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Happy  christmas 🎅🏻🎄

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Happy christmas 🎅🏻🎄

1 - ‎🤍 . ホワイトクリスマスなんていらないから

♥

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2025年12月06日

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Happy  Christmas 🎄🎅🏻

ハッピークリスマス






「  んーっ、  」



「  あ、!  」


今日は…


「  クリスマスだ!  」



11月25日から、親友でもあり





私の好きな人  と


クリスマスに出かける予定があった。




「  はーたのしみ!!  」


「  どんな服着ていこ  」




でも、夕方に行く予定だから


興奮するのはまだ早いかな





「  ふぁー、  」



今日はなんだか早く起きれた


まぁ、昨日は楽しみで寝れなかったけど




「  あら、あんたもう起きたの?おはよう  」


お母さんが朝ごはんを作りながら喋りかけてきた


「  うん。でも、昨日は寝れなかったけどね  」




「  今日出かけるんでしょう?  」



私はリビングのこたつに入りながら答えた



「  そう。めっちゃ楽しみすぎる  」



「  でも、今日雪が積もってるから行けない可能性もあるわよ。その時の事も考えときなさいよ。  」


私の目の前に朝ごはんを置いて、お母さんは私に言ってきた



「  え、うそ  」


私は外を見た



「  でも、大した事じゃないんじゃないの?  」



「  お母さんも知らないけど、ニュース見てみたら?  」



お母さんに提案されたため、私はテレビを付けた


ナイスタイミングで、天気予報をしてた

天気予報をしてるなら、今日の雪もどうなるか言ってくれるはず。と思った



  • 今日は雪が積もっていますねぇ、雪かきに追われている人も多いようです。  -



「  うわ、すご  」


私は目を開いた


思っている以上に雪が積もっていた




「  ちょっとだと思ってたのに、こんなに?  」



電車で出かけるため、中止になるかもと心配になった




  • 皆さん、暖かい服装を着ていますね。  -



インタビューだ


  • -まぁ笑。 でも、めっちゃ寒いですね笑  -

  • - 雪は遊べるし、色々メリットもあるけど、デメリットの方が多いと思います  -



  • 確かに…となりながらも私はテレビに目を向けたままだった




    「  早くご飯食べなさいよー?  」



    「  あ、はーい  」



    今日の朝ごはんはおしるこだ




    「  あったか、  」



    ほわほわしながらも朝ごはんを終えた






    なんやかんやしてると、あっという間に夕方になった





    「  雪やば、  」



    相変わらず外の景色は雪が降って良く見えない







    今日、一緒に出かける友達に電話をかけてみる



    どうしよ、 と思いながら電話をかけた






    『  はーい?  』



    「  あ、もしもーし  」



    「  今日、どうする?  」



    『  あーね、  電車も無理だってね。  』



    「  今年は遊べないかな、  」



    超超超、残念だった


    夕方、家の窓から外の景色を見ながらため息をついた



    「  はあ、  」





    「  雪が降ってても降ってなくても、会いたかったな…  」




    心の中で呟いたはずの言葉が


    ついつい口に出てしまった




    あ、と思いつつ


    友達…いや



    好きな人の反応を何秒かだけ伺った









    『  …  』






    『  まぁ  』



    好きな人が口を開いた


    私は一瞬驚いて、唾を飲んだ








    『  俺は雪なんかどうでもいいよ。  』





    『  お前の声聞けたら十分幸せ。  』







    その瞬間



    私の心臓はうるさい程跳ねた


    “落ち着け”って思えば思うほど落ち着けなくて、ドキドキした







    「  え、?  」





    『  あ、まって、  』




    『  この言葉の意味ちゃんと理解しろよ?  』



    『  また言わなきゃなんねぇし、  』






    この瞬間だけ、寒い空気が一気に暖かくなった




    「  うん笑、!!  」




    「  来年も通話だけで楽しめそうだな  」




    『  でも行けるなら出かけるだろ  』



    「  それはもちろん笑  」








    会えなくても、



    雪が降ってても、



    どんなに寒くても、






    私の心は十分暖まったし



    十分、幸せだ


    と思った




    『  ねぇ  』





    『  今まで言えてなかったけどさ、  』




    「  うん  」








    今は、ホワイトクリスマスなんていらない






    来年は、




    『  来年は、さ  』











    『  俺の彼女になって、隣で、クリスマス、見てくれませんか?  』








    「  はい、もちろん笑  」






    それはまるで、




    サンタさんからの贈り物でした。






    ホワイトクリスマスなんていらないから_


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