさんがとても良い方であると感じたと同時にお2人もとても良い方と感じました。
お2人にも感謝しております。
ではらだおさんもお元気で。
日合 来
らだお「上手くやってるみたいで良かった笑」
コメント
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もう良い奴すぎてほんま好き(語彙力はどっかいきました)