🐥side
一応、僕が普通の猫じゃないってことはバレなかったかな?
ちょっと危なかったけどね
ていうか、僕発情期だったの?!?!
まぁ確かにムラムラしてたし(?)
でもそれならユンギヒョンに相手をしてもらって発散すれば……
いや、人間になれないからダメなんじゃん!
くそぉ……どうしよ
ヒョンも悩んでるみたいだし…………
🐱side
🐱「はぁ……どうしよ」
ジミンはため息をついたユンギの顔をキャリーバッグから覗き込んだ
🐱「……」
あいつと一緒話せないのは嫌だし、きっと彼自身も嫌だろう。
あいつの体も心配だし……
🐱「あ、そうだ。ジミンの餌もうないんだった。」
餌が無いことを思い出した俺はちょうど近くにあった、いつもは行かないペットショップに入った。
ーーペットショップーー
🐱「あった、いつものやつ」
いつもの少し高めのカリカリしたやつ。
🐥「にやぁ」
🐱「ん?どうした?」
猫用のぬいぐるみが欲しいのか、手で突っついた。
🐱「これが欲しいのか?」
🐥「にゃ!」
ジミンが少しでも元気になってくれるなら…
🐱「いいぞ。買ってやる」
ジミンはとっても嬉しそうに笑った
人間の姿の時の笑顔を思い出した俺は何故か泣きそうになった。
ーーーーーーーーーー
何となく店にいる動物達を見ることにした
猫、犬、ハムスター、魚、インコ、うさぎ
沢山の生き物がいた。
🐱「(この犬デカイな……)」
俺が犬を見ているとジミンは隣に居たノルウェージャンフォレストキャット(簡単に言うと毛の長いイケメンな猫)とガラス越しにイチャついていた。
猫なのに……うさぎ顔だ。
🐥「にゃっにゃっ!」
🐰「にゃぁおん!」
🐱「(すでに仲がいい……)」
この猫……ジミンにメロメロって感じだな
ジミンはそんなこいつに少し甘えてるし
🐰「(´・∀・`)ヘッ」
🐱「?!」
こここここいつっ!
今俺の事完全にバカにしたぞ!
俺のジミンを横取りしやがって……!
🐥「にやぁん~」
🐱「…?なんだよ」
🐥「にゃにゃ!」
🐱「あ?」
こいつ……ぬいぐるみが欲しい時と同じことしてるぞ……
🐱「まさか…この猫が欲しいのか?」
🐥「にゃん!」
嘘だろ…………
こんな猫、死んでも飼いたくないんだが
いや、まてよ…………?
こいつを利用すれば、ジミンの発情期を抑えられることができるのでは?
つづく♡
コメント
4件
グクミンですか!? 最高じゃぁぁぁぁぁん✨