※地雷注意
わたなべ「こーじ、一緒に帰ろう」
この一言から始まった
俺としょっぴーの2人だけの帰り道
しょっぴーが言ってくれたその言葉
しょっぴーにしたらちょっとした一言かもしれへんけど、
俺はすごく嬉しかった
いつも佐久間くんといるからね
しょっぴーとの唯一の時間だった
わたなべ「こーじ、」
わたなべ「飲み物買っていい?」
むかい「あ、うん」
わたなべ「お茶買お」
ポチッ
ガタンッ
わたなべ「ん、」
カチッ
ゴクッ
わたなべ「ん、飲む?」
むかい「え!ええの?」
わたなべ「、うん」
むかい「ん、ありがとう、」
むかい「じゃあ、また明日な!」
わたなべ「、うん」
あー、また言えなかった、
帰り道の2人の時間が
ずっと続けばいいのに。
康二のことが好きになって、約1年。
まだこの気持ちを伝えられずにいる。
「好き」って言うこの2文字が言えない。
ちゃんと伝えなきゃ
後少しだけ待ってて
むかい「ん、しょっぴー帰ろうや」
わたなべ「ちょっと待って」
むかい「今日は、何買うん?」
わたなべ「、烏龍茶で」
ポチッ
ガタッ
あ、しょっぴー昨日までは絶対お茶やったのに
珍しいな
わたなべ「康二は?飲まないの?」
むかい「じゃあ俺は…」
むかい「俺も烏龍茶にしよ」
ポチッ
ガタッ
わたなべ「、、」
スッ
ギュ
むかい「!」
むかい「なんや急に手なんか握って、」
わたなべ「、いいでしょ、w」
むかい「ええけど、」
わたなべ「あ、公園行かない?」
むかい「おう、ええよ」
むかい「誰も、おらへんな」
わたなべ「まぁ、夜だしね」
わたなべ「康二、」
むかい「なんや、畏まっちゃって、w」
わたなべ「付き合ってよ」
むかい「ふぇ!?」
むかい「変な声出てもうたやないの、」
わたなべ「俺、康二との時間もっと増やしたい」
わたなべ「一緒にいれる時間」
むかい「うん、グスッ」
わたなべ「え?泣いてる、?」
むかい「嬉し泣きやで」
わたなべ「!」
むかい「俺やって、しょっぴーとの時間もっと増やしたいって思ってる」
むかい「いつもしょっぴーと別れる度に、」
むかい「しょっぴーとの2人きりの時間が」
むかい「もっと続けばいいのにって思う」
わたなべ「じゃあ、返事は?」
むかい「もちろん、付き合いたいに決まってるやろ」
わたなべ「じゃあじゃあ!」
わたなべ「同棲は?」
むかい「もー、話が急やなぁw」
むかい「ええよw」
むかい「じゃあ今から俺ん家来るか?」
わたなべ「うん、行こ!」
これからは、同じ場所に帰ろう
いつまでもしょっぴーの隣は
俺だけやからな
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