side竜胆
三途がしんで
兄貴が変わり果てた
部屋に閉じ籠り。
声がかれる、無くなるまで泣いて
食事もとらず。
前より、ずっと
弱っていった。
三途の葬式も、欠席で。
ずっと夜中は
はるちゃんはるちゃん、って
怖いぐらい呟いて。
兄貴が壊れるんじゃないかって
心配するほどだ。
竜:兄貴、ご飯食べる、?
ドア越しに話す
蘭:、、いらない、
竜:でもちょっとは食べないとッ、、!
蘭:、食べても。戻す。
竜:、、そっか
気が向いたら、出てきてよ、にぃちゃん
蘭:、ぅん、
side蘭 「“ーー“」
はるちゃん、おいていかないでよ。
暗く、外の光がない部屋で
今日もまた、彼の名前をよぶ
彼の名前を呼んだら
駆けつけてくれる気がして。
蘭大丈夫? って、心配してくれる。きっと、
蘭:はるちゃんがしんで人生で初めてあんなに泣いたや、
ーーーーーーーーー
春:おれッ“らんにッ“あえてッ
すごく、うれしかった、幸せだった!!!!
その瞬間堪えていた涙が出できて
ないじゃくった
蘭:ぅ“ぁぁぁぁ“!!“はる“ちゃんッいか“ないでッ“おいて“いかないで、っ“!!
蘭:ぁぁぁぁぁ“ッ
ーーーーーーーーー
蘭:はるちゃんのご飯が食べたいな
蘭:はるちゃんの笑顔がみたいな
蘭:はるちゃんの……、はるちゃんの声が聞きたい。
はる:、大好きだよ、蘭。
蘭:ッ⁉︎はるちゃんッ、俺も大好きッ!
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