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『もう夜遊びなんかやめてよね!』
※主な𝖢𝖯は ビビレンカイ
𝖢𝖯 モブカイ要素 レンカイ
ご都合設定あり
レオニ、モモジャンレン、KAITOが登場!します。
次作は モブカイ レンカイ 彰カイ 冬カイ
を作ると「思う。」
上記を踏まえて下へスクロールお願いします
ビビレンside
カイトが好き。この気持ちに気付いたのは1週間前。
「カイト!!また約束忘れたでしょ!」
「そうだよ!何回目!?」
「ごめん、ごめん!!この通り!!」
「カイトったらほんとに懲りないんだから。」
「ほんとだよ。」
「あはは…ごめんね。」
「わたし、こはねちゃんたちと約束あるから、じゃあね!」
「カイト、約束毎回、忘れるけどいつもなにしてんの?」
オレの家でアイスを一緒に食べながら話しかけた。
「別のセカイのレンたちと会ってるんだ。」
「はぁ?別のセカイのオレ?」
「うん!今日はレオレンくんと会ったよ。」
「レオレンってあのクールなやつ?」
「そうだよ、うちのレンとは全然違くて楽しいんだよね〜」
「ふーん…あ、そうだ。もう1つ聞きたいことがあって。」
「なんだい?」
「…これ、どういうこと?」
オレはカイトに変な男と会っている写真を見せた。
「っ…!?レン、いつこれを…」
「3日前ぐらい。それより、どういうこと?」
「っ……遊びだよ…夜遊び。」
「楽しいんだよね。特に酔いながら遊ぶの。」
「はぁ!?夜遊びって…もうやめろよ!」
「……レンには、関係ないでしょ。」
「っ…!確かにそうだけどっ…!」
昔なら多分カイトが夜遊びなんかしてても特に何も思わなかったと思う。
ただ、今は違う。好きなんだ。カイトが。
だから、やめて欲しい。こんなこと。
「じゃあもう関わらないでよっ…!」
「はぁ!?オレはカイトのことを思って…」
「ボクのことを思って言ってるならもう口出ししてこないでっ…!」
「なんだよそれ…」
「オレだって…!!」
オレはカイトを押し倒した。
カイトは目を見開いて驚き、オレを少し見つめた。けど、すぐにそらされてしまった。
なんでだよ…こんな男よりオレのほうが愛してるのに…
「離してっ…!」
「なんで?こんな男と会ってるならこれぐらい恥ずかしくないでしょ?」
「っ…!」
「どうせ、身体売ってるんでしょ?お金?それともただの興味?ろくでもない理由なんでしょ」
「違うっ!なんも知らないくせにそんなこと言わないでっ!!」
オレが驚いた隙にカイトは家から飛び出して行った。
「流石に言い過ぎたかな…」
それで今に至るわけなんだけど。
カイトはいつも気まぐれでカフェに居るが、必ず1週間に最低でも1回は来ていた。
でも、1週間経ってもカイトが来ない。
オレのせいだ。オレが酷い事言っちゃったから。
「カイト、大丈夫かしら。もう1週間も来てないわ。」
「…っ…何か、理由があるのかもね…」
「あ、そうだわ。レンがカイトの様子を見に行ってくれないかしら。」
「お、オレ!?」
「ええ、お願い出来る?」
正直気まずいから行きたくなかった。
でも、これでカイトと仲直り出来るなら…
「わかった。行くよ。」
「ほんと?助かるわ。」
オレは駆け足でカイトの家へと向かった。
「っ……か、カイト!!居るー?」
返事は無い。
「か、カイトー!居たら返事してー!」
居ないのかな…
もしかしたら…
また遊んでるのかもしれない。
オレはカイトと男が会っていた場所へ走っていった。
「っあ…居た……」
「っ!!?あれって…」
カイトを見つけた。見つけたけど…一緒に居るのは
「オレ…?」
煌びやかな衣装を纏った彼は王子様のような。そんな雰囲気を出していた。
!?ホテルに入っていった…
……そっか。カイトはオレより別のセカイのオレがいいんだね。
はあ…オレの恋もここで終わりか…
…カフェに戻ろう。
ビビカイside
バレた。レンに夜遊んでいることが。
バレたくなかった。絶対に。レンには。
最悪だ。もうカフェには行けない。顔を合わせられない。
あの時は衝動でレンに酷い事を言ってしまった。
レンと仲直りしたい。でも、今更そんなこと…
ボクはレンが好き。でも、こんなこと言ったら絶対にレンは引く。
寂しさを紛らわす為に夜遊びを始めた。
レンの事が好きになる前から少し遊んではいた。
けど今より酷くは無い。
最初はレンの言う通り興味があったから始めた。
でも、もう終わりにしようと思う。
だけど、それだと、また寂しくなっちゃう。
だから、こうすることにした。
「あ、ビビカイくん…かな?」
「あっ、モモレンくん!」
ボクのセカイとは違う別のセカイのレン。
同じ顔。だけど性格はそれぞれ全然違う。
他のレンくんたちは分からないけど、モモレンくんはモモレンくんのセカイのボクが好きらしい。
だから、自分のセカイのカイト、レンだと思ってヤることにした。
これで想像でも、ボクのセカイのレンに抱いてもらえる…!
