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〜💜side〜
💜『…どこ行っちゃったんだろうねぇ。ほんとに。』
誰もいないスタジオを出て楽屋へと歩く途中俺は静かに呟いた。
俺はSnowManってグループのメンバーで最年長だ。
他にメンバーは8人で全員で9人。
けど、ある日突然康二とめめとラウールが行方不明になっている。
ほんとに突然だ。
あの日はレギュラー番組の収録で久しぶりに俺たち全員が揃うはずだった。
なのに収録が始まる直前になっても3人は現れることなく、3人を迎えに行ってくれていたマネージャーさんから3人が居なくなったって聞いた。
俺達も最初は何を言っているのか理解できなかったけどその後3人に連絡したり、家に行ってみたりしてるけど一向に見つからない。
もう2週間が過ぎようとしている…
💜『…手掛かりがなんもねぇ。』
今日は俺が出てる情報番組?だけだからこのまま探しに行こうとしてるけどなんも宛がない…。
3人が居ない今、グループの活動はお休みさせてもらってる。
迷惑を掛けてしまうのは申し訳ないんだけど俺たち6人で話し合って決めた事だ。
しばらくは個人仕事とか複数人での仕事をしながら3人を探す日々だ。
💜『とにかく適当に歩いてみるか。』
俺は荷物を纏めて街へ向かって歩き始めた。
💜『…やっぱりなんも無いか。』
街を歩いていても相変わらず情報なんて何も無いし、3人の家からは返事なんてない。
まだ家にも帰ってきてない証拠だ。
(💚:…ふっか、焦る気持ちは分かるけど落ち着いてね?俺もう1回3人が取材していたスタジオに向かってみるよ。)
💜『…ああ。サンキュー。』
どうしようかと思っていたら仕事を終えた阿部ちゃんも探しに向かってくれていた。
💜『…休憩しようか。』
阿部ちゃんに落ち着けって言われて俺は休憩しようと適当に店を探して再び歩き始めようとした時だった…
『うわあああああああ!!!』
💜『…え?鳴き声?』
急にどこからか誰かの叫び声が聞こえてきて立ち止まった。
…けど周りには特に異常はない…。
💜『…とうとう幻聴まで聴こえるようになっちゃったのかよ、わら。 』
なんて気にせずにまた歩き出した…
『うわあああああ!!』
💜『…いや、上!』
でもたしかに聞こえてくる声…
ふと空を見上げてみると青空から何かが2人?落ちてきていた。
💜『危ない!』
俺は咄嗟に手を伸ばして落ちてきていた何かを受け止めた。
💜『…え?…小さ…』
手のひらには小さい子(って言ってもいいのかな)が2人居た…。
…夢…じゃないよな…
💜『…えっと…大丈夫?』
『………………っ!?』
💜『…ごめん!いきなり怖かったね…』
『…いえ!助けてくださってありがとうございます💦』
『こちらこそごめんなさい…!』
💜『いやいや!俺も大丈夫だから!』
今まで驚いてたのに落ち着いたのかめっちゃ丁寧に頭を下げてきて逆に俺が慌ててる…わら。
💜『…とりあえずさ、俺の家来ない?』
『…いいんですか?』
💜『うん。…なんか2人とも怪我が酷いから。』
俺が指摘したら急に顔を伏せてしまった2人…
多分というかきっとなにか訳がある。
こんな小さくてボロボロの2人を放っておくことは出来ないから俺はそのまま2人を連れて家に帰った。