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雪が積もる中輝かしい色とりどりな灯りが辺りを照らす。
男女がそこを楽しそうに歩く。
俺とは無縁なことであり、腹立たしくなる。
少し歩く足を早めて、目的地へと向かう。
10階建てというかなりな高層なマンションに着いてエレベーターへ入り、ある部屋の前でインターホンを押し、扉が開くのを待った。
少しするとガチャと音ともに
「ぉっ、ちゃんと来た。」
なんて冷やかすように言う奴が微笑んでいた。
中に入れてもらうとそれなりに着飾った部屋があった。
「翠~、来た~。」
そう駆け足で中に入る奴が言う。
翠は調理場で何か作っていた。
「紫ちゃん、いらっしゃい~!!」
俺のことをちゃん付けで呼ぶこいつは翠。
何かと女子力が高く腹立つぐらいハスペ。
「ちょっと走らないで~!」
翠がいう目線の先には赫がいる。
こいつは女大好きな人間でありながら、
ゲームが上手く、声真似も上手い。
2人は