モモレンくんもボクをモモレンくんのセカイのボクだと思って抱けるし。
お互い win-win だ。
ボクたちはホテルの部屋へと入った。
「ビビカイくん、僕のことビビレンくんだと思って、レンって呼んでいいからね。ここでは僕…オレはカイトのセカイのレンだからな!」
「あはは、ありがとう。モモレンくんもボクのこと、そっちのセカイのカイトだと思って接していいからね。」
「それじゃ、いくよ?」
「うんっ…!」
「あッ、あッ♡れんっ、!れん…///」
「カイト、くんっ!!」
「いくっ、♡れんっ、!いっちゃうっ///」
「うん、!イっていいよ、カイトくん、!」
「っ〜〜〜〜〜〜!///」
「ビビカイくん、今日はありがとう!そっちでも頑張ってね!」
「うん!ありがとう、モモレンくん。そっちもボクと上手くいくといいね!」
そう言ってボクたちは別れた。
…何だか分からないけど、今ならカフェに行ける気がする。
よし、行ってみよう…!
ビビレンside
「ただいま…」
「あら、早かったわね。カイト居た?」
「…っ、居なかったよ。」
「あら、そうなの?じゃあ、またどっかでほっつき歩いてるのかしら。」
「そうかもね…」
『カランカランカラン』
カフェのドアが開いた。
ミクとかリンかな。
そう思い、ドアの方へと振り返ると
「っ…、!カイト…」
「あら、カイトじゃない。1週間どうしたの?」
「ごめん、ごめん。いやー、ちょっと色々とね…」
「そう。良かったわね、レン。」
「っ…!お、オレ用事思い出したからっ!じゃあね!!」
カイト…何で今戻ってくるんだよっ!
もう…終わったんだ。オレの恋は…
でも、忘れられない。カイトの事。
あのへらへらした笑顔がオレは大好きなんだ。
…カイトが遊んでるなら…オレもあそんじゃえば…
別のセカイのカイト…
それならカイトの面影もあるし…
オレはセカイの狭間のゲートを通った。
「っ…!!?」
そこにはカイトと同じ綺麗な青色の男が居た。
「君は…ビビレンくん?」
「そうだけど…」
「お前…モモカイか?」
「うん、そうだよ。」
「なんでここに…?」
「いやぁ、ちょっと、ね。好きな子と上手くいかなくてさ。」
「それって…オレ…モモレンじゃない?」
「…!何でそれを…?」
「オレもカイトが好きなんだ。あ、ビビカイね。でも、オレも上手くいかなくて…」
「そうなんだ…僕たち、似てるね。」
「うん…」
「それでさ、モモカイ。」
「なんだい?」
「オレと…遊ばない?」
「え?」
「モモレンと上手くいかないんだろ?なら、オレを使えよ。オレのことをモモレンだと思ってさ。」
「っ…!でも…」
「お前んとこのレン、オレのカイトと遊んでたぞ?」
「え…?」
「ちょっとぐらい良いだろ?」
「っ…、分かった。ヤろう…」
「よし、決まり!じゃ、早速行こう。」
ビビカイside
「っ…!お、オレ用事思い出したからっ!じゃあね!!」
「レン…っ」
「…貴方たち、何かあったの?」
「いや…別に何もないよ。」
「それならいいけど…」
レン、絶対に怒ってるよね…ボクのせいだ…
ああ、ダメだ。別のセカイのレンで寂しさを紛らわそうとしたけど、こうなっちゃうとやっぱり寂しい。
レオレンくん…ってボク…レオカイが好きなんじゃなかったっけ…
やっぱりこの方法じゃないと寂しさは紛らわせないな…
ビビレンside
「ビビレンくんっ…、!」
「…今のオレは君のセカイのレンだよ。」
「っ…れんっくんっ…!」
「…そうそう。」
ここまで来てしまった。もう後戻り出来ない。
「かいとっ…挿れていい、?」
「うんっ…」
「っああっ!?///」
「カイト、、痛くない、?」
「だい、じょうぶっ…!♡」
「力抜いて、大丈夫だから。」
「っ…!うっ…!あっ、んッ!♡」
「っ、はあ。カイトっ…」
「ふあっ…!♡んぅッ…、!んあっ…!♡」
