テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
なんだか懐かしくて、ちょっぴり悲しい。台詞を一言も忘れることのない物語は、ここからだった。
「ねーねー!ここどこなのー?」
ルララ「そうね~…ま、簡単に言えば
あなたのいる世界じゃない世界みたいなとこかしら。」
「わたしのいるせかいじゃないせかい‥」
ルララ「あなたも、いずれ分かるわよ」
ルララはわたしの知らないこといっぱい教えてくれて、昼なのに星がいっぱいのところも、水なのに歩けるところも、たくさん連れてってくれたんだ。
「応援団?」
アリ「はいっ!われわれ、頑張る人を一生懸命応援する虫達なのであります!」
森を越えたら、むらってとこについた。
ルララ「私達、魔女の城を探してるの。なにか知らない?」
「知らない?」
アリ「このむらを歩いたあと、海の向こうに、魔女の城がありますよ!」
「ありがとう!ルララ、行こう!」
ダンゴムシ「お待ちください!腹が減っては戦は出来ぬというので‥こちらを!」
「うわあっ!おかさなに、とうもころしに、おくにに!」
ルララ「おさかなにとうもろこしにおにくね。」
早口言葉のつもりだったんだけど、
ぜんぶちがったみたい。
「むぐっ、もぐもぐ…」
カマキリ「美味しくいただけたみたいでよかったです!」
ルララ「この雰囲気、私、やっぱり好き。」
「え?わたしはさっきの星空とか、そういうのがきれいだなとは思ったけど、」
ルララ「それもきれいだけどね、こういう、暖かい家みたいなのが、幸せなのよ。」
ルララは時々変なことをいう。
ルララ「よし、出発」
「うん!」
アリ「ボートがあるので、それを!」
ルララ「ありがとう。」
むらをちょっと歩いて、海が見えて、
奥には黒い城があった。
「…」
ルララ「…怖い?」
「ううん。こわく、ない。」
なんだろう、怖いのに、
わたし、うそつきそう。
私、怖いのに、なんか、ルララの前だと、嘘、ついちゃうかもな」
やっぱり空は青くて、海にうつる
雲は梯子のようで。あの蝶に、
また会えるとしたら、私は、何て言うんだろうな。
コメント
1件

明日は4時半に投稿予定です!ぜひ!ご覧ください🙇