韓国←北朝鮮←←←←ロシア、中国
という謎の構図
静かにカオス
最早諸々注意
ぶっちゃけ未完成
明かりがほとんどついていない暗い部屋で若い青年が壁一面に貼り付けた己の兄弟の写真を眺めている。アイドルのポスターを眺めるような目で。だが、写真には沢山傷があり大切な人の写真には見えない。光の入らない曇った瞳や生気の感じられない顔色で延々写真の青年の名を呟く。時折、写真にナイフで傷をつけている。その様子から写真に元々ついている傷は彼がつけたのだろうと察せられる。
プルルルと、電話の音が部屋に響いた。サンコール目あたりでやっと気付いたようで電話に出た。
「誰?」開口一言それだけ呟いた。ずいぶんと冷たい声で。
『やっと出たな。遅いぞ。もっと早く出ろ…』青年は声に聞き覚えがあったのか虚ろだった目を軽く開いて、
「ロシア、さん…?」途切れ途切れに思い当たる人物の名を言う。
『そうだ、今どこにいる?』
「自室…です、よ」なれない敬語で答えれば、
『わかったすぐに会いに行く。そこを動くなよ』
「はぁ…わかりましたけど…なんで…?用があるなら、こっちから行くけ…行きますよ…?」
『いい』そう言うとすぐに電話を切られてしまった。
青年はなんだったんだろう…と思いながら、相手が来るのを待つ。
30分も経たずに
相手が部屋に入ってきた。合鍵を渡した覚えはないが深く考える余裕も無いので
「こんにちは…?」と青年は言った。
相手は部屋を見回した後、
「韓国の写真貼ってるのか?悪趣味だな、お前」
「別に、いいじゃないですか…」座ったまま立つ気は無いようで、見上げるように返す。
「你好~!元気かー?」ロシアの後ろにいたようで気づかなかったがもう一人いたようだ。
「中国さんもいたんですか…?」驚きの表情を浮かべ、問いかける。
「是的〜!」
「忘れそうになってたけど、なんでここにきたんですか?」不完全な敬語で本題に。
「勿論お前に会うためだ」
「ロシアと同じダヨ〜!」それぞれ答えては青年の腕を突然掴む。
「なんですか!」ビクッとしながら声を少し大きめに発する。
それに答えることも無く首を叩く。俗に言う、手刀で。青年が倒れかかってくると、細身の割に力があるようで肩に担いで、
「可爱的ダネ〜!」青年の顎をなぞるように触れ、軽く頰にキスをする。
ロシアは不満げに「おい、抜け駆けはよせ」
「うわ、怖〜 w」思ってもいないことを口にする。
ロシアはチッと、舌打ちをして中国から目を逸らし、壁に貼られた写真を勢いよく剥がすとグチャグチャにする。
「とっとと帰るヨ!」と、言い歩みを進める。
「お前が仕切るな」吐き捨てるように言えば後を追う。
もし、見たい人がいるなら続かせる()
コメント
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は?好き好き大好き