「カイトっ、オレ、イきそっ、」
「ふぅっ、♡ぼ、くもっ、///」
「じゃ、一緒にイこ?」
「〜〜〜〜〜〜〜!♡」
「モモカイ、今日はありがと。またヤりたくなったら連絡してよ。」
「うんっ、今日はありがとう。そっちの僕と上手くいくといいね!またね。」
「うん…」
はあ、やっぱりダメだ。
忘れられない。またゲートに行ったら誰かいるかな…
ビビカイside
「レンっ、やば、い…ボクいきそっ、♡」
「っ…カイトったら、ほんっとっにもうっ!///」
また身を重ねてしまった。
大人がこんなことしてて恥ずかしいな…
「オレ、決めたよ。」
「え?」
「オレ、カイトと喧嘩してたけど…仲直りする。」
「レオレンくん…」
「すごい!かっこいいよ!レオレンくんっ!……分かった。ボクも、ボクのセカイのレンと仲直りするよ。」
「ビビカイ…」
「じゃ、さっさと探しに行こう!ゲートまで送るよ。」
「っ…え?」
「おい、…どういうことだよ…」
レン…なんで…
レオカイくんと一緒にホテルに入って…
「っ!オレの恋はここで終わるって言うのかよ……」
「ま、まだ諦めるのは早いよ!」
「じゃあ、あれはなんだよ!カイトっ、なんで別のオレなんかと…」
「……」
「ビビカイは悲しくないのかよ、?」
「ボクは…言える立場じゃないから…」
「え?」
「レオレンくん、よく聞いて。君たちは上手くいく。絶対に。保証は無いけど…上手くいくよ、きっと!」
「っ…、ビビカイっ…」
「レンたちがホテルから出てきたところで話しかけよう。それでいい?」
「っ、うん…」
ビビレンside
レオカイがゲートの先にはいた。
彼もまた好きな奴…レオレンと上手くいかないからここで気分転換だって言ってた。
オレはレオカイを説得させ、ホテルに連れ込んだ。
「っあ…!れんっ、、!///」
「カイトっ、♡」
「レオカイ、大丈夫?」
「うん、ありがとう。」
オレたちはホテルを出た。
その時だった。
「っ、カイトっ!!」
オレがいた。正しくはレオレン。
なんでここに…
…!か、かいとっ…
「え、?なんでレンがここに…」
「レン。」
「っ…、カイト…」
「おい、カイト!なんで別のオレとホテルなんか…」
「っ、それはっ…」
「待って、2人とも、冷静になって。」
「ビビカイ…」
「レオカイくん、君はボクのセカイのレンと…そういうことをした。それでいいね?」
「っ、…はい…」
「大丈夫。レオカイくんがすべて悪いって訳じゃないから。ボクとレオレンも悪いから。」
「悪いってどういう…」
「レオレンくん、自分で、説明して。」
「っ、うん。お、オレ…カイトが…好きなんだ…」
「え、?」
「それで…その、前喧嘩しちゃって…もうオレのこと好きじゃないだろうなって思って…それで、悲しくなっちゃって…ビビカイと遊んじゃった…ごめん。」
「レン…」
「へ、変なこと言ってごめん、!わ、忘れていいからっ、」
「待って!」
「お、俺もレンのことが…好き…だよ、」
「え?」
「だから、さ。お互い様って事で…」
「そ、それって…」
「良かったね!レオレンくん!」
「ほらほら、熱々カップルは自分のセカイへ帰りなさい!」
「ありがとう、!ビビカイ!」
「帰ろう、カイト。」
「うん…、!ビビレン、今日はありがとう。」
「…あ、うん、…」
2人が帰った。どうしよう、気まずい。1週間以上話してないし…前、あんなことやっちゃったし…
その沈黙を遮ったのはカイトだった。
「レン。」
「っ、なに…」
「……この前はごめん。」
「っえ?」
「レンに酷い事言った。ごめん。」
「か、カイト…」
「もうボクの事は忘れて。じゃあね。」
「え、!?か、カイト!!?」
カイトは走り去ってしまった。
忘れて…じゃあね…ってどういうこと!?
オレはしばらくその場から動けなかった。
𝐹𝑖𝑛. 次作へ続く