日常能力〜にちのう〜

ﾋﾟﾛﾋﾟﾛﾋﾟﾛ…ﾋﾟﾛﾋﾟﾛﾋﾟﾛ…ﾋﾟﾛﾋﾟﾂ

ふぁーあ…今何時だ？7時か…。

今日は確か入学式だっけ？午後からだった気がするな〜。

あと4時間くらい余裕あるけど…まぁいいか、起きよう。

「あ、ラキおはよう」

「おはようお母さん」

「朝ごはん何食べる？」「ご飯系が食べたい気分、ウィンナー焼くよ」

「わかったわ」

お父さんはもう仕事行っているか。

「今日入学式でしょ？見に行くからね。入学式の看板の前で写真撮るよ」

「はいよぉ」

ん、もうそろ塩胡椒かけて終わりにするか。

「ラキーそこのラップ取ってくれる？」「はーい」

『サイコキネシス』

「便利よね〜『超能力』を使える息子がいると」「もしかして僕のこと道具としか思ってない？」「そんなわけないじゃない」

はぁ…まぁいいや、いただきまーす。

にちのう…ってなんだ？cv.ラキ

ピコピコピコ

あ〜ゲーム楽し〜。

「ラキー？そろそろ家出るよ〜」「はーい」

もうそんな時間か。ゲームは時間がすぐ過ぎるな。

「どうする？今日はお母さんと一緒に歩いていく？」

「いや、どうせなら1人で行くよ。お母さんは入学式が始まった時に来れば大丈夫だと思う」

「わかったよ」

よし〜もうそろ行きますかね。

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…ここの工事、気づかないうちに終わってるな。何が出来たんだろう？

｢これ落としましたよ？｣

あれ？僕なにか落としたっけ？

｢あ、ありがとうございます｣

ハンカチだった。

｢あなたも××中学ですか？｣

｢そうだよ、制服を見る限り…君もかな？｣

女性の制服…前に制服貰う時に少し見ただけだけど、意外と覚えているものだな。

｢そうです、もしかしたら隣の席だったりして｣

｢あはは、もしそうだったら面白いね｣

…スベったな。

｢それじゃあ私はお先に｣

｢わかった、またね